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幼児は依存しながら自立する。
安心な母の胸があるからこそ、大胆に保育園や幼稚園で一日を過ごすことができる。 「せかいにパーレただひとり」という絵本がある。ある朝、目がさめると街には人っ子一人いない。
…そんな恐ろしい孤独を予想したら、非力な幼児は外へ向かって出て行くことはできないだろう。
家に帰れば大好きなお母さんが待っているという安心感、見通しがあるから、子どもたちは手を振って親と別れることができるのだ。
園へ来てからも、大勢の友だち、大勢のおとなたち、子どもなりに気苦労はあるだろう。両手を広げて、丸ごと自分を受け入れてくれる、やさしい先生がいて、子どもは大胆に友だちの中へ入っていくことができる。
先生を友だちのように呼んでも、先生が先生であることは百も承知だ。安心して甘えながら、大きくはばたきたまえ。
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