キリーク
梵字とは、もともと古代インドの文字として発展したもので、六世紀
半ば、中国を経て日本に伝わって来たと言われています。
梵語(サンスクリット)を、表記する為に用いる字体で、梵字悉曇
(しったん)とも言われています。

まず
紀元前250年頃のアショーカ王の時代のブラ−フミ−文字を起源と
し、4世紀頃グプタ文字が誕生しました。
のち6世紀頃に悉曇文字がグプタ文字から派生したとされています。

7世紀頃ナーガリー文字がグプタ文字の系統から誕生、10世紀頃デー
ワ・ナーガリー
文字が誕生、現在デーワ・ナーガリー文字がサンスク
リット刊行・出版される本などで使われているとされています。

このブラ−フミ−文字から派生した悉曇文字が、日本・中国に伝わっ
たのですが、現在頻繁に人々が目にするのは日本だけではないかと言
われています。

(2005年、佛教大学アジア宗教文化情報研究所公開講演会にて
梵語(サンスクリット)の講議の資料から〜)---------------

イラン高原からインド亜大陸に侵入したアールヤ人は、紀元前
1500年頃までにインド中央部に定住した。
アールヤ人は先住のドラヴィダ系諸民族(現在のタミル人など)
を周辺部に駆逐し、自らの聖典『リグ・ヴェーダ』を作成し、や
がてインドの基準言語であるサンスクリットを形成した。 また
西方に向かったア−リヤ人はヨーロッパ系言語の粗となるギリシ
ャ=ラテン語を形成した。 梵語とヨーロッパ諸語は縁戚関係に
ある」
また
「インドの歴史を通じて梵語は日常会話に使われることが無い文
章語であった。 梵語から派生した俗語が日常的に用いられた。」
そうです、また
「スリランカの仏教聖典に用いられたパーリ−語、中央アジア出
土仏典のガンダーラ語など。ブッダ自身がいかなる言葉を話した
かは不明。学者は仮にそれをマガダ語と呼んでいる」
(ココまでサンスクリット資料抜粋)---------------------

悉曇(しったん)文字・・・梵字
悉曇とはsiddham(シッダン)の音写語で「完成した」「成就した」
等を意味するそうです。
インドの写本では本文の冒頭に先立って書かれたとのこと。
中国ではサンスクリットを梵語、サンスクリットを筆記する文字・書
体を悉曇と呼んで区別したそうで、日本ではサンスクリットに関する
ものすべてを悉曇と呼んでいるそうです。

ようは音を表記する文字となるのですが、梵字表において五十、五十
一字が基本となる母字と言われていますが、何故、文字数が違うのか
・・・・私にはワカリマセン。。。。
梵字を掲載するにあたり、厄介な事があります、字数でもそうですが
マントラにおいても、一つではありません。
教典の違い、宗派の違い、叉は伝達される方がお付きになられてる阿
闍梨さまの違い・・・
悉曇文字の中においても流派があり、字形が違います(異体字)

そこの処を御理解頂いた上で、このページを御観覧下さい。

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悉曇(しったん)には字相.字義がある。
字相として悉曇を用いる場合は、世間の文字となる。
字義として悉曇を用いると、世間の陀羅尼(だらに)の文字となる。
この陀羅尼とは、一字の中に無量の教えを説き、一声の中に無量の功
徳を含んでいると解釈する。

一字の中に諸仏の功徳を含ませたのである、この一文字を「種子」と
呼ぶ。
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今、このサイトで取り上げているのは、正確には種子と言います。
種子(しゅじ)=1字をもって各尊をあらわす象徴的な梵字。
基本的には、字1文字をあてて、主尊を象徴しますが、1文字に一つとは
限らず、宗派、経典などの違いによっても変わってきます。

掘り下げれば、掘り下げる程、奥の深いものですが、ここは、梵字の
もつ美しさを、ど〜にか表していけたらと思って作りました。
美しさと表現するのはおかしいかもしれませんね? でもそう感じてし
まうのです。

少しでも判りやすく?する為にページを作りました。
 ●説明ページ

十二支でみる守り本尊
!-守り本尊をみる場合は旧暦でみます-!
年の変わり目が1ヶ月は違ってきます
日本の暦を見ると節分説が多く
中国風水では2月5日が旧正月となっています。
愛読風水書では1/22あたり・・・・

ーどちらの年になるか判らない方へー
こちらのサイトで簡単に調べられます。

・子=ね
・丑=うし
・寅=とら
・卯=う
・辰=たつ
・巳=み
・午=うま
・未=ひつじ
大日如来
・申=さる
・酉=とり
・戌=いぬ
・亥=い
梵字の目次
現在あらかるとページ等手直ししています。
一部の派に片寄っていたのでもうちょっと
シンプルで見やすくするつもりです。
参考文献
ー梵字手帳ー
木耳社
ー梵字必携ー
朱鷺書房
梵字悉曇ー
朱鷺書房
ーやさしい梵字仏ー
知道出版
ー密教の本ー
学研
ー梵字でみる密教ー
大法輪閣
ー密教仏像図典ー
人文書院
ー仏像図典ー
吉川弘文館