| グイン・サーガ キャラクタ辞典 |
| メイン・キャラ | サブ・キャラ | 印象キャラ | さえないキャラ |
| 準メイン・キャラ17人衆 |
| 黒字は登場した巻。 |
| アリストートス(男)19p14 19p20 |
| 占い師。通称はアリ。モルダニアのアリ(26p70)イシュトヴァーンの軍師。 母親はハンナ(60p218) 背はイシュトヴァーンの胸くらい。バサバサの赤毛、片目は白くにごってつぶれ、口はひっつれている。 ひどい反っ歯、ひたいははげあがり、猪首で手は長い.。 その日の仕事は次の日には決してもちこさないのが原則(35p110) グインも認める知能(44p38) 自称、もぐりであるが一級医療師(46p130) 小男で子供の頃の病気のため背骨が曲がった、片目を病気で失い、同じ病気で肌もただれたように黒く汚く、歯もなかば以上ぬけ、髪も申し訳ていどにしか残っていない(46p187) パロのど田舎の生まれ(53p101) 人間の性格や心理の弱点を遠慮えしゃくなく突き、それを利用し、ひとをおとしえる、という点においては妙を得ている(56p123) パロの古代機械のことをオーノから聞かされ興味を示すがそれ以上は引き出せず(56p184) あまり食事に執着するタイプではないので、仕事に熱中してしまうとまる一日食べるのも飲むのも忘れてしまうというよくないくせがあった(60p225) 平凡なモルダニアの貧しい村の、ことに貧しくさげすまされていた農家のせがれ、父親がわからない子供でそのため母親ともども村じゅうからつまはじきにされて子供の頃からひどく苛められて育った。苛められて石をぶつけられて崖からおとされて背骨をくじき、そこがこぶになってしまい、それが原因で成長がとまってしまい、そのためにますます世をすねるようになり、母親が病死したのをきっかけにモルダニアを出ていった(55p53) サイロン郊外で出会ったイシュトヴァーンを一目見て惹かれ、彼を王にせんと欲す。 ミルヴァ地方の赤い盗賊をまとめる作戦を練るあげる。 イシュトヴァーンがスカールを誘拐しようとして、傷を負い高熱を発して倒れた時、手厚い看病で救う。 アムネリスをクムから奪回するのに大いに貢献する。 《赤い盗賊》団の部下達から人望がある。 モンゴール幹部達にはその知識により、受けが良い モンゴール奪回戦争に参加 ヤヌスの戦いの戦功により、貴族に列し、参謀長に任命(33p99) トーラス奪回後、次々とモンゴール国と国民のための復興政策と打ち出し、モンゴール首脳陣の評価はあがる、特にマルス伯爵は心酔する(33p157) 元《赤い盗賊》を追放し、ミダの森で虐殺する。 モンゴールの実権を握る(36p144) 貫禄をつけようと口髭を伸ばす(39p77) シルヴィア皇女誘拐事件をめぐる対ユラニア戦争でモンゴール軍総司令官づき参謀長官に任命(39p257) タルー、ネリイと陰謀でアルセイスでのクム・ユラニア合同婚礼で「紅玉宮の惨劇」を引き起こす。 密かにタリク公子だけは助ける。 イシュトヴァーン暗殺容疑、ミダの森虐殺事件、リーロ惨殺事件、ゴダロ一家襲撃事件、カロン惨殺事件、等数々の悪行をイシュトヴァーンとカメロンに告発され、バイアで処刑される。 最後は蛙のように死す(60p279) 死体はオロイ湖に沈められた(?p?)(67p203)(69p234) 亡霊となって、イシュトヴァーン審問会での過去の罪状を暴く(69p234) 【茶目っ気】27p182 ・「お――お腹に、赤ちゃんが――いるかどうかには――どのようにして、みわけたら……よろしいのでしょうか……?」 「わけもないこと」 アリはへらへらとつけひげをひっぱった。 「十月と十日待つがよろしい。それだけたって子が生みおとされれば、はらんでおったのじゃよ」 (中略) 「そこへ、よこになるなさるがいい」 フロリーは両手を激しくもみしぼり、首をふった。 「私――じゃないのです。私の――ご主人様が……」 「そりゃあムリと云うものだ」 アリはまじめくさって、 「あんたを診て、あんたのご主人がはらんでいるかどうか、知るのは、これはちと、いかにわしが名医テクルゴスの再来といえども難しいな」 【こんなことありました】 ・アリはもっともらしくすりよって、アムネリスの手首をつかんだ。それから、手をのばしてまぶたの裏を見、口をあけさせて舌を調べた。 (中略) アリはそっとその胸にふれ、乳首を調べた。 「よろしうございます。――では、お腹を」 アムネリスはその場で、上衣のすそをもちあげようとする。アリはおしとどめ、向こうをむかせた。 そして前にかがみこんでいたが、ややあってアムネリスに服を治すようにいうと、おもむろに身をおこした。 「どうやら、お子はおられませぬ」 アリは重々しく云った。 「すべてそのきざしの出る場所をご無礼して調べさせて頂きました」(27p227) 【こんなこと云いました】 ・「うちの姫が、いやいやこれではまるでタルー殿下のようないいぐさだな(46p139)」 【こんなこと云われました】 ・「アレクサンドロスの再来の軍師アリストートスどの」マルス伯爵に(31p224) ・「アリストートス殿の頭脳こそ、モンゴールの宝」マルス伯爵に(35p98) ・「なんかあわれっぽいからよ。なんだか髭っていうよりゃ、ごみがくっついてるみてえだよ。 やめとけ、やめとけ。お前にゃ似合わねえや」イシュトヴァーンに(39p77) ・「モンゴールの誇る稀代の名軍師、アレクサンドロスの再来のお名も高い」グインに(42p131) ・「なんだかなあ、お前はだんだん、大仰に、もったいぶってしゃべる癖がついてきてるようだぜ。だんだんサイデンの阿呆に似てきてるんじゃねえか」イシュトヴァーンに(54p92) ・「想像もしたくねえが、きさま何かえんがちょなことをしたんじゃねえだろうな」イシュトヴァーンに(54p196) ・「どうやらアリストートスというやつはかなりの小物のようですからね」ヴァレリウスに(58p250) 【口癖】 ・「わたしの亡き母の名誉にかけて」(35p146) 【望み】 ・モンゴールを足がかりにゴーラを最初として全世界に覇を唱える(46p138) |
| ヴァレリウス(男)6p71 |
| 若いがすぐれた機略、軍師(6p71)参謀、卿。魔道士(10p209)魔道師(22p220) ナリスが二十歳の時には、一級魔道師(HB2p278) クリスタルの魔道師ギルドで、一級免許をもらった一級魔道師(22p221)(47p67)上級魔道師(32p241)(52p201) 軍事顧問参事官(25p175)参謀長(50p128)伯爵、副宰相(50p212)宰相(52p231)神聖パロ王国宰相(78p281)(80p211)パロ王国宰相(92p239)(126p157) サラミスのヴァレリウス(126p60)サラミス伯爵(126p134)サラエム伯爵(126p157) 魔道師ギルドのなかでは、多少アウトサイダーである上に、まだまったくの下っぱ(49p243) ギルドのナンバー10(73p71) 暗い灰色の瞳、グインより頭三つほど背が低い(22p222)リギアより背が低い(63p33)灰色の目(119p190) もしゃもしゃの黒髪(外7p19) 「剣を捧げたのはリヤ卿とリーナス様、ただお二人」(10p25) リーナスの股肱。悪党。自称、アレクサンドロスの申し子 偏屈でおタク(47p67)一番の得手は《気配の消去》(59p172) 気配隠しの術はヴァレリウスが修得している魔道の中でもっとも強力なもので、三大魔道師にさえ対抗できる自信と自負がある(71p194) 結界を張ること、気配を絶つことが最大の得意技、《閉じた空間》の術についても相当たけている(103p203) 防御より実際に強いのは攻撃の念、鍛えればいい魔道師になれる(103p234) ずいぶんと、ギルドのおきてのそむいているので、力をひそかにたくわえることもできた(103p235) 孤児で、森の中で偏屈な老魔道師に育てられる(47p89) 十六歳のときにリーナスに拾われ、リヤ大臣が魔道師の塔で学問させてくれた(47p89) アムブラではじめてリーナスぼっちゃまに情けをかけられて、この世界にもこんな天使のような子供がいるのだ、と知ったのが、ちょうど十八年前(52p283) (注)ヴァレリウスは52巻の時点で34歳らしい。声をかけられたのがリーナス八歳、仕えたのがリーナス九歳(HB2p253) 兵法はおさめていない(50p209) ほとんど食べない、酒もほとんど飲まない、遊びもしない、生涯独身の誓いもたてている(50p215) それほどの年齢でないはずだが、相当の割合で若白髪がある(52p200) 背はイシュトヴァーンの胸くらいまでしかない(58p51) 頬はこれ以上痩せられないくらいにこけてあごが細くなっているのでちょっとねずみに似た印象(58p51) 人相学、骨相学をこなす(58p57) カロン大導師の弟子(74p156) ことのほか、決まった日課をきっちり守ったり、約束ごとを守ったりすることがすきなたち(95p93) パロのサラエムの生まれ(118p133) 幼児の頃の記憶はほとんどなく、ものごころがついたときにはもう、アムブラで物乞いをしていた(118p133) 十四、五歳の頃、アムブラで行き倒れていたところリーナス坊ちゃんに食物とカラム水を与え、困ったことがあれば自分を訪ねてくるようにと、指輪を与えられた(外7p85) その後、十六歳まで、ジェニュア近くのルールードの森の中で偏屈な老魔道師に育てられる(外7p91) リーナスを頼ってリヤ宰相の陪臣となり魔道の道を志す。 黒竜戦役時に、リーナスの元でナリスを救出(47p96) ナリスとアムネリスの偽装結婚で暗躍、第二次黒竜戦役に随行。 アキレウス大帝の即位30年記念祝典に出席。 サイロンにアキレウス大帝陛下の祝典の副使でうかがった(96p57) スカール歓迎の宴に出席。 レムス国王の直属の腹心と回りからは見られている。(25p176) 魔道師ギルドの命令でレムスを見張り、パロを監視している(25p211) アムブラ騒動を沈静化の指揮をする、その後のアムブラ学生の対応にあたり、伯爵、副宰相に任命される。 アムブラ騒動とアムブラ弾圧をきっかけとしてナリスと癒着する。 宰相を辞任したナリスに後任宰相に指名され,当日中に宰相に任命される、それに伴い魔道師ギルドをいったん除名となる(52p231) ナリス謀反のカリナエ宮の陰謀に参加。 リンダがヤンダル・ゾックに監禁され救出に向かうが捕らわれ拷問を受ける、その後、グラチウスに助け出されアグリッパがヤンダルと手を結んでいるか、アグリッパの本心を確かめにルードの森へ行く。 ルードの森でイェライシャに出会い、ヤンダルに仕込まれた魔の胞子をはずしてもらう(74p166) 大導師アグリッパと会う。 大導師アグリッパと会ってから、妙に魔力があがって、前よりは相当魔力が自由になる(103p148) ナリス謀反の張本人のひとりとして、宰相、伯爵の称号の剥奪ときびしい罪の糾明を通告される(75p208) 第二パロ王国の宰相となる(78p281)パロ内乱終結後は、再度パロ王国の宰相(92p239) パロのシュクでケイロニア宰相ハゾスとグイン、マリウス問題について会談をする(96p13) リンダが本当に預言者としての資格を失ったわけではない、ということを知っている(96p100) ノスフェラス遠征軍(グイン救出隊)に参加する(97p244) 大けがをしているグインがタイスの地下水路でガヴィーに襲われているところを助ける(117p232) サイロンに潜入している魔道師より、サイロンに黒死病の甚大な死者を出し非常事態となっているとの報告が入る(126p96) ドルニウスに命じてサイロンの詳しい様子を調査するように命じる(126p99) 【こんなこと云いました】 ・(あなたは気楽でよろしい、若君。私は、あなたのそこが好きなのですよ)リーナスに対して(21p260) ・(わかっているんだろうが、黒髪の悪魔め)リギアのことで、ナリスに対して(26p195) ・「な、な、何をおっしゃる、ウサギさん」リギアに(47p72) ・「私の楽しみはたったひとつ、『いまに必ず地上の悪魔の息の根をこの手でとめてやる』」ナリスに(51p115) ・「人を殺すのなんては全然平気なんですよ――もうずいぶん殺しましたしね。何の罪もない人や無垢な子供まで」イシュトヴァーンに(58p62) ・「ばりばりの白魔道師代表みたいな私」イシュトヴァーンに(59p168) ・「ばりばりの白魔道師なんだ」グラチウスに(74p83) ・「気配を消すことに関してはけっこう、全魔道師が集まってきてもチャンピオンなんじゃないかと思ってるんです」イシュトヴァーンに(59p172) ・「へッ、ばか! でくのぼう! あんぽんたんのウンコたれ!」カールに(外7p95) ・「魔道師ギルドの下っぱとして腕をみがき、いわれたままに忠実に修業し、訓練を重ねていって、魔道師見習から下級魔道師、そしてだんだん試験を通っていって、ついに上級魔道師の資格を得たときには天にものぼる思いでした」アグリッパに(75p49) ・「どうせ私はいまとなっては、何回も魔道のおきてに背いてしまった、堕落した魔道師です」リギアに(117p252) 【こんなこと云われました】 ・「どこの馬の骨ともしれぬ、流れものの魔道師に、パロの国政をまかせろとおっしゃるので」ルナンがナリスに(26p165) ・「アルド・ナリスに傀儡にされる程度のやつなら大したことはない。小物さ」タルーに(56p170) ・「『地獄のコウモリ男』『真っ黒黒助』」宮廷の貴婦人に(57p240) ・「もう、出かけるってば。そう睨むなよ、おっさん」イシュトヴァーンに(59p23) ・(ばかですって。ばかできくものか。畜生、大馬鹿――大馬鹿者)リギアに(63p50) ・「おぬしはなかなかに、人に好かれる、というか、じじい受けがするようだな。おぬし、カロン大導師などというどこの馬の骨とも知れぬいかさま魔道師の後塵を拝しておらんで、ひとつわしに弟子入りせんかね」イェライシャに(75p146) ・「おぬしは魔道師失格だな。そこまで、感情が激しすぎては、もう魔道師にもっとも必要な冷徹な知性を維持し、なにものにもゆるがされぬ精神集中を保つことはできまいよ。おぬしは、珍しくあまりに強烈な情念をもつ魔道師だとわしはいうたが、いまのおぬしはその情念のほうが強くなりすぎて、だんだんと魔道師としては資格を失いはじめているようだな」イェライシャに(74p196) 【こんなことしました】 ・ティオベの眠り薬を致命的なダルブラの毒にすりかえて、ナリスさまをアムネリスとの婚礼の祭壇の前で本当に葬り去ろうとした。(48p266) ・残ったアムブラの学生をまとめて抵抗しようとするリギアのことをナリスがどの様に扱うかを想像して、アムブラで人々の目の前で取り乱し、大声をあげ髪の毛をかきむしりながら閉じた空間に身をおどらせた(51p172) 【意外な面】 ・人間関係を見極めるため、宴や華やかな席は大好きで、大いに楽しんでいる(25p176) 【三つの忠義】(25p211) ・ヴァレリウスを拾い、育てたリーナスの父リヤ大臣への恩返し ・籍をおくものとして、母国パロへの忠節 ・魔道師としての魔道師ギルドへの服従 【幻の忠義】(73p58) ・幼い日に行き倒れていた少年のヴァレリウスを拾ってくれ、そして父親に頼み込んで養育させてくれ、学問の道につけてくれたリーナスへの愛情ももきわめて深いものであった。長いあいだ、ヴァレリウスは、おのれが祖国パロへの忠誠と、あるじリーナスへの忠誠とたった二つの忠誠のみによって生きている、と信じてきた。 【望み1】(25p212) 「ええ。一頭の豹にね。北の豹と南の鷹」 「この二つが相会うとき、世界はどうなるものか? どうあってもそれだけは、見たいものだな。 (中略) あるいはおれこそ、かれらのあとをつぎ、あるいはかれらをこえて、歴史に『世界をときあかした男』として、名をとどめることができるのではないか?だとしたらそれはなんと、すばらしいことだろう!」 【望み2】(47p95) 平和に、ものごとがとにかくなごやかに運んでいて、一日のかてに困らず、誰も殺し合いだのぶっそうな陰謀をたくらまず、すべてが丸くおさまっているのだけが望み 【望み3】(118p63) 一刻も早くイェライシャ導師のもとにただの修行中の弟子として行ってしまいたい |
| オクタヴィア・ケイロニウス(女) 17p200 17p284 70p33 |
| 父親はケイロニア皇帝アキレウス。 銀色がかった黄金の髪、青い瞳(17p200)。《月の王子》イリス(17p276)。25歳(18p88) 母親のユリア・ユーフェミアに生き写し(21p40) プラチナ・ブロンド(20p197)(53p28)(54p63)銀髪(68p191)(70p33) 5歳の時、母親を父の妻の刺客に強姦され切り殺されるのを目の前で目撃。 目の前で母を殺されたショックでしばらくは口が聞けなかったが、ある日犯人に似た男を見つけて叫び声をあげ、それからは普通に話せるようになったが、前のように澄んだ高い声ではなく、太くて低い男のような声(38p254) ややきつい顔立ち、眉は細くきびしい線、あやしくはかない目 母に生きうつしではあるが、青い眼からのぞく果断な魂と、意志のつよさを示すあごの線、細いがっしりとした骨格は、父親似。(23p123) 美しいけれども冷たい感じのととのった顔立ち、またとなく青い、北極の空のように青い冷たい瞳、輝かしいプラチナブロンドの腰まで流れ落ちるゆたかな髪(38p200)鋼鉄の青をたたえた強い目(54p69) マリウスより、ちょっと背が高い(38p227)(38p246) 歌を歌うとお客が喜ぶどころか帰ってしまう位へた(本人談)(39p44) 結婚したので皇籍を離れる(41p145) オクタヴィアの名前の由来は、男だったら神話からとってアルリウス、女だったら、歴史に名高い女王の名(68p209) きわめて豪華で大柄な、非常に美しい女性(79p19) 母の仇をはたさんがためイリスと名乗り、ダリウス皇弟の陰謀に加わるがマリウスことアル・ディーンと出会い、運命は予期せぬ方向へ。 サイロンを去る時、アキレウス帝から、どっしりしたケイロニアの紋章を彫り込んだ金の祈り紐を授かる(23p131) 半年後にモンゴール公国トーラスに到着、その間にマリウスの子供を身ごもる。(38p203) 「パイプと煙」で、アリの手下に襲われるがカメロンに救われ、マリニアを出産する。 グインに助けを求めそのまま誘拐されたマリウスがグインたちと戻ると、一家揃ってケイロニアのサイロンに移り、アキレウス大帝の長女として認定され、、ケイロニア皇女としてすべての特権と義務を与えられるが皇帝位継承権は与えらず(70p15) ナリス死去との噂を聞いたマリウスがケイロニアを出奔する。 マリウスと離婚したことに書類上はなっている(119p305) サイロンで黒死病が広まるとマリニア皇女をともない光ヶ丘に戻る(127p86) 【こんなことしました】 ・シルヴィアが即位30年記念祝典のパーティに着るパロふうの美しいドレスをずたずたに切り裂いた(22p103) ・口移しでグインに解毒剤を飲ませる。「ひげがちくちくして」(22p173) ・マリウスの前でカメロンにキスで御礼(67p254) 【苦手】 ・料理と家事(23p87) |
| カメロン(男)12p20 |
| ヴァラキア。提督(12p20)海軍司令官。ヴァラキア公の右腕。45歳(15p180) オルニウス二世号の船長(12p20) 黒い長い髪。細身。スカールよりかなり背が低い(16p148) 沿海州の人間としては破格にたくましい(67p246) おっちょこちょいの面もある。 英雄的な人柄、素晴らしい能力(46p180) 長身で筋肉質の、浅黒い美男子で、瀟洒なふうさいと物馴れた態度をもった粋な海の男(47p125) 優雅でみやびな小粋な立ち振る舞い(47p128) 食い道楽(47p156) イシュトヴァーンが十一歳の時に最初にばくち場で出会う(47p186) カメロンを崇拝しヴァラキア従ってきた者たちの、ドライドン騎士団の成立時の構成員は百余名(118p85) ヴァラキアの大貴族の家に生まれ育った(77p171) ヴァラキア提督時代に、ルーアンの水上宮には何かの外交交渉で訪れたことがある(60p150) かつてはヴァラキアの誇る名外交官として全世界をめぐっている(60p204) ロータス公にヴァラキア宰相になってくれと頼まれても何回も何回も断った(125p259) ヴァーレン会議に出席 四ヶ国艦隊のモンゴール攻めに参加 モンゴール艦隊の偵察のためノスフェラス上陸 トーラスではスカールとウマが合うがナリスとはそりが合わなかった。 トーラス会議に出席後、ヴァラキアに戻る。 新生モンゴールとの条約を締結するため沿海州代表としてモンゴールに来てイシュトヴァーンと再会し、必ず戻るとイシュトヴァーンに剣の誓いをし、ヴァラキアに戻る。 60日後、再度、モンゴール宮廷に仕えるため(実際はイシュトヴァーンのため)に来訪し、左府将軍に任命される。 自分がヴァラキアから連れてきた部下で私設騎士団《ドライドン》を密かに作りアリストートスに対抗する(53p236) アリストートス一味のパイプと煙亭襲撃からゴダロ一家を救う、それ以後オクタヴィアに少し恋心。 イシュトヴァーン軍とクムのとタリオ大公軍の戦いに駆けつけタリオ大公の首級をあげる。 イシュトヴァーンに従い、ゴーラ王国の公爵にとしてゴーラ初代宰相となる(65p40) イシュトヴァーンがモンゴールの官位をすべて返却したため、右府将軍に任命される(67p179) トーラス政変で、サイデンを殺害、さらにトーラス制圧後、ゴーラの初代宰相にして元帥に任命され、丞相という称号を与えられる(77p171) パロ内乱でイシュトヴァーンがパロに出兵している間に、ゴーラ王妃アムネリスが王子ドリアン出産直後に自殺する、それをきっかけとしてモンゴール地方に一斉に勃発した反乱に四苦八苦(95p157) 陸軍総督に任命される(107p14) 自分の親衛隊ドライドン騎士団は二千人近くに及び、かなりの部分を諜報活動に地方に送り出している(107p17) モンゴール各地の反乱や不満をしずめるために、アムネリスの遺児ドリアン王子をモンゴール大公にすえ、マルス伯に恩赦を与え、そのうしろだてにするとの決定をイシュトヴァーンにすすめた(123p164)(123p197) ブランからの簡単な書簡が届き、イシュトヴァーンに、ドリアンの他に息子がいることを話す(123p282) フロリー親子の情報を得るため、クリスタルとサイロンに間諜を送り込む(124p59) ドリアン王子によくなつかれている(124p38) ドリアンの運命、イシュトヴァーンの今後などの行く末に思いわずらっている(124p35) ケイロニウス皇帝家のなかで、明らかに何か異変が起きつつある情報を得る(124p61) フロリー親子がヤガに出発したとの情報を得る(124p61) ブランにミロク教徒の情報と再度フロリー親子を連れ戻すためヤガに潜入するように命じる(124p75) ケイロニアに潜入させたサムエルから、サイロン全市で黒死病が激発し、何千人もの死者がでている情報が伝わる(125p290) 【こんなことありました】 ・ヴァラキア大公の姫君ダナエ姫を嫁にもらうという話(46p270) 【こんなこと云われました】 ・「さっぱりした気性の、気分のよい男」スカールに(25p63) 【こんなこと云いました】 ・「タリクが馬鹿の臆病者でまったく助かるよ」(86p28) |
| グラチウス(男)2p106 |
| 《闇の司祭》。大上級魔道師(49p185)地上最大の魔道師(73p112)《闇の司祭》(外1p206) 黒魔術の奥義をきわめる 暗黒神ドールの最高祭司 ドールの大祭司にして黒魔道の極意を極めた圧倒的な力を誇る魔道師(外10p244)黒魔道師(74p172) 〈闇の司祭〉、ドールの寵愛をうけた男(外10p248) ドール教団の総元締め、闇を統べる者、ダーク・パワーの支配者、死の国ゾルーディアの真の支配者(59p163) ドールに包括されつつある(46p131)ドール教団の祖(73p114)ドール教団の教祖(74p172) 黒魔道師たちを集めてドール教団を設立し、白魔道師とたもとをわかった(75p15) この世のすべてをドールの版図に望んでいるわけではないので、ドール教団を抜けた(59p142) ドール教団を三百年前に抜ける(73p118)現在はドール教団は無い(73p118) 中原の制覇と、中原を自分の帝国、魔道の帝国の版図にかえる野望をもつ(73p120) 中原征服と魔道の帝国の建設という野望をいだいている(73p121) 《暗黒魔道師連合》代表、〈闇の司祭〉ことドール教団創立者、黒魔道大導師(96p120) すべての学問を、考え得る限りすべての学問を修め、魔道も科学も超科学も、予言学も物理学も宇宙科学も可能だと思われるものはすべておさめられるだけの知識をおさめた(外10p248) セム、ラゴン、古代カナン語はもとより、はるか北のさいはてにほそぼそと生きのこる超古代の生きのこりキーム族から、地底の洞窟ふかくたてこもる目のみえぬククル人、シムハラ、南のランダーギア、キタイ、およそこの世でつかわれるかぎりの、ありとあらゆることばのすべてを理解する(30p52) 強力な魔道で亡霊を呼びだす《生涯の檻》の思念バリヤーがあるがグインに破られる(30p41) グインの前に人の姿であらわれたが、人前に生身の姿であらわれたのは三百年ぶり(30p49) ノスフェラスが隠れ家(30p65) パンを焼く腕前は大したもの(レイヨウ婆)(42p258) 中原に生まれて中原に育った(129p262) アル・ケートルが現実の存在としてゾルーディアの王として生きていた頃からこの世にあり、何千歳はくだらない(外10p189) 二千年も生きてきた(外10p228)何千年も生きている(59p135)(外13p223)二千年生きている(59163) 書類上の証拠では年齢は八百十三歳(59p163)八百年も生きてきた(73p142)(74p93)八百年を生き(75p16) 魔道十二条の禁忌はほとんど存在せぬも同然(外10p252) アルシア連山のガルム峠から旧街道あたりの、パロ国境地帯は密かな版図である、が魔道師ギルドはとっくに知っている(59p167) ユリウスと戦い、征服して手なづけた(外13p220) アグリッパはただ一人恐れる最後のライバル(73p142) アグリッパと一回だけ小さな衝突をしたことがあり、さんたんたる敗北を喫する(73p180) エネルギーの総量ではヤンダル・ゾックにかなわない(73p155) ナリスが十六歳の時に取り込もうとしたが失敗する、その時の名はヤン・スー・ファン(外7p24) 『七人の魔道師』事件にかかわった魔道師のうち三人までがわしの弟子(129p261) グインがケイロニア入りするとその力を欲し、サイロンにあらわれるがイェライシャに邪魔され果たせず。 ユラニア陰謀を影で操る。グインをアルセイスに引き寄せ虜にしようとしたが失敗、ノスフェラスに戻る。 ダリウスに野望を持ちよう、それとなくけしかけ、ユリウスを使いシルヴィア皇女を誘拐しグインを誘い出す、ついでにマリウスも誘拐する。 東方にあったひそかなる支配の及んでいた版図はキタイの竜王の策謀についえ、かろうじてキタイとの国境、はるかなるロムリエまで撤退して東方の拠点を保っている(59p141) 東方のかくれが、謎めいたエルスイユの城から世界を観相している(59p132) キタイに持っていた領土みたいなものは、ヤンダルに追い出されてしまい、赤い塔に戻ることも出来ない(129p268) 【こんなこと云われました】 ・「きさま如き木っ端魔道師の手管など」グインに(28p208) ・「そりゃ、あんたがもうろくしたからだよ。やあい。もうろく爺い。爺い」ユリウスに(59p138) 【こんなこと云いました】 ・「ただいまのユラニアの混乱のすべては、これみなおぬしのしでかしたことなのだぞ、グラチウス」 「しかしわしは、ドールに剣をささげた者としてあえていわせてもうらうね。――それがどうしたかな、王よ」グインに(28p208) ・「こなたがそうしたいとひとこと、いいさえすれば、いつなりとこなたをわしの特別の神殿へ案内するのじゃが! そこでは実におぬしほどのものでも想像したこともないようなありとあらゆるコレクションが眠っておるよ! いましがたいったとおりに、あまりにもすざましいものからあまりに美しいもの、そしてまたありえないようなものやら言語に絶するもの――その中に加えておくにはあまりにもはかない、ただの上手に歌をうたうひな鳥だが、いずれあれの兄をわしのコレクションの最上段にかざるまでの代理に、とりあえず飾っておくのも悪くなかろう」グインに(43p54) ・「カロンの馬鹿とも話がしたいのだ」ヴァレリウス(73p88) ・「たかがカロンが如き若僧」ヴァレリウス(73p124) ・「たとえカロンの若僧がどれほど強情で馬鹿でもあっても解るのではないか?」ヴァレリウス(73p128) ・「わしら三人と、それ以外の魔道師どものあいだの力のへただりはあまりにも大きい。――《ドールに追われる男》イェライシャ? まだまだだ。わしからいえばはなたれにすぎぬ。《世捨て人》ルカ? あんなものはただの、まじない小路の一占い師程度のものだ。《黒き魔女タミヤ》? ただのランダーギアのいかさま女だ」ヴァレリウスに(73p144) 【こんなことしました】 ・「アルゴス王妃の不妊治療をした」グインに(101p267) 【野望】 ・世界生成の秘密をわがものとなし、すべての力の源をおのが力に加え、そしてドールとヤヌスとそのほか全ての神々よりもさえおのが力を強化すること(44p264) そのために、イェライシャやグイン、またイリスの石を手に入れようと欲した(44p266) 【懸念】 「闇と闇、野望と野望、そのたたかいに、勝利をおさめるのは、われだ、われだ! われでなくてはならぬ、《闇の司祭》グラチウスでなくてはならぬ。もうろくしたロカンドラス、世捨人の如きアグリッパなど、わが心にかけるほどのこともあらねども、心がかりはあのヤンダル・ゾック、そしてまた――」 ふいに、うろたえたように、グラチウスの声がやんだ。 が、すぐ、何事もなかったかのようにつづける。 「いやさ、気にかけることなどない。ヤンダル何するものぞ。(中略) いいや、しょせん、カル=モルなど、わが敵にあらず。やはり、わが警戒すべきは――ヤンダル・ゾック、と……」 再び、グラチウスを、闇の司祭ともあろう者らしからぬ、奇妙なためらいがふっととらえた。(29p280)グインに |
| シルヴィア(女)7p27 シルウィア(女)3p12、外1p10 |
| 皇女、十三歳(7p27)アキレウス大帝の次女(17p48) 18歳(17p48)19歳(17p228)あと半年で20歳(40p49)十九歳(外12p65)十九歳(68p114) まだ二十歳そこそこ(121p229)まだ二十四にもなっていない(128p42) ケイロニアにいったん破滅をもたらすにいたった《売国妃》(3p12)ケイロンの真珠(外11p5)《堕落した皇女》(104p61) モンゴールのミアイル公子と縁組(8p172-1991_23) きれいな娘、わがまま 金茶色の髪、くるみ色のぱっちりした眼、すらりとして、ゆたかな胸(17p207) 大きな目はおちつかぬ光、高慢そうにつき出した下唇、苛立たしげな眉(17p207) サンゴ色のかわいい唇(40p58) 基本的に無邪気な性格(40p173) 年頃になった時、婿候補としてパロ、アルゴス、沿海州とさすらって得なくモンゴールのミアイル公子に白羽の矢が立てられた(41p197) サイロンでバルドゥールにさらわれそうになるところをオクタヴィアに救われ、その後マリウスに興味を持つ。 皇女の婿を決める舞踏会でマリウスを相手に踊ろうと仕組むがグインに阻まれ、どうにでもなれとグインと踊る。 グインが第一次ユラニア戦役でいない間ヤキモキする。 グインが戻ってきて、しばらくはうまくいっていたが、ユリウスにたぶらかされ誘拐される。 ホータンにさかさまの塔に監禁されユリウスに犯され、麻薬づけされる、その後、望星教団の本拠地のひとつに移されたがグインにより救出される。 グイン一行とキタイを脱出しノスフェラスを越えケイロニアに戻り、グインと婚礼を挙げ、ケイロニア王妃となる。 グインとの結婚以来、かなり持ち直していた評判は、このところまた目立って悪い(79p49) グインがパロ内乱に出兵し不在中は体の不調を理由に王の代理つとめることを断固として、一切のその代理役をつとめようとはしなかった(121p98) グインがパロ内乱出兵より戻らない為、精神状態が悪化している(119p300) たまにサイロンにパリスの御する馬車で夜遊びにこっそりとお忍びで一度か二度でかけた(122p143) アモンの魔道によりサイロンとパロとを繋いだ疑似空間《夢の回廊》でグインと会うが、淫乱に乱れているシルヴィアを幻想と思い込んだグインにスナフキンの剣で切られ(90p124)ショックのあまりすべてに絶望する(90p126) その日より、密かに王妃宮を抜けだしてサイロンの下町に夜遊びに出かける(121p248) その翌日か、翌々日にパリスを呼び出し寝所へ誘う(122p145)パリスと何回か情を通じた(122p151) 最初は、十日にいちどだったが、七日、五日、とうとう三日にいっぺんはサイロンの下町に男あさりに出かけるようになった(121p251) 三、四ヶ月したころ妊娠する(121p252) ケイロニアに帰国したグインが王妃宮に来たことにより妊娠が発覚する(121p193) 黒曜宮の「北の丸」の東塔に軟禁される(121p223) 軟禁された翌日に精神的な動揺が影響して(121p294)八ヶ月の早産で小さい赤子を出産する(121p298) ハゾスによって引き離された赤子は、ロベルトに託されると、密かにサイロンよりはるかなローデスに旅立った(122p124) グインが会いに来たがその溝は深く元に戻ることはなく、これがグインとのこの世であいみえた最後となった(122p307) 光ヶ丘にもうけられたシルヴィアのための保養所に移される(123p89) サイロンに黒死病が広まると闇が丘に移動した(127p87) サイロンの闇が丘の離宮に監禁される(128p39) グラチウスが悪だくみのもとに操ろうと現れる(128p76) 【癖】 ・足を踏みならす 【口癖】 ・「ムチをくれるわよ!」 【こんなこと云いました】 ・「シルヴィア、つまんなァい」グインとオー・ランの試合を見れなくアキレウス皇帝に(40p112) ・「こんど、呼んでもいないのにはいってきたら、お前なんか死刑にするわよ!」侍女のクララに(79p64) ・「このわからんちんの朴念仁の豹頭!」グインに(79p67) 【こんなこと云われました】 ・(決して、美しい――絶世の美女とはいってやれぬ。わらわに似ているのだから、しかたがない)マライア皇后に(21p89) ・「まるで見かけはひきがえるで、心根はドールそのもので、頭はミミズ」陰口(22p117) ・「ブスのくせに淫乱だなんて許せないわ」女官のハンナに(40p159) ・「あれは臣下に格下げするほかはない」アキレウス皇帝に(41p39) ・「俺にとっては、地上最高の美女だ……と思う」グインに(42p195) ・(俺の――俺のグインをそんなふうに一人占めにする権利なんかお前みてえな――お前みてえなブスになんかねえんだ)イシュトヴァーンに(45p54) ・「あれはおのれの愚かしさゆえにみずから堕落と拉致に身をゆだねた馬鹿な娘だ」アキレウス皇帝に(62p139) ・「あの人はおそらく、いつかは非業の最期をとげることになるのだろうね」ディモスがハゾスに。あの人とはシルヴィア(95p145) 【得意】 キタラとリュートと笛、十二絃琴と縦笛。十カ国語を読み書きできる。 ししゅう、レース編み、花環づくり、宝石のデザイン(22p251) |
| ダリウス・ケイロニウス(男)17p97 |
| 皇弟(17p87)大公(17p119)仇名は《小月王》(17p276)45、6歳(17p278) 妻はユラニアの姫(?p?)妻はアントニア(22p97) 若い頃ユラニアに留学。パロに反感(17p282) 堂々たるかっぷく、けわしくひきしまった顔、美しく手入れのゆきとどいた口髭、年の割に若々しい鍛えた体、黒ずんだ茶色の目(17p278) ケイロニアの実権を握る陰謀をめぐらすが、グインに阻まれる。 自分を裏切ったオクタヴィアを殺そうとするがまたもやグインに邪魔をされそのままケイロニアを出奔する。 臥薪嘗胆、自由国境地帯に潜んだ後、ユラニアへ落ちのびる。 シルヴィア皇女を誘拐し大公騎士団を背景にユラニアを恫喝し、サウル皇帝が崩御するとケイロニア使節と偽りバルヴィナ城を占領する。 シルヴィア皇女は自分とマライアとの娘と主張しケイロニアに対し王位継承権を要求する。 大柄だが放浪と精神的疲労で肉はげっそりおちて顔は年よりもずっと老け、でっぷりしていた頬の肉が落ちたため皮がたるんであごまで垂れ下がり、ぼうぼうとのばしているひげとあいまってひどく老人くさくなる(43p259) 破れかぶれとも思える最後の挑戦もグインの前に散り、最後は右手の中指にはめていた大きな指輪の飾りに仕込んでいた毒で服毒死して、ケイロニア皇帝の夢もバルヴィナ城の炎の中に消える。(43p291) 【こんなことありました】 ・何年かまえの、皇帝以外の万人に知れわたった、マライア皇后との密通事件以来、十二選帝候、十二神将すべてに背を向けられた。(20p175) 【こんなこと云いました】 ・「ゼノンはただの筋肉のかたまり、ディモスはばか真面目、ロベルトは目が見えず、ライオスときては色好みの阿呆にすぎん。アウルスはもう老いぼれてそうそうアンテーヌからは出て来ないし、そうなればあとはダルシウスといいアダン、アルマリオン、みな単細胞の武人に過ぎんからな。いちばん油断のならぬのがマライア皇后さ」(20p116) |
| タルー(男)15p214 |
| 第一王子、王太子 がっしりと大柄、強うそうな体つき。淡い色の目は酷薄そうにつりあがり、あごはがっしりと四角い。 全体として東洋系の顔立ちで、唇はうすく、肌はこころもち黄色っぽい。 乱暴でで荒々しく、女好きで武勇のほまれたかい――という以外には、それほど国際政治にとって重要な人物というわけでもない(42p116) 第二次黒竜戦役でパロス街道にてアムネリス軍と交戦し、アムネリスを捕虜にする。 アムネリスと手を組みクム乗っ取りを企むが相手にされず。 モンゴールの独立戦争、ヤヌスの戦い−トーラス奪回戦で惨敗し捕虜となる。 幽閉生活で髪がだいぶ薄くなる(42p116) その後、釈放されモンゴールと供に第二次ユラニア戦役に参加。 ネリイと手を組む。 帰国前日に、オル・カン大公より感謝の印として勲章を授かる。 アリ、ネリイと陰謀を巡らしアルセイスでのクム・ユラニア合同婚礼で「紅玉宮の惨劇」を引き起こす。 クムに戦いに行ったイシュトヴァーンがその後、自分たちを裏切ったのを知ると、ウルダで決戦を挑むが敗れ、ネリイはイシュトヴァーンに討ち取られ、命辛々わずかな兵と供に落ちのびる。 イシュトヴァーンへの復讐心のみで臥薪嘗胆、復讐のチャンスを窺い、イシュトヴァーンがパロ内乱鎮圧名目でゴーラ軍を引き連れて出兵したのを自由国境地帯サンガラで奇襲するも破れ、再び山中に隠れるも山狩りの末発見され、拷問の末にイシュトヴァーンに一突きにされる。 【こんなこと云われました】 ・(あんまり好感のもてる男ってんでもねえな。――あまりダチになりてえタイプじゃねえ)トールに(42p116) ・(やれやれ――! よくせきあんたも人望のない人だね!)アリストートスに(56p159) |
| トール(男)17p102 |
| ダルシウス将軍の傭兵(17p106)アトキアのトール(17p107) 背が高い、がっしり、金髪(17p107)青い目 第三中隊(17p106)竜軍団でも指折りの使い手(17p107) 二十年も傭兵暮らしをしている(43p68) 准将(45p272)黒竜将軍(79p89)(121p121)黒竜騎士団団長(119p51)ケイロニア王騎士団の護王将軍(123p110) グインの傭兵試験で2番目に立ち会う(17p107) 一目でグインに惚れ、グインと行動を共にする。 第一次ユラニア戦役に参戦。グインのバルヴィナ行きに従う。 戦功により千竜長(40p89) 第二次ユラニア戦役に参戦。グインのカレーヌ行きに従う。 戦争終了後グインがシルヴィアを追っていなくなった後、ケイロニア軍を指揮しケイロニアへ戻る。 グインがシルヴィア皇女を救出後、モンゴールまで軍団を率いて迎えに行く。 パロ動乱でグインに従い指揮官として黒竜騎士団を率いて出陣する(79p89) ノスフェラス遠征軍(グイン救出隊)に副官として黒竜騎士団1個大隊を率いて参加(97p58) 豹頭王救出遠征軍の副将(97p244) グイン帰国出迎え使節団としてパロのクリスタルへ出向く(119p96) 猫の年の新年の賀の祝典で新設されたケイロニア王騎士団の護王将軍に任命される(123p110) 【こんなことお願いしました】 「あんたがケイロニアの王にでもなったら、おれを将軍に抜擢してくれよ」グインに(20p46) 【こんなこと云いました】 「大体、うちの大将はとてつもねえ大物なんだぜ。いまに中原に覇をとなえようっておかただ。その大物に対するに、中隊長だの、中将だのってのは、何なんだよ、ええ?――オル・カンを出せよ、え?――オル・カンじきじきに出馬してきたら、そしたら、おれの一存でもって、うちの大将にとりなしてさしあげてもいいや」ダーハン中将に。うちの大将とはグインのこと(28p76) |
| ネリイ(女)16p137 |
| 公女。次女。28歳(16p137)(29p69) 醜女。《ユラニアの三醜女》(29p67)あだ名は怒れる猛牛(29p69) ずんぐりとどこからどこまで角張っていて、男のように骨太で無骨、太く短い首、いかつい体型は半分はもともとのものだが、半分は日夜の鍛錬のたまもの。 日がな一日、馬術、戦車の操縦、剣、弓、投げ槍、鉄丸投げ、小刀子投げ、組み打ちなどの練習に明け暮れている。 父オル・カン公ですら、ひそかに恐れている。(29p69) 着飾るのが大好き。 このところ中年にちかづいてきたのでかなりそのひきしまっていた筋肉の上から脂肪がつき、ほとんどウエストのくびれはなくなっていた(46p82) 太い声帯のため男のように野太い(46p84) オー・ランと組みユラニア乗っ取りを企む(29p189) オー・ランがグインとの一騎打ちに敗れて病人同様になると見捨てる。 第二次ユラニア戦役のアルセイスの戦いでイシュトヴァーンと一騎打ちで危ないところをグインに救われる。 タルーと手を組みユラニア乗っ取り、ひいてはゴーラのわが物にせんとする。 アリ、タルー達と陰謀を巡らしアルセイスでのクム・ユラニア合同婚礼で「紅玉宮の惨劇」を引き起こす。 クムに戦いに行ったイシュトヴァーンがその後、自分たちを裏切るとウルダで決戦を挑むが敗れ、イシュトヴァーンに討ち取られる。 【こんなこと云われました】(30p176) 「これ、ネリイどの、さようのこと、おなごの身として軽々に口に出されるのは、おはしたのうございますよ」 「母上はさように仰せられるが、――父上のお考えは、如何」 「い、いや、しかし向こうにとても、選ぶ権利はあろうというもの――あ、いや、いや、いや、待つがよい、ネリイ」 |
| ハゾス・アンタイオス(男)18p195 |
| ランゴバルド選帝候。 豹頭王の股肱の臣、十二選帝候のひとり、ランゴバルド候(外1p102) ケイロニア宰相(55p31)(68p141)(77p188)(119p51)ケイロニアの歴史上で、最年少の宰相(97p24) たいそう有能そうで、気品高く、聡明そうな、男前で四十がらみの立派な大貴族(119p100)まだ若い(121p221) アトキア候ギランの息女ネリアを妻に迎えて、三人の子供をもうけている(68p165) 何人もの娘や息子がいる、養子に出している子供もいる(77p228)四人もの子どもの父親(122p27) 長男リヌス、次男アルディス(121p273)上の娘ミニア、下の娘エミリア(121p275) まだ少年の時に、親どうしの話し合いでアトキア候ギランと、ハゾスの父、先代ランゴバルド候とのあいだでギランの長女ネリア姫をハゾスの妻に、という取り決めがなされた(122p131) 灰色の目(68p138) グインの終生の友にして股肱、グインの右に座す最大の忠臣。 二ヶ月ほど、駐ユラニア外交使節として紅玉宮にいたことがある(30p209) 若い頃に使節としてパロに赴いたことがあり、その時にアルド・ナリスと一回会っている(40p141) いっぺん全権大使としてクリスタルにいった(79p143) 何回も外交官としてパロに駐留した(96p23) 若かりしころから、ずいぶんとパロには外交官として派遣された(120p16) 端正な顔(外1p102) ひきしまった聡明な顔立ち、アキレウス皇帝のふところ刀(55p31) 二万のランゴバルド騎士団の頭領(62p95) 会って一目でグインに惚れる。 ケイロニア陰謀では凶器の前に重傷を負うが重大な秘密をグインに託す。 第二次ユラニア戦役ではオル・カン大公を説得しにアルセイスまで行くが失敗。 パロのシュクでパロのリンダ女王とグイン、マリウス問題について会談をする(96p13) グイン帰国出迎え使節団としてパロのクリスタルへ出向く(119p96) グインからシルヴィアが妊娠しているのではないかとの相談を受け、シルヴィアを黒曜宮の「北の丸」の東塔に軟禁する(121p223) シルヴィア王妃の妊娠発覚により、シルヴィアつきの女官クララを黒曜宮の「北の丸」の東塔の地下に幽閉し尋問する(121p233) グインにはシルヴィアは想像妊娠との報告をする(122p40) パリスをシルヴィア王妃醜聞事件で捕らえ(121p259)厳しく尋問し(122p164)拷問の上(122p174)パリスに自分がシルヴィアに横恋慕して手ごめにしたとグインに嘘の証言をさせる(122p207) シルヴィアが産んだ赤子をローデス候ロベルトに託し、密かにサイロンよりはるかなローデスに旅立たせる(122p124) サイロンに黒死病が広がり蔓延する中黒曜宮に残った(外1p12) グインがサイロン市内に怪異の調査に出かけたあいだ黒曜宮の留守をあずかる(外1p34) 【こんなこと云いました】 ・「それにくらべるとモンゴールのアムネリスというのは駄目だな、本当に頭が悪いのだろう」グインに(40p28) ・「君は、気楽でいいよ、ゼノンくん」ゼノンに(68p148) ・「こういうときだけ、なんだってこう、行動が早いんだ。――呪われた小鳥とやらめ」出奔したマリウスに(77p253) 【こんなこと云われました】 ・「あんた、あの豹おじさんに惚れているのかい。そいつぁ――なんとも笑える組み合わせだなあ。一体どっちが受けるのさ? どっちもどっちだなあ!」ユリウスに(62p98) 【こんなことありました】 ・まるで白い小麦粉の紐をひきのばしたみたいに、のびたかと思うとそのみだらがましく真っ赤な唇がまともに硬直しているハゾスの唇を襲った。(62p104)ユリウスに |
| マルコ(男)54p39 |
| イシュトヴァーンの側近(57p70)旗本隊中隊長(58p114)准将(101p270)(102p34)(107p17) オルニウス号では副長、カメロン将軍の私設軍隊、ドライドン騎士団の第一団長(57p89) イシュトヴァーンに一番信用されている(99p98) しだいに本来の主人であったはずのカメロンよりも、イシュトヴァーンの右腕、腹心、《お気に入り》という立場(102p37) すらりとしている、黒い髪と黒い目(54p86)年のころはたぶん三十くらい(56p31) なかなか精悍な顔つき、目が鋭く、頭もなかなか切れそう。ヴァラキア人特有の浅黒い肌と漆黒の髪、するどく聡明そうな黒い目(54p89) 生まれは上ヴァラキア、ヴァラキア海軍には所属していたので船いくさは多少経験があるが、陸の戦はほとんど経験がない(56p31) 生粋のヴァラキア人らしいいくぶんおもながな精悍な顔立ちで、鋭い目つきがそのおだやかな物腰を裏切っている。ヴァラキア人らしく、横はそれほどがっしりしてはいないが、よく鍛えた、筋肉の発達した戦士らしい頼もしいげな体格をで、一番目をひくのはその落ち着きぶりだった(56p31) 十二歳のときから甲板走りでオルニウス号に乗っていた、イシュトヴァーンの小さい頃を見かけている(57p89) 水夫長のジェイクスは仲の良い同輩だった、彼が死んだ南方への航海にも乗り込むはずだったが母が病気になったので船を降りた(57p90) 沿海州会議には水夫長でオルニウス号に乗ってカメロンに随行した(57p131) 第二次黒竜戦役にはオルニウス号水夫長として参加(58p115) カメロンがヴァラキアから連れてきた部下(54p39) 白騎士団としてイシュトヴァーンが招かれたクム・ユラニア合同婚礼に従う(54p39) イシュトヴァーン付きの当直騎士となる(54p86) クム大公恩讐戦争のガブラルの戦いに参加。 ガブラルの戦い後に、イシュトヴァーンに剣の誓いをする(56p34) イシュトヴァーンのマルガ行きに同行する。 その後もイシュトヴァーンに従い、ゴーラ王国の近衛長官に任命される(65p40) パロ内乱に介入するためイシュトヴァーン率いるゴーラ軍の親衛隊長(副官、相談役、参謀も兼任)として参戦(79p241) モンゴール反乱追討軍に副将として同行する。 イシュトヴァーンがグインとの一騎打ちで重傷を負ったため、ゴーラ遠征軍の全権をあずかる最高責任者となる(102p33) |
| ヤンダル・ゾック(男)29p280 外11p51 |
| キタイの竜王。竜頭人身。東方最大の魔道師(?p?)魔道師(外1p274) キタイの王、邪悪なるドールに魂を売りわたした東方最大の魔道師(外1p338) 東方を制する東竜王(72p210) キタイの王にして世界最大の暗黒魔道師、世界に一大魔道王国を築きあげようとたくらみパロに向かって毒牙をのばす(52p275) キタイの王にして呪われたドールの祭司(外1p327) キタイの竜王を名乗る怪物にして魔道師(72p268)地上最大の魔道師(73p18) 中原にキタイの勢力ひろげ、かつてのカナン帝国に匹敵する大帝国を樹立するのが目的(59p230) 鱗あるトートの矢(外11p185) 人間離れしているのは、そのエネルギーのかたちそのもがきわめて異様なゆがみを周囲にゆくりだす(外13p221) いかなる意味でも人間でなく、大宇宙の黄金律にどのような意味でも従っていない、異なる宇宙から来た(外13p223) 数千年をも生きる(外1p347) この地上の論理で動いていない、エネルギーも思考の形態も、からだの組織のありかたもすべて地上のものとは違い、あまりにも異質(外13p225) まったく異なる論理によって動いている(74p185) 《古き神々》でも《グレイト・オールド・ワンズ》でもなく、もっとよこしまなもの、そしてもっとも危険なもの、最終的にグインが戦わねばならぬ相手(外14p215) インガルスの竜人族(71p202) 竜頭人身の宇宙のはてからやってきた種族の末裔、いだく野望はすべて、この惑星からまだ見ぬまことのふるさとの世界へと帰還をとげること(74p177) 高名な魔道師や、伝説の怪物などをおのれのなかに消化吸収しながらだんだん巨大になってきた、得体のしれぬ化け物(129p267) 十八年前の大地震のおり南の鬼面の塔がくずれ去り、この大地震とともにホータンに現れる(外12p108) キタイ王カン・チェン家を滅ぼす(外11p222) 十八年前にヤンダル・ゾックはじめてキタイのホータンに現れたとき、キタイの王はそれを見て発狂し狂死した、当時の王にかわって王座につく(52p261) ご愛妾の姫の一行が通ったときにレンガがくずれてきて姫をおびやかしたとして、怒って西の塔を撤去する(外12p108) 一家眷属をふきつれてシーアンに移る(外12p72) シーアンに新都をたて遷都するときにまがまがしきどもの棲家になると北の塔を取り壊す(外12p108) すべての大都市、属国地方にむかい、帝王への忠誠を示すために帝王への捧げ物として五年に一度、よりぬきの美しい乙女を捧げるように命ずる(外11p40) その実体は外宇宙生物。《調整者》との戦いに敗れ、故郷を追われてこの惑星にたどり着いたインガルスの竜人族。この地に魔道王国を打ち立て、力を蓄え《調整者》との最終決戦へ臨む。 そのために世界征服を企み、グル=ヌーの秘密と古代機械、及びグインを手に入れようと企てる。 レムスの人格に乗り移り、まずは、パロをわが物にしようと暗躍する。 その手始めとしてレムスと精神的に融合して《レムス》となり、パロの実権を握る。 次ぎに、古代機械の秘密を握るナリスをわが物にせんと陰謀をめぐらし、リンダとアドリアン子爵を禁足しカリナエ宮を制圧する。 二人を救出に来たヴァレリウス捕らえる、部下のオーノを消されたことやいくつかの企みを妨げられたことに対してヴァレリウスに恨みがある(71p200) レムスを操りパロを支配下にしようとするが、キタイ国内各地の反乱により後を魔太子アモンに託し、急遽キタイに戻る。 キタイ国内の反乱鎮圧に手こずっている(96p142) グインを狙いサイロンに来るが反撃され撤退する(128p73) (青字は予想) パロ国内を荒廃させる内乱の果てにナリス派を一掃しパロを傘下に収める。 数年後にグインを手に入れるためケイロニアのサイロンに現れるが激闘の末に破れキタイに退く。 さらに、数年後、300万の軍勢を率いて中原に侵略の軍を進める。 大激戦の末、破れるが後をレムスに託し、消滅する。 |
| ユリウス(男)40p38 40p118 |
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【妖魔設定】(57巻〜) 淫魔(57p263)(外11p112)夢魔インキュバス(外11p114)古代生物の生き残り(59p124) 古代カナンのたちの悪い淫魔族の最後の生き残り、きわめてしぶとく、淫行を通じてひとのエネルギーを吸い取り、悪事をはたらき、あまりに性が悪かったため、古代の偉大な魔道師たちによって退治られ、絶滅させられたカローンの淫魔族(74p147)カナンよりさらに古い時代から存在していた、インクバス(78p144) 二千年生きてきた(外12p267)(103p127)八百年も男と女の精を食って生きている(62p99)769年しか生きていない(外13p156) 古代生物だからヤヌス教の結界は恐れない、ヤヌス神が現れる前より同族は中原をうろついていた(74p91) 人間よりもずっと古くから棲息していた生物(59p127) タイスのユリウス(57p229)ザクラムのユリウス(外11p115) グラチウスと戦い負けて手なづけらる(外13p220)グラチウスの手下(外11p113)グラチウスの唯一の直属の子分、腹心の部下(103p128) 相手にふれると精を吸い出すと同時に、呪わしいまでのあやしく甘美な、快楽中枢を直撃し、相手の快美感の麻薬がひろがり立ち向かおうとする力を奪いとる(外12p259) 多少は魔道の心得がある(74p92)それなりの魔力を持っている(103p134)それなりに魔力を積み重ね、小癪な業を使う(103p167) 夢の回廊、閉じた空間を使う(62p96) 自分ひとりで閉じた空間の術を使うだけの魔力はない(74p92) 蛇やカラスなどに変身が出来る。 【人間設定】(40巻〜43巻) サイロンに来たときは、エウリピュデスと名のり、母はパロ、父はクム(40p123)ユラニアのアルセイスから来た(40p123)ダンス教師。 23、4歳(40p120) 色白の肌、目は黒く、髪も黒い、背は高くない。赤い唇(40p40)背はグインの胸のあたり(40p199) 背は男としては特に高くはない、シルヴィアよりはずっと高い、いかにも骨の細そうな、きゃしゃで繊細な体つき、黒い長い髪をうしろでたばねる(40p120) 黒い瞳、睫毛が長い、目元にあやしいまでの色気、肌が異様に白い、紅唇(40p120) クムとパロの混血でタイスの遊郭きっての美貌と手管と残忍さとで名をはせた男娼でまたの名をドールの子と呼ばれる色事師。半年前からタイスから姿を消した(40p285) タイスではあまりにも非道な仕打ちのため、タイスの娼窟には立ち入り禁止に指定されている(43p283) シルヴィアを美貌と手管で虜にし誘拐する。 グラチウスの指示でマルガに向かうイシュトヴァーンに、パロに密かに潜入できる裏街道を教える(57p253) 「逆さまの塔」でグインと戦うが撃退される。 【こんなこと云いました】 ・「おいらは愉快なグラチーじいさんの一の子分、淫魔のユリウスさ」グインに(外11p113) ・「もしタリク大公がクムの新大公になったら、これこそユラニアのオル・カン大公よりもっとひどい馬鹿殿になるだろうしね」イシュトヴァーンに(57p247) ・「ごあいにくさま、バカカラス」ザザに(外14p164) ・「じじいにうつされたんだ。くそ、あのイ***じじい、イ**のくせに」グインに(外16p166) 【こんなこと云われました】 ・「役にたつときがないわけでもないのだが――あまりに下等で頭が悪すぎるのだ」グラチウスに(59p146) 【こんなことしました】 ・長々と舌をまるで蛇のようにのばしてザザの鼻のあたまをべろりとなめた(外16p219) 【こんなことありました】 ・五百九十八年前にある王様にちょっかい出したら、ひと月で賢虚になって死んだ(外16p160) 【得意技】 ・インキュバスの淫獣責め(外12p269) |
| リーナス(男)6p72 |
| 伯爵(?p?)卿(6p72)亡きリヤ大臣の息子。執政官(11p167)王室官房長官(48p49)官房長官(63p160) パロ宰相リヤ卿の一人息子、小伯爵(外7p87) イーラ湖のほとりダーナムが領地(11p151)長子(21p251) いずれ聖騎士候、右大臣になる予定。宰相の格の家柄(26p192) 聖王家の遠い縁つづきでもあって代々宰相を勤める家柄(57p241) 王族の血をひく大貴族の長男(71p96) まもなく、オヴィディウス伯爵の妹デビ・ミネアと婚約 子供がふたりで間もなく三人目が生まれる(71p114) 《お喋り》リーナス(34p82)(52p156) 人柄の悪い人間ではなく、どちらかと云えば単純明快で地位や名誉に恋々とするタイプではない(71p96) きわめてまっとうに育ち、明るくて素直で人柄もよく、適度に好色で適度に快楽主義者で、のびやかで愛情深い、ごく愛すべき平凡な男(71p98) 金髪(71p98)金褐色(外7p84)青い目(71p102) ヴァレリウスを拾ったのが十歳の時(47p95)(注:この時は食べ物とカラム水と指輪を与えただけ) (注)ヴァレリウスを拾ったのが十八年前であるので、リーナスは52巻の時点で28歳らしい。 (注)ヴァレリウスに声をかけたのがリーナス八歳、ヴァレリウスが仕えたのがリーナス九歳の時(HB2p253) ヴァレリウスよりかなり年下で二十代のなかば(71p101) 凡庸だが自然でたかぶったところのない慈悲と笑顔(47p95) 親友はオヴィディウス、マルティニアス、タラント、ギリウス、ルシウスなどの聖騎士伯仲間(52p156) 邸は北クリスタル区の、ヤヌス通りに面した一画にある先祖代々の豪華な館である(71p137) 子供の頃から、なかなか威厳があり、おっとりと、おだやかで人のいい、情け深く可愛らしい少年(外7p83) 黒竜戦役勃発時、重傷のクリスタル公を守ってかこみを破りクリスタルを落ちのびる(11p245) パロ復興戦で活躍する。 アキレウス大帝の即位30年記念祝典に出席。 スカール歓迎の宴に出席。 レムス国王の直属の腹心と回りからは見られているが、家柄がよく社交界では人気がある。 腹芸のできるタイプでは無い(26p183) オヴィディウス聖騎士伯の妹ミネアと婚礼(26p181) クリスタル公が足を切断し引退した時、副宰相の自分でなく家臣のヴァレリウスが宰相に任命されたのですっかり面目を失ってからは宮廷へも出ていない(57p241) このところ、腹部に貫禄を加え頭部は前よりいくぶんうすくなってきている(71p101) ナリスの謀反に誘われるが断わったため、ヴァレリウスに毒を飲まされるが、その後ナリスの暗殺者に即効の毒により自宅で暗殺される。 その後、ゾンビとしてヤンダル・ゾックに操られ、グインのリンダ救出時にグインのスナフキンの剣によりその肉体も葬り去られる(82p228) 【こんなことお願いしました】 ・アキレウス大帝の即位30年記念祝典に出席、キタイの使節団のチャン・ファン・ランとねんごろになり、「キタイ女は情熱的だってのは本当だ」「頼むからミネアには――」ヴァレリウスに(22p263) 【こんなことしました】 ・スカールの歓迎の宴の舞踏会で、婚約者ミネアの前で真っ先にネリアにダンスの相手を申し込む(25p179) ・アウレリアスの妹アウレリアでなく、オヴィディウスの妹ミネアを娶ったのは、アウレリアは親友のアウレリウスにそっくりなので、アウレリアと結婚してはアウレリウスと夫婦になったような気分をおこすからと、放言した(34p163) ・九つか十くらいの時、純粋な優しい気持ちからアムブラで行き倒れていたヴァレリウスに食物とカラム水を与え、困ったことがあれば自分を訪ねてくるようにと、指輪を与えた(外7p85) 【こんなこと云われました】 ・「あのぼんくらの若造に、一体何ができましょうか?」ルナンがナリスに(26p165) ・「能のないものほど女ばかり好きで」ルナンがナリスに(26p169) ・「この世界にもこんな天使のような子供がいるのだ」ヴァレリウスに(52p283) 【こんなこと云いました】 ・「ワルスタット候の妹姫のごきげんでもうかがって来よう。あの姫はたしかに美人だ。まあ、その」(21p262) ・「まさか、来ないかと思ったら、やはり来たな、あのばあさんは」フェリシア夫人のこと(26p182) ・「あと気がかりはお前のことだよ。おまえの身をかためるまでは、親がわりとして心がかりで心がかりで――」ヴァレリウスに(26p186) ・「ミネアなんかよりあっちの方がずっとよかったんじゃないか。お前のところは何たって宰相の格なんだし」 「いやあ、実に――あわわわ。いやとんでもないよ、オヴィディウス君。うちの妻ほどの女はいやせんて」 あっちとは、リンダのこと(26p192) |
| リー・ファ(女)7p18 |
| グル族(7p18)グル・シンの娘。19歳(19p142)スカールの公認の愛人。14の時に愛人となる。 ほっそりとした体つき、すらりと背が高く、東方系のめのつりあがった顔立ち、黒髪を両側に束ねた、美しい娘、色が浅黒く、唇が紅い。しなやかで俊敏な身ごなし(7p18) 愛馬はラン(7p20) スカールと共にパロ奪回戦、第二次黒竜戦役に参加、ノスフェラス探索行にも随行。 ザイム近郊でイシュトヴァーンの赤い盗賊団に襲われ死亡。(24p271)享年19か20歳(24p278) 今は、《小さな雪花石膏のつぼ》の中でカラカラとかわいた音を立てている(25p273) パロで、クリスタル公の心づくしにより、葬儀はアルゴス王太子妃とされる(26p236) アルゴスに着いたときは、小さな白い木箱(26p212) |
| リギア(女)6p68 |
| 女騎士、ルナン聖騎士候の娘。 女ながらも聖騎士に準ずる(13p248)女伯爵、卿(25p168)聖騎士伯(37p271)二十五、六歳位 母はナリスの乳母。ほとんどナリスに劣らぬくらい背が高い(14p156)一人娘(外7p38) 故アルシス王子の遺児を自ら養育している立場をかさにきて、宮廷の秩序を乱す人々である、として白眼視されている(38p106) ナリスより一つ年上(外7p38) リンダより随分背が高い(38p110) ヴァレリウスより背が少し高い(47p66)(63p33) 近衛隊をひきる(38p103)近衛隊長(38p105) マルガに伯爵領も頂戴している(47p64) 奔放で激しい気性(47p67) 頭の悪い男性には我慢がならない(47p76) 初々しい美少女騎士としてデビュー以来、つねに宮廷でかんばしい悪名につつまれた特別な存在(52p152) 汚い、毛むくじゃらでけものくさいような男たちが本当はわりあい好き(63p111) カイのことは八つ九つのころから知っている(72p113) 愛馬はマリンカ(78p104)(106p46) 十六の時に、正式に近衛騎士団に入団し、一年後には近衛騎士団の花といわれる存在になる(外7p38) 黒竜戦役の時は大怪我をしたナリスと供にクリスタルを脱出し、その後、占領されたクリスタルにナリス達と供に再び潜入する(52p44) モンゴール黒騎士小隊長ダラスと黒騎士大隊長カースロンをたらし込む。 モンゴール制圧下のアムブラで反乱を煽動する。 パロ復興戦、第二次黒竜戦役に参加。 スカール歓迎の宴に出席。 スカールとねんごろになる。 アムブラ弾圧で反政府として活動。 アルフリート兄弟を脱獄させようとして逮捕、自宅軟禁される(52p151) ナリスの命によりスカールを探し出しに草原に行き、二人の会談後、スカールと供に草原に行くがナリス反乱勃発前にはクリスタルに戻り、ナリスの反乱に加わる。 パロ内乱中にナリスが亡くなり、父であるルナン聖騎士候が殉死し、ナリスの仮葬儀もすみ、リンダがクリスタルに戻る時に暇を乞い(105p293)スカールを追って、パロを捨てて流浪の旅にでる(105p292)モンゴールの山中にて偶然マリウスの歌い声を聞いて出会い、光団からマリウスとフロリーを助ける(105p302) グインたちとパロを目指す時に、傭兵リナと偽名を使う(109p19) マーロールの援助を得て密かに愛馬マリンカを取り戻しグインたちに合流するため陸路ムランをめざした(117p295) パロ領内に入る(118p135) グイン一行がサイロンに発っていってほどもないころに、クリスタルを出発していった(124p109) スカールがグインとユラ山系で出会ったと聞かされ、ユラ山系のほうへおもむく(125p175) 【こんなこと云いました】 ・「ええ、私、泣いているんですわ、カースロンのために。――いけませんの?」(13p245) 【こんなこと云われました】 ・「このおばちゃん」(109p47)傭兵スイランに 【こんなことありました】 ・昔、一年ばかりの間、カラヴィアから来た傭兵と暮らしていた(38p108) ・ちょっと前までの同棲相手はカラヴィアからきた傭兵だったが、それとは不幸な別れ方をした(52p155) ・アムブラ弾圧で逮捕された中には、短い間とはいえリギアの愛人だった学生もいた(51p56) ・昔アムブラで一緒に暮らしていた真面目な学生だったがネルバ塔に投獄された(51p182) ・「とても身分の低い留学生と恋をして、一生、貧しい学者の妻として送ろうと思ったこともあったの。まだほんのむすめのころにね。その留学生は国元で戦乱がおこったからとあっけなく国にかえってしまって。そのあと今度はちょっやけになって若い傭兵といっときの恋をしたりもしたわ。――でもどれも実らなくてね」(116p192) |