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9月11日(金)晴れ
オレンジ(延長保育)とBabyのめろん組で”切り紙”あそびをやってみると、とてもノリがよかったので、朝の自由あそびの時間に、年長組の部屋でやりたい子だけでやってみることにした。
10日、まずくま組でやった。テーブルを三つ並べて取り囲んで始めたが、バスが到着するたびに客が増えて、先生がテーブルを増やしてくれた。
二人の切り紙作家のデザインを借りて、色上質紙にコピーした。ボクのオリジナルもある。簡単なものからかなり複雑な、難易度の高いものもある。みんなクワガタムシとか、カマキリとか、難しいものをやりたがるが、最初の子はチョウチョウ、白鳥など、形の簡単なものからやってもらった。
「ハサミを廻して切るんじゃないよ。回すのは紙の方だよ」…夢中だから耳に入っているかどうか。
オレンジで何度かやっているくま組のゆうすけ君は最初からカマキリを選んだ。カマキリの触覚は1ミリ幅で5センチくらいの長さがある。しかも緩やかに湾曲した線を切らなければならない。彼はそれをきれいに切れただろう。ただ、二つ折りして二枚一緒に切るので、微妙に二枚がずれたのかも知れない。触覚の一本が千切れてしまった。
何ということだ。自信があっただけにショックだったらしく、ゆうすけ君はしくしく泣き出した。しばらく泣き止まない。そばに呼んで、細く長いところを切る時はそのそばをしっかり指で押さえて、指の反対側の線を切り、次に指を離さないで指側の線を切るんだ、と教えた。こんなことが教えられる子は、分かってこなしていかれる。
11日はぞう組に行った。ここも大勢参加して、みんな夢中だった。途中で担任は職員の打ち合わせに抜けたが、戻ってきてもだれも交替していなかった。こうき君はボクのとなりに座って、陽気にはしゃぎながら、次々と切り抜いて行く。「もうちょっと、線の通り丁寧に切りなよ。少し雑だぞ」
「いいんだ。雑でもいいんだ」
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