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悪魔大祭・プレビュー

 
「悪魔大祭」を読まずして闇王朝を語ること無かれ!(うそよ、いっぱい語って)
短編です、30ページしかありません。
私はさほど感じませんでしたが、超マイナーな頽廃の時代を描いた作品です。
ストーリーが単調すぎるというのは、否定はしません。
しかし、、、しかしです。
登場人物はわずか3人、あとは登場人物はいないと云っても過言ではありません。
実質3人で一国の頽廃と悲劇の運命の物語を描いています。

吟遊詩人故に求める者、
この時代を王として生きさらなる望みを得ようとする者。

パロ闇王国の悲劇。
滅ぶべきしてパロ闇王朝は滅び去ったのか。

王が吟遊詩人に加える残酷な描写、これはグイン・サーガ正伝でアリストートスがカロンにする拷問に匹敵しあまり気持ちの良い物ではありません。


耽美と頽廃、そして怪奇の世界とのうちに物語はすすみ、
吟遊詩人は己と引き換えに己の望みの一端を垣間見、そして
いよいよドールが現れるという日に、王は自らの切望していた欲望の為に、
イシュタルテーを捧げる。
やがて現れる悪魔神。


青字は最後の2ページほどから抜粋)

”ゾフィーよ”。
 魔王はささやいた。
”われは探したぞ。喪われたお前、外宇宙より来る者、千年の寿命をもつ異形の女、あやしきこの世のことわりを体現するもの、美しき猫の王女ゾフィー、この世で誰よりもうるわしき獣よ。いでよ、此処に来よ。そなたにふさわしいのはひとの世ではない”




人はこの物語を耽美と頽廃、そして悲劇と呼びます。
国滅んで、多くの人が命を明日の希望を失い、絶望に陥るのですからそうなのでしょう。
いつか、穏やかな日々は訪れるのでしょうか。
人の欲望はいつの時代も尽きる事無くこの世を覆う。
しかし、私は信じています。

そして、、、そのたび、きっと、いつの日にか・・・。
笑うこと無かれ。

 

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