今日のひとこと 2002年12月20日(金曜日)
韓国の大統領選挙は盧武鉉(ノ・ムヒョン)さんが当選しました。1946年生まれといいますから皇民化教育を受けていないはじめての大統領の誕生ということになります。 「三金時代」と言われた前大統領の金泳三(キム・ヨンサン)さん、現大統領の金大中(キム・デジュン)さん、元首相の金鐘秘(キム・ジョンビル)さんの3人の金さんは皇民化教育を受けていますので日本語が話せました。表舞台では通訳をはさんでのやり取りをみせていましたが、首脳同士のやり取りでは通訳の要らない日本語で互いの主張をぶつけ合うこともあったといいます。それだけに「根回し」や「寝業」など日本の政治家が得意とする阿吽の呼吸で問題解決に当ったこともあるのだそうです。 しかし盧さんはそういうこととは無縁の人です。しかも日本の政界との人脈も細く、日本側は来年2月の大統領就任前にも可能な限り接触し、早期に首脳会談を設定すべく動き出しているといいます。日本にとっても韓国にとっても重要な二国間関係なのですから、早急に首脳会談を実現し、両国関係を前進させてもらいたいと思います。
「根回し」や「寝業」が通用しないかもしれないという心配を日本側がしているというのですが、それこそが日本の問題でありましょう。論理の応酬によって相互理解を深める、そいう成熟した関係に移行する時期に来ているのではないでしょうか。言うべきは言い、聞くべきは聞いて古い問題はさっさと解決すべきです。「韓国・中国にいつまでおもねているのだ」という不満が日本国内にはありますが、それは日本がはっきりものを言わないからです。良いものは良い、悪いものは悪い。謝罪すべきは謝罪する。そいうメリハリの利いた対応をしていく必要があります。特に「謝罪すべきは謝罪する」が要でしょう。グチグチグチグチ言わないで謝罪するなら謝罪するでスパッと謝って、気持ち良く付き合いを続けられるようにすべきです。
私がチェックしたところでは日韓関係の具体的な問題に注文を付けた日本の新聞は見当たりませんでした。なぜなんでしょうね。懸案がないわけではありません。むしろ解決しなければならない問題は山積しています。どのような課題が日韓の間にあるのかを整理しておくぐらいはしてあっても良かったように思います。「言うべきは言い、聞くべきは聞く」という姿勢を失わないことが、未来指向の日韓関係強化という1998年の金大中大統領の訪日時に確認された方向性をカタチあるものにして行く第一歩のはずです。
そこで、私が注文を付けさせてもらうとするならば、盧武鉉さんには「竹島問題」を解決してもらいたいと思います。 どこをどう突ついても日本領に間違いのない竹島を不当に占拠していては、正常な二国間関係など築けません。韓国初代大統領の李承晩(イ・スンマン)さんが戦後のドサクサに紛れて突如韓国領であると宣言し、反日政策の象徴としたことがこの問題の真相です。以来、韓国の歴代政権は反日感情を煽ることで国内をまとめ上げ、自らの政権の求心力としてきました。そんなアンフェアなことはもうやめるべきです。韓国は国民の努力により国際社会で重要な位置を占めるようになりました。経済的にも世界シェアナンバーワンの製品をいくつも持つようになっています。つまり、もう子供じゃないんです。歴史を歪曲するなと主張する韓国であるならば、自分たちの先人の過ちを改める潔さを持っていると私は信じたいです。
と同時に、日本政府もこの問題に関しては中途半端な対応をすべきではありません。韓国に対して誤ったサインを出すことになってしまうからです。過去の対応の不味さが今日まで問題の解決を長引かせていることを反省する必要があります。
●Dokdo is not Korean territory. The island is the Japanese territory where it is called Takeshima. It is decide by Treaty of San Francisco.
⇒Article by Korean about Takeshima(Dokdo)
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