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5月、年長組は金勝山に登る。みどり色の帽子をかぶったこれはぞう組の子どもたちだ。
「原始女性は太陽だった」と、差別されている女性の解放を呼びかけたのは平塚らいてうである。いま子どもたちはふもとの沼の主に怯えながら、沼の主の嫌いなピーマンを手に、険しい山道を登り切り、ようやく山頂に立った。「やったあ」という喜びを誰に伝えよう。子どもたちは声を限りに、「お母さーん」と叫ぶ。お母さんは太陽だ。子どもたちにとって、いつも太陽だ。子どもたちは太陽に向かって叫ぶ。
その眩しい、輝く子どもたちを描きたかった。拙い自分の技量がもどかしい。
この作品と、下の「人形劇”おおかみと7ひきのこやぎ”」を、この秋の日本きりえ美術展に出品する。ようやく出来上がってホッとしている。
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