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今日のひとこと 2004年12月13日(月曜日)北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんの遺骨とされていた骨が他人のものであるとの鑑定結果が出ました。さらに松木薫さんの遺骨とされていたものから松木さんとは関係ない4人分のDNAが検出されています。 この問題の流れを簡単に振り返っておくと、2002年9月の日朝首脳会談の席で金正日総書記が拉致の事実を認めたものの、死亡しているとの発表に多くの矛盾点が見つかり、実に杜撰な調査報告であったことが発覚したのでした。日本側は即刻150項目にも及ぶ疑問点を示し、再調査を要求したのですが1年以上もなしのつぶてで放置され、今年5月の小泉首相の再訪朝においてやっと金正日自身の口から再調査を約束する言質を取り付けたのです。その結果がまたまた嘘っぱちだったのです。これはもう話し合いなどで解決するのは不可能と判断するのが常識でありましょう。ただちに貿易と送金を停止し、北朝鮮船の日本の入港を禁止すべきです。 ところが日本政府の対応はおよび腰です。この期に及んでまだ話し合いでの解決などと言っています。騙されていたのに怒りもしないでまともな交渉ができるのでしょうか。日本は武力行使してこないと北朝鮮は高を括っています。確かに憲法上の制約もあり日本が武力行使することはありえません。だからこそ日本が手にしている唯一の圧力のカードである経済制裁を使わなければならないのです。少なくともそのそぶりを見せなくてはなりません。 より効果的に使うにはサプライズを伴わせなければなりません。本当は今月8日、細田官房長官が鑑定結果を公表したときに貿易と送金を停止すること、そして北朝鮮の船舶の入港を禁止すると発表すべきでした。1週間が経過しようとしている今となってはタイミングを失ったと思います。がしかし、今からでも遅くありません。ただちに貿易と送金を停止し、北朝鮮船の日本の入港を禁止すべきです。 自民党の拉致問題対策チームをはじめ経済制裁を求める発言が相次いでいますけれども、本気で腹を括っている人は残念ながらいないように思われます。今年5月の首脳会談時に約束した人道援助による食糧支援の凍結なんてことをいっていますが、それは問題を矮小化してしまうものです。日本国民を拉致し、外交ルートで問題解決を図ろうとする日本政府の努力を無にしたのは北朝鮮側です。きちんと対応しないと不利益を被るのだということを明確に伝えるためには、貿易と送金の停止と船舶の入港禁止こそ取るべき手であって、食糧援助は関係を絶たないために残しておくべきだと思います。 小泉さんは詭弁を弄してイラクへの自衛隊派遣延長を決めました。それはそれは凄まじい執念としか言いようがありません。せめてその半分でも良いですから拉致被害者の救出に力を注いでもらえないものでしょうか。拉致問題を全面解決することこそ小泉さんがやりたがっている日朝国交正常化を早期に成し遂げる唯一の道なのです。そこのところをよく考えていただきたい。拉致していった日本国民を即刻解放せよと要求することが国交正常化の障害になるとは思えません。
今日のひとこと 2002年9月17日
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