●魔道
何故、パロはここまで魔道が強いのか。
そして、何故、他国は魔道に力を注がないのか?
これについては、これまでも多くの人達が述べている。
お国柄が合わない、国民性にそぐわない、と。
パロは三千年の昔から魔道の研究にいそしんでいると。
しかし、それらと国の安全維持は別とは上層部は考えないのか。
魔道は既にこの世界では何千年、何万年前から存在していると思われる。
それにもかかわらず、29巻「闇の司祭」p107に
『ゴーラ三国中では、新興モンゴールがいちばん、魔道士に重い地位をあたえてめしかかえていた』
とある。
ユラニアやクムはモンゴールより魔道に力を入れていない?
本当にそうなのか。
ケイロニアにしたところで、外伝1巻「七人の魔道師」にも、あるようにケイロニア魔道師部隊は、怪異現象にオロオロしているだけのようである。
アルゴス、沿海州諸国にいたっては、魔道の魔も持ちうることはないようである。
パロと諸外国の魔道の差がありすぎる。
ある意味では、魔道はこの世界に於いて、核並の威力がある。
いざとなったら魔道で、ハイ終わり、では少々虫が良すぎる。
パロ復興戦、ジェニュアの戦いにおいて、タイラン・パロ占領軍司令官は魔道士により暗殺され、タイラン軍はあっさり崩壊している。
また、モンゴール独立戦争に於いて、ナリスのアルノーへの言葉がある。
「どうしてもメンティウスがおじけづいて立たぬなら、トーラスのクム軍の総司令官をかたずけてしまうがいい」
各国の重要人物が簡単に消せる状況なら、パロに逆らうなど無理、怖ろしくて服従あるのみ。
その割には、パロは過去に何度も征服されているなあ(笑)