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10月1日(木)曇り?
きのうからの雨は、小さい組の畑にとって慈雨となった。小雨の中ですみれ組、たんぽぽ組に続いて、なのはな組、ちゅうりっぷ組の赤カブ(はつかだいこん)も芽を出した。「芽が出たよ」と子どもに教えられた。
ひよこ組だけズルイ、と年少組の先生に言われて連休にも一人で畑づくりをした。年少組はクラスごとに日を追って赤カブとコマツナの種をまいた。
当然そうなると思っていたが、年中組も畑はやりたい。秋播きの期限が迫っているので、五日の日曜日も一日畑づくりをした。お父さんたちに作ってもらった南側の花壇があるので、畑づくりは簡単だ。一応腐葉土や培養土を追加して、クラス二本ずつの畝を作った。年中組は赤カブと白い普通のカブの種を播いた。少し深く播いたかもしれないので、発芽が心配だ。
最初に種を播いたひよこ組の小カブはずいぶん成長した。きのう運動会の総練習が雨で延びたので、急きょ菜をすぐって、味噌汁を作ることにした。間引く意味を教えるのは難しい。「菜っ葉をとって、おいしいスープを作るよ」と先生が言って、はだしで畑に行く。
密集しているところから指先でつまんで間引くといった芸当は無理で、無造作に抜き取る。無邪気なこうすけ君はみんながためらっている中、じゃんじゃん抜く。「もういいよ。こうちゃん、ありがとう」と言われてしまった。ボールにいっぱい採ったが、後になって考えると少な過ぎた。
部屋に戻って、卓上コンロで味噌汁を作った。自宅で「総練習延期」の電話をもらって、すぐにダシをとった。煮干しと鰹節をたっぷり使った。熱いままクルマで「その」まで運んだ。
みんな変わったことには興味律々だから、椅子に座らせて火に近づけないのが一苦労だ。
15のお椀を並べ、すぐり菜を箸で少しずつ入れて、それから味噌汁を注ぐ。「熱そうだから、ほんの少しずつね」と先生に言われてそのようにした。
最初、おじさんが味見をする。ボクは、「フーフー、フーフー」と大げさに冷まして食べた。子どもたちも上手に息を吹きかけて冷ましてから食べる。
「お代わり」「お代わり」…全員がお代わりをした。すぐり菜はやわらかく、癖がなくて、ほんとうにおいしい。菜っ葉がなくなってみそ汁だけになってもお代わりが続いた。
年少組や年中組のときは、外でかまどに火を燃やし、大釜で炊いた方が楽しいかもしれない。今から育つのが楽しみだ。ひよこ組の畑も、もっともっと間引きをしなければならないので、今度はアゲを入れて煮びたしにしようかな。
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