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気になるお言葉

正伝、外伝に関わらず以前に読んだ巻は覚えていないので、再読するまでは除外します(笑)
外伝の10巻から16巻は読んだばかりなので追加します。
正伝1巻〜65巻と、及び外伝2巻〜9巻は霧の彼方、既に覚えていません(T_T)
ざっと見て、これはと想うのがあれば追加します。
目標!、1巻、一言葉を目指します。

 
ヴァレリウス
正伝25巻「パロのワルツ」 p.212
「そりゃ、太子さまは、いまや全中原、全魔道師の注目するところですもの。世界でただ一人、ノスフェラスの秘密を知る男! この大宇宙の黄金律のカギは、いまや太子さまともう一人ににぎられているのです。少しでも世界照察の能力のあるものは、もうずっとそのことしか考えておりません」
「もう一人?」
「ええ。一頭の豹にね。北の豹と南の鷹」
グインを狙っているのは、グラチウス、ヤンダル・ゾック、また、外伝『七人の魔道師』にあるように、数多の魔道師が狙っている。
しかし、実際にスカールに目を付けた魔道師は、グラチウスしかしない。
しかも、グラチウスとて自分の正体が判らないようにして接近している。
スカールにとっては、ナリス、ヴァレリウス、レムスだろうがグラチウス、ヤンダル・ゾックだろうが要求は飲まない。
もっとも、グラチウス、ヤンダル・ゾックあたりに狙われると、そう簡単にははねつけるのは難しい。

それにしても「北の豹と南の鷹」とは、グイン・サーガの中でも一、二を争う名言である。
 
カメロン
正伝47巻「アムネリスの婚約」 p.250
愛している。愛している――この言葉すべての誓いをこめて、俺の一生はお前にやったのだ。――俺はお前のためにだけ生きるだろう
私が「アムネリスの婚約」を読んだのは初版(1995/04/10)で既に5年前になるのでこの言葉自体は全く覚えていませんでした。
しかし、記憶のどこかにこの言葉があったのかも知れません。
なぜなら、この台詞とほとんど同じ事を私は今年(2000年)に云いました。

もちろん、女性にですよ^^;

ちなみに、全文は以下の通りです。
イシュト――愛している。愛している――この言葉すべての誓いをこめて、俺の一生はお前にやったのだ。――俺はお前のためにだけ生きるだろう……お前を守り、お前のためにたたかい、そしてお前を守るためにたたかい――
 
アルド・ナリス
正伝63巻「時の潮」 p.48
リギア、私には、不手際と愚かしさと見苦しさほど巨大な罪悪はないと思われるんだよ。それにくらべたら悪徳など何ひとつ罪悪でさえありはしない。この世でもっとも許しがたいのは、不手際と愚かしさとそして見苦しさ、ただそれだけだ。そういう脳味噌など持ち合わせていない連中は、地上からすべて消え去ってしまうべきだよ
この言葉が好きというわけではありません。
どちらかといえば、あまりにも人間を見下した言い方に思えて好きではないのです。
何故、ここにあげたかというと作者があとがきで同じ事を云っているからです。
 
アルド・ナリス
正伝66巻「黒太子の秘密」 p.279〜280
帰ってきたのだ。――カリナエに。喜べ、ドールの犬ども――吠えるがいい、ヤーンの馬車を引く山羊どもよ。いよいよ運命のはじまりだ。クリスタル大公がクリスタルに戻ったのだ――まもなく、最後の宴がはじまるぞ……
この言葉をのたまうナリスの顔を見たいのは是非もない。
今、何故にナリスはに王座を望む。
はたして本当にレムスを倒しパロの覇権を掴もうというのか。
この時点で、謀反を実行しても成功する確率が低いのは本人も認識している。
それは、死を望むからか・・・はたまた、パロの将来を憂えてのことか。
 
カメロン
正伝67巻「風の挽歌」 p.172
ヤーンは与えたまい、また奪いたまう。ヤーンは巡り合わせ、またひきさき給う。人生とは、別離と邂逅のつきせぬくりかえしなのだ。そうでしょう、グイン将軍。
くぅっー、さすがカメロン。
トーラスのオロの死に際をゴダロ一家に伝えるグインへ突如登場し話しかける。
これは、また、自分とグイン、カメロンとイシュトのことを指している様にも思えます。
何もかも承知の上ですね、カメロン。
 
グイン
正伝68巻「豹頭将軍の帰還」 p.108〜109
……ご心配はいらない、姫。ともかくも、サイロンに戻って、父上を安心させてあげよう。その上で、もしどうしても、やはりもう御自分はサイロンに、黒曜宮にいることはできない、と思われたら、そのとき、お父上にお別れを申し上げて、俺とともに旅立とう。そのときには俺は姫にお供して、姫のご希望の安息の地へ姫をお守りしてゆき、そしていつまでも姫をお守りして暮らすつもりだ
グイン、、、それは本心でしょうか。
決して、駄々をこねるシルヴィアをなだめすかすための言葉では無いのですね。
きっと、自然に出た言葉なのでしょう。
グイン、貴方は優しい強い戦士です。
この言葉はシルヴィアをどれほど安心させたか。
……なのに、どうして、数年後には、「七人の魔道師」の様な状態になるのです。
一体、二人の間には何が起こったというのです。
 
グイン
外伝1巻「七人の魔道師」 p.361
そして、イェライシャ、俺は美しい、俺を想ってくれるし俺と並んで戦うこともできる女をひとり、今度こそ手に入れたぞ――どうやらその女は俺の豹頭も厭がりはせぬようだ
良かったね、グイン。って、ちょっと待った!!
「今度こそ手に入れたぞ」とは、結局、シルヴィアの心を開くことは出来なかったの(T_T)
世界にもまれにみる度量と知恵と包容力、そして人望がありながら女性ひとりを幸福に出来なかった、と。
アムネリスさえ、最後はグインを認めるまで変えたのに・・・。
何故なのでしょう。あれほど、ふたりは打ち解けたように見えたのに、やはり誘拐は二人の間にどうにもならない深くて暗い川を創り出した。
今まで女性に好まれ様が嫌われようが、意に介していない様に見えましたが、結構、気にしていたのですね。
 

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