3年ほど前に小学校の同窓会で長良川の鵜飼を見た。毎年やっている同窓会だが、今年は6月半ばに長野県に住む仲間の手配で、信州で落ち合うことになった。同窓生は2クラス110人くらいだったが、信州へは22人集まるらしい。その呼びかけを見て、鵜飼の切り絵を作りたくなった。
夏休みに昆虫写真家今森光彦さんの切り紙作品展を見た。黒い紙をはさみで切り抜いて描き、しっかり額装されて、見ごたえのある作品群だった。昆虫の切り紙は模倣して子どもたちと楽しんでいるが、作品の全体は、鳥獣を切り抜いた黒一色の絵画だった。1900年代末の作品に比べ最近は着色した作品が多くなっているが、ボクは白黒の美しさに打たれた。 切り絵もかくありたいと思って、子どもの動きを黒一色で表してみたいと思った。(2011年8月)