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2月14日(土)晴れ
きょうは作品展に参加するミニ・きりえ展の準備で終日忙しかった。夕方、郵便ポストを開けると、土曜日で手紙を書く暇もなかったのだろう。わずか数通の手紙の中に、よしのり君はじめらいおん組の3人から「きのうはどろけいをやってくれてありがとうございました」と、丁重な礼状が入っていた。
どろけいは面白かったが、いささか疲れた。
手紙ごっこで、よしのり君から「どろけいをしてください」と、丁寧なお誘いをもらったのは1月下旬だった。「いいよ。やろうね」といったその場限りの返事を書いたかもしれない。
「どろけいは27にちにやります」と一方的な通告の手紙を開いたのは、その日の夕方だった。それからしばらくして、またよしのり君から、
「そつえんするまでに、どろけいができなかったら、どうするんですか」と、催促がきた。
もう観念するしかない。「13にちのきゅうしょくのあとはどうですか。やらせんせいがいいといったら…」
「やらせんせいはいいといいました。では、よびにいきます」と、いつもの丁寧語で返事が来た。
話は違うが、らいおん組のなつきちゃんが家で書いてきた手紙をくれた。「いえでかいたてがみをありがとう」と返事をすると、
「いえでかいたって、どうしてわかったの?」と聞いてきた。それに、
「だって、かみのおおきさがちがうし、せんがえんぴつでかいたあったから、わかったよ」と答えると、なつきちゃんの返事は、
「それってすごいことだよね」と、一行書かれている。
やりとりの内容は簡単な事柄だが、しかし、この手紙の往復は、文字の力を借りて時間と空間を超えた心の通い合いなのだ。
さて、給食を終えたらいおん組の子どもたちが迎えにきた。10人余りでアスレチックに集合する。「どうやって泥棒と警官をきめるの?」
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