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G加藤が見た「百の大典」

 
いざ、九段会館へ
2005年4月9日(土)、東京地方は朝から晴れ渡りお花見日に最高、まさに春爛漫。
地下鉄の九段下駅に到着して地上に出るとすぐ目の前に九段会館がありました。
自宅からここまでの所要時間30分、まあ悪くない。

11時15分、待つのも嫌なので近くをブラブラ散歩後にマックで休憩。
12時近くになると、「もう、行った方が好いんじゃないの?」とせかされ、 12時15分位に再度、九段会館へ。
近づくと何やら人の行列が九段会館から地下鉄駅入り口を超えて伸びています。
その数ざっと3、400人くらい。 (何これ? まさかね)と、ちょっと嫌な予感を持ちながら行列に近づくと 中間にいる男性の手に「百の大典」の文字が入り、(こんな後ろに並ぶのかよ〜) と思わずブータレてしまいました。
人々は皆礼儀正しく並んでいます。
通り過ぎ行く人々はこれは何かしら、と 振り返ります。土曜、花見、各種イベントで道行く通りは混雑、後ろの方で、 スタッフが盛んに「2列に並んで詰めてください」と叫ぶ声が響き渡ります。
12時30分になると「開門!開門!」と列は動き出し、人々は九段会館の中へ。 早川書房の社員の内、割と若手から中堅にかけてのスタッフの方々は、 鎧もどきの格好をして人々の整理と受付をしている姿が微笑ましかったです

また、行列
入り口でグインサーガの紙袋を渡されました。
これはちょっとグインファンとしては嬉しかったです。 89巻「 夢魔の王子」表紙のグインが、一方には96巻「豹頭王の行方」表紙の リンダがドーーンと超アップが素敵。 紙袋の中にはグインサーガのポストカードとかが入っていました。
さて、入場券と引換えに紙袋を受け取り会場内に突入し、適当に前方よりの 空いている席をゲットして座るのもつかの間、隣の人に通路に並んでいる 行列はなんですかね、と尋ねると、特別カバー版の即売ですよ、とのこと。 これは手に入れなくてはイカンと直ぐに通路に出て最後尾に並ぶものの、 列は2階へと続いており、上から折り返している1階の私はの列はなかなか進みません。

待つ間、後ろの女性に50巻イベントとの時の話を伺い、参加したことの無い私は ふーん、ふーんと当時のイベントに思いをよせるも時は刻々と過ぎていき 12時50分頃、(こりゃ、開演前に買うのは無理っぽいね)と思っていると、 案の定、間もなくスタッフの方から開演前の販売は一旦打ち切り、整理券を お渡しします、2回の休憩時間があるのでその時に整理券の番号順で販売致しますとの、 お知らせがあり、黄色い整理券を配り始めたものの50枚の整理券はすぐに無くなりました。
私は整理券を配っているまん前にいました。
スタッフの方が「次の整理券を用意して」 と叫ぶと、やがて鎧姿のスタッフが伝令の如く整理券を手に握り締め走ってきます。 しかし、私も気づかなかったのですが、2階に伸びている行列は実は100人以上いたのです。 やがて整理券は紙の切れ端に数字の殴り書きだけの簡単なものとなり、 鎧姿のスタッフが10枚、20枚と整理券を手に走り回ること数度、やっと私も 整理券を手にしました。172、、、ふ〜ん。

会場内はほぼ満席の様に見えますが、主催者でない限り正確な参加者数は判りません。
ホールは1階に614席、2階は168席、3階は330席ですが、3階は入っていたのかは不明。 とにかく老若男女のグインサーガファンがここに一堂に集まっており、 きっとこの中にはネットではお話したことある人もいると思うと感慨深いです。
ファンの主力は30、40歳台と見た目にも明らか、私もその一人です。

開演
13時、今回のイベントは早川書房主催であるため早川社長のご挨拶から始まり、 礼を失わない程度に右の耳から左の耳へと聞き流しました。 まずは第一関門、突破!
グイン担当の編集者の方が総合司会者で進行し幕があがっていきます。

第一幕「対談:《グイン・サーガ》の魅力はどこにあるか?」
壇上の真ん中にはグインサーガの作者である栗本薫さんが、そして右手には 対談進行役の小谷真理さん、そして左手の机には高千穂遥さんが、、、いません。 遅れること15分、対談の流れに沿うように小谷さんの紹介で高千穂氏登場するものの、 むむむ、どう見ても遅刻か。
(※「遅刻では無く、途中入場は演出」との、ご指摘がありましたので訂正させていただきます。2005/5/30 G加藤)
対談の割合は、栗本薫さんが6、小谷さんが3、高千穂さんが1(G加藤の印象)で 淡々と進み、会場からはうなずきと時々笑いを誘う。
ファンは皆いたっておとなしく静かに拝聴しています。 ちょっと眠気がくるもののこれを撃退!
・早川書房と契約しており、隔月間発行は結構続くニュアンス。
・100巻の感想と聞かれても現在は103巻まで書き終えているので落ち着いている。
・外伝も進めている(GSONB掲載「鏡の国のグイン」の続編→まもなくSFMに掲載)
・その他いろいろ
やがて、時刻となり和やかに終了。
司会者から、次の休憩時間では混雑が予想されるため、即売中止し、次の座談会後の 少し長めの休憩時間の時と、イベント終了後に販売するとのお知らせがあり、しばし休憩。

座談会:《グイン・サーガ》を絵にするということ
14時頃、最初に進行役の田中光氏が登場。 私は田中さんを存じなく、プログラムブックによると早川SF文庫のイラストを 手がけているそうです。
次に加藤直之氏が拍手に迎えられながら登場、三番目に登場した天野喜孝氏は ご自分の席を通り過ぎ加藤氏の所まで行くも引換えし着席。 最後に、現在のグインサーガのイラスト担当している丹野忍氏が姿を現す。 若々しいです。二十台後半かと思いきや32歳とのこと。
三人そろい、田中さんの進行でまずグイン、グインサーガの女性、その他いろいろ。

加藤氏
・グインのイラスト参考モデルはアーノルド・シュワルツェネッガーが ボディビル界で活躍していた頃だそうです。
・最初は動物図鑑の豹を参考にした(確かに1巻の表紙は豹頭と言うより豹ですね)
・グインサーガ世界の構成にも興味がある、剣の柄等にも凝りました。
・10巻「死の婚礼」の表紙は出来れば描きなおしたい。

天野氏
・天野氏の最初に担当した20巻「サリアの娘」の表紙は1巻と同じく正面を向いたグイン ですが、この辺は加藤氏をある程度意識して描かれたそうです。
・26巻「白虹」の表紙のリンダは女神のイメージ
・アムネリスは可愛そう、というよりグインサーガに登場する女性は皆可哀想である。

丹野氏
・死ぬほどイラストが書きたい、と言うか今死ぬほど忙しい状態とのこと。
・グインを描くの好きです、楽しいです。
・時々、言語明瞭意味不明の言葉をのたまう、緊張しているのかな。

時間が押してきて無事終了。

特別カバー版を手に入れる
開演前に手に入れることが出来なかった人々の列で廊下にあっという間にいっぱい。
1〜50番の列、51〜100番の列、ここじゃないな、どこだ? 反対側にあるある。 101〜150番、151〜200番、、、おおっ、ここか、と並び、しばらくすると列が動き始め、 やっと手に入れました。オマケにやはり紙袋の中にあったのとは別のグインサーガの ポストカードが付いていました(歴代4人のイラスト)
気持ちも落ち着いたところで九段会館の入り口外まで出て一服。-y( ̄Д ̄)。oO○
すると途中で、スタッフの人に「間もなくコンサートが始まります。中にお入りください」 と、言われて再び会場内へ。

演奏会「ライブ!やります」
栗本さん、ここでは中島梓さんはピアノ、ヴォーカルの花木佐千子さん、 ベーシストの山下弘治さん、ドラムの岡田佳大さん。 残念ながら私は存じておりませんでした。
中島さんを除く他の3人の方々はフードをかぶり、そう魔道士の姿で演奏は始まりました。 この格好でやるの、と心配しましたが途中で全員フードを脱ぎ去りました、杞憂でした^^;
曲の合間に中島さんが曲について説明してくれます。拍手、拍手。
花木さんの迫力ある声にもかかわらず、睡魔に襲われる。これを撃退。
最後は『グイン・サーガ 炎の群像』より「DREAM AGAIN」で打ち上げ。

クイズ大会「G1(グイン・サーガ・クイズNo1)の栄光は誰の手に?」
最後は希望者によるクイズ大会。
司会者のクイズ説明後にまずは予選開始となり、 「それでは参加する方はご起立お願いします」と同時に、ザッとほぼ全員が起立しました。
(ほぉー、皆さんやる気満々なのね)と、私も立ち上がり参加しました。
1問、2問と問題は続き、この段階ではまだ脱落者は余りいません。
3問目「グインサーガの最初の台詞はレムスである。○か×」との司会者の質問。
心の中で(リンダ。ねえ、リンダ。じゃん、これじょーしき)と思っていると、 あにはからんや、かなり多くの人が間違え一気に減ってしまいました。 その状況をみて司会者は「これは引っ掛け問題だったでしょうか」に思わず私は (むむっ、陛下をないがしろにする奴、許さん)と、しょーもない自分。
よく覚えていませんが、5問目くらいの「ナリスが失ったのは左足である。○か×」で、 思いっきり○だ、と手を上げ、敢え無くここで予選敗退です。

決勝選には男性3人と女性2人で争われることになり、それぞれ壇上に上がり、 早押しクイズとなりました。
司会者「決勝第1問。なんとかなんとかは?」
解答者「……」
会場「……」
司会者「おおっと、誰も答えません。これは予想しておりませんでした。」
司会者「決勝第2問。なんとかなんとかは?」
解答者「……」
会場「……」
司会者「おおっと。問題が難しかったのでしょうか」
決勝戦は、難問奇問、メジャー、マイナーを含めかなり低い解答率で進んでいきました。
決勝選問題は私も全体として半分くらいしか判りませんでした。 特に近刊の内容に関する問題は全て全滅です。やはり、読まなくちゃ。
クイズ大会も無事終了し、参加者はそれぞれ賞品をゲット。拍手、拍手。
賞品はPSP、i-pod、デジカメ、ゲスト全員のサイン色紙、あとひとつは良く判りません^^;

終演
栗本さんの、ご挨拶、そしてグインサーガを影となり支えてきたこられた4人の方に 栗本さんから花束の贈呈。拍手、拍手。
「皆さん200巻の時にお会いしましょう」
ご本人、壇上、会場も笑い。

最後に
栗本さんが、グインサーガのこれからとして、
マリウスはさらに重要なキャラになる。
レムス陛下は中興の祖である。
それを聞いただけも参加した意義があったと、嬉しくなりました。

九段会館を出ると待ち人が。
(ごめんね)
 

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