九字の切り方
これは九字の呪文を切ると称し、邪気をはらう護身の秘法である。
まず、北に向かって汚れた息を吐き、次に東を向いて清浄な空気を吸い込むことから始まる。 これを3回にわたってくり返す。その後36回にわたり歯をカチカチと噛みならし、
臍下丹田に充実した力を入れつつ一線、一字を書きながら、印を結んでいくというものである。 (まじない完全マニュアル 国書刊行会より抜粋)
もともとは、中国でうまれたものですが、修験道、陰陽道、さらに密教においても
用いられ、隠密、忍びの者の間にも用いられていたので、テレビでも見た事がある
と思います。
|
まず、九字とは『臨・りん、兵・ぴょう、闘・とう、者・しゃ、皆・かい、
陣・じん、列・れつ、在・ざい、前・ぜん』からなります。
|
|
 |
両手の人さし指を立て、他の指は全て内側に組み金剛針印を
結んで口で臨と唱えます。 |
両手の親指と人さし指を立て、中指を人さし指にからませ
大金剛針印を結んで兵と唱えます。
|
両手の親指・薬指・小指を立て、中指を人さし指にからみ伏せる
外獅子印を結んで闘と唱えます。 |
両手の親指、人さし指、小指を立て、中指を薬指にからませる
内獅印を結んで者と唱えます。 |
| 両手の全指を外側で組む外縛印を結び皆と唱えます。 |
| 両手の全指を内側に組む内縛印を結び陣と唱えます。 |
左手の人さし指を立て、右手で握り込む智拳印を結び列と唱え
ます。 |
| 両手の親指と人さし指で円を描く日輪印を結んで在と唱えます |
左手 を 軽 く握り 右手でこれを覆う宝ビョウ印を結んで 前 と
唱えます。 |
これらの九字の手印を行ってのち
悪魔降伏 怨敵退散
七難速滅 七復速生 秘
(あくまこうふく おんてきたいさん しちなんそくめつ しちふくそくしょう ひ)
と唱えて印明を終わります。
そして最後に刀印を結び、四縦五横の直線を空中に描き、一切の災禍を除き、自身の守護を祈願します。

全てを終えたのち、右手に持った刀を、左手の鞘に納める形をとって終了です。
よくテレビでは、この簡略法を見かけます。
簡略法としては、右手の刀印をもって縦横に線をきるだけのものです
片手の刀印とは、ジャンケンの時のチョキの中指と人さし指がくっついた形です。

上の図は空を切る順番です。
・
御ふだを自分で書いてみたり、何か特別なおまじないをする前に九字を切った場合、
最後には九字を解いておかなければいけません。
その場合は
-オン キリキャラ ハラハラ フタラン バソツ ソワカ-
もしくわ-オン バザラ トシコク-と唱えます。
|