どの子もソーラン節のフリをしているが、わずかにタイミングがずれている。ラインダンスのように一糸乱れず踊る必要はない。 ソーラン節の練習に先立って、深野園長が子どもたちに語りかける。「ソーラン節は、魚を獲る漁師の踊りなんだよ。海は荒れるときもある。小さな船は大揺れに揺れるときもある…」 海に負けず、海とともに生きる北の国の漁師たち。力強く生きる漁師の踊りなのだ。 子どもたちは、その心を子どもなりにつかんで踊る。動きは不ぞろいでも、みんなの意気が、運動会で見る人の目頭を熱くさせる。