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魔道辞典

魔道全般
◆魔道はキタイで発祥し、中原にそれを伝えて白魔道と称し、キタイの魔道を黒魔道と呼ぶ(外12p248)

◆魔道師は、大宇宙の摂理、黄金律とこの世のなりたち生々流転の法則にこそもっともひきつけられ、その秘密をときあかしたいとせつに願う存在(75p36)
◆本当に魔道師が夢見るのは、ひたすらおのれの力を高め、能力を強め、この世で最強最大の魔道師になること(103p243)
◆魔道師にとっては、最終的な目的はつねに、おのれの力をあげ、この世でもっとも力のある存在になりたいという野望を抱く(103p244)

◆偉大な魔道師であったアレクサンドロスが魔道十二条をつくりあげ(91p285)大導師シルキニウスが整備した(73p144)

◆本当の魔道師のおきてである真・魔道十二条(98p154)

◆《閉ざされた空間》は非常に不完全であるが、パロのクリスタル・パレスにある古代機械の原理を応用したもので、空間を曲げて移動する(44p255)
◆古代機械の原理をなんとかとこうとした魔道師たちが、たまたま別のワープの原理を思いついた。
 《閉ざされた空間》と古代機械とは根元的に違っている。《閉ざされた空間》は精神の作用であり、超科学で、古代機械は完全な機械科学である(44p256)
◆魔道師の《閉じた空間》の術は、もともと古代機械とはまったく原理が異なる――専門的に修業してたかめられた精神集中の能力によって肉体を瞬間的に空間移動するきわめて高度の魔道(74p92)
◆《閉ざされた空間》は古代機械とは異なり、おのれ自身の他のものは、意識あるものは運ぶことができない(9p129)
◆遠方から短時間に移動したり、声を遠話でとどかせたり、はなれたところにあるものをうごかすのは、原理的には異なる次元の往来によるもの。(29p152)
◆この世というものは、無限大の異次元のかさなりあいによって成立している。(29p152)
◆初歩の魔道師は、”もうひとつの次元”を用いて、様々な術を用いる。(29p152)
◆大導師クラスの魔術師ともなると、それこそ無数の次元を自由に出入りし、もって時空を跳梁する。(29p152)
◆すぐれた術者ほど多くの次元をつかいこなす。(29p152)
◆閉じた空間の術とういうのは、古代機械とあまりにも原理的にそっくり、あの閉じた空間の術というものは、非常に制約の多い術であって、けっこう精神集中に時間がかかるし、きわめて限られた距離しか移動できないのだが、あれは何かトリックがあるわけではなくて、純粋に精神の作用による空間移動の魔道。
魔道師というものは長年修業をつみ、普通人にくらべて、きわめてつよい精神力をもつようずっと自らをきたえあげ、それによってあの空間移動がおこなえたり、遠話が行えるようになる。(52p264)
◆大導師以上のおそるべき力をもつならば、精神移動の究極を身につけているゆえ、どれほど遠くにでも移動できるが、中級魔道師には、せいぜいが、数モータッドしか瞬間移動は出来ない。
調子にも条件にもよるが、非常に「消耗するので、いちどきには続けて移動は出来ない。
上級魔道師になればなるほど、遠くへ《閉じた空間》で移動できるが、途中で精神集中を乱されたりすると危険なことになったりする(62p216)
◆《閉じた空間》を使えば、通常の十倍の速度で行き来できる(ヴァレリウスの場合)(58p159)

◆魔道というのは、人間のすでにもっている能力を、増幅するたすけのようなもの。
◆とおくにいるものと話す、空中に浮揚する、ウマで十日の距離を、三日たらずで行ってしまう――それらはみな、もともとはわれわれ自身の中に眠っているちからであり、ただ、どうやってそれをひきだしたらいいのかを、われわれが知らないだけ。魔道は万能ではないが、うまくつかえばとても役に立つ(11p188)
◆魔道は人間の精神能力を大幅にアップしてくれる、いわば精神的な補助器具としての機能を持っている。それによって、修練をつみ、鍛え上げて、脳のまだ使われていない部分をも使えるように鍛錬した魔道師たちは、はるか遠くにいるものといながらびして会話をかわす遠話、心話の能力や、念動力によってものを動かす力、また、《閉じた空間》によって普通の人間よりもはるかにすみやかに移動する能力を身につける(65p96)
◆パロでは学生あがりとか、魔道師志望だったものとかはごく初歩の、近距離の遠話くらいはたしなむ(72p48)

◆魔道で人の記憶を抜くことが出来る(65p131)
◆魔道師の―― 一級魔道師の訓練した目というものは、暗闇でもみえる(HB2p278)
◆魔道師に特有の《魔道歩行術》であり、もっとも簡単な魔道の第一歩(76p157)
◆水中呼吸術は魔道師の修業の基礎のひとつ(77p206)

◆黒魔道はキタイで発祥した魔道のことで、白魔道との最大の違いは魔道十二条に縛られないこと(外12p248)
◆黒魔道は白魔道のようにヤヌスの十二条に縛られることはない(18p178)
◆黒魔道と白魔道にはそれほど差があるわけではない。基本理念やもちいる術の根本はまったく同じといってよい。黒魔道は白魔道にくらべて『やってはならぬこと』の制約が少ない(46p129)
◆白魔道と黒魔道とでは、もう、天と地、炎と氷、光と闇ほどもそのパワーや魔道の術そのものの組成からして異なっている(74p166)

◆いくつかの例外的なことがらはあるが、基本的には現在の科学の大系が扱うことが出来ない、時間、次元、精神の三つを対象とした超科学。(30p56)
◆基本的に魔道は超精神科学(59p172)

◆魔道の現在の水準では、一つの次元から他の次元にうつしたり、それによって姿がきえたように思わせたり、通常では不可能な時間であらわれたりすることが可能(30p56)

◆同一の物理学的空間の中で、ある物質を、他の物質に変換する、というようなことは、まったく別。
魔道はよく、人をオオカミにかえたり、木々にしゃべらせたりする。あれは実はあやかしの手妻。あれは、ものを見、認知する基本であるところの人間の脳、精神に直接はたらきかけてそう感じさせ、そう見させているわけで、決してまことの物質を転換することのできるものなどあるものではない(30p57)

◆ドールの神殿の暗黒魔道師は暗黒神ドールをあがめる。うかうかと近づいてしまったものはすべての精神自由を失い、ドールのあやつり人形と化してしまう(46p131)

◆上級ルーン語は上級魔道師ではなくては理解できない(48p287)
魔道師たちは上級ルーン語を日常語として用いる(49p167)
上級ルーン語は、下級魔道師以上は読める(66p232)
《見えない文書》は、一級魔道師以上なら読み解くことができる(66p232)

◆魔道師にとって第一の素質は霊感、直感(50p184)

◆その人の髪の毛や爪で、その人に呪術をかけたり、さまざまな黒魔道に使うことが出来る(58p21)

◆典型的な魔道師同士の異次元での戦いは、普通人の目には竜巻がふたつぶつかっているように見える(59p205)

◆魔道師はそれぞれ得意技があり、防御には向いているが攻撃は苦手、サイコバリアーの強力なのは張れるが、精神波による攻撃はそれほど強力でないとか、基本的に向き不向きがある(59p172)
◆魔道師にはそれぞれに、性質や能力にあわせて得手不得手というものがある(103p203)

◆上級魔道師の上は、導師と大導師だけで、ここまでくると魔力的にはもう、ほとんどあまり差はなく、ただ上になればなるほど、大勢の下の魔道師の力を統合しておのれのものとして使える(65p106)
◆一級魔道師と、試験を通った上級魔道師との間には、その半分には及ぶくらいの力の差がある(103p198)

◆白魔道、黒魔道にかかわらず、魔道というものは、類をことのほか呼び集めたが、相寄りたがるものであるという共通の性質がある。
魔道に関連するもの、魔道師のすみかや、また魔道関係の塔だの呪い塚だのが集まってくればくるほど、その一画に念と《気》とが集中してきて、魔道がかかりやすく、念が集中されやすくなる(外13p96)

◆黒魔道師たちは、おのれのわざ、力、魔力を磨くことにすべてをかけてきた個人主義者たち(63p214)

◆魔道師の力というものは、きわめてはっきりした等級だし、そのパワーも、一ルーン、百ルーン、というようにはっきりと測定して数字で出してしまえる(70p214)
◆魔道師の世界というものは、きわめて冷徹なもので、その能力値はそれこそきっちりと物差ではかれるように算出できる。そして、よほど特殊な魔道の道具の助けをかりたり、あるいはきわめて特殊なパワーのある人間の力を合体させる、などということがあれば別格、そうでなければ、力の強いものに力の下なものはまったくかなわない。
同じ程度の力をもっている場合にはさらにさまざまな条件――どのような魔道を得意とするかとか、体調や、また月の満ちかけなどということでさえも影響する(74p93)
◆魔道師どうしが、そのもてるすべての魔道を使って激突すると、力に差があれば、力の上のほうの魔道師が一瞬にして、力の下の魔道師を制圧しておしまいになる。力が伯仲していた場合、魔道師どうしの争闘というのは、大体において、どちらも致命的な破壊を受けておわる(103p184)

◆魔道師の侵入をふせぐためには、結界を張らなくてはならない。そして結界は、狭い場所であればるほど、少しの力で強力な結界が張れる――そして、塔は結界をはるには最適の場所である。狭いだけではない。塔、というかたちそのものが、魔道のパワーを集結させる一種のアンテナの役をする(71p186)

◆魔道師であれば、頭のなかをのぞきこみ、さぐろうとすることに対しては一応、正気が保たれているかぎりは、精神的なブロックがかけられ防げるが、正気が失われてしまえば、精神そのものが相手の思うままになる(73p51)

◆魔道師の肉体条件は、通常の人間とは違う。魔道師ギルドに所属する本物の魔道師は、ごく幼いころから魔道師の塔と、それに付属する山中の魔道師の城のなかのみで生活し、食物も、飲み物も、生活習慣もすべてよき魔道師となるための修業についやされる。同じように厳しい修行をつんでも、当人それぞれの持っている資質によって、どこまで魔道師としての力を得られるかはおおいに違う。――だが、普通の人間が普通の生活をしているかぎり、心話や《閉じた空間》による移動、また心話を増幅したり、そういう特殊な、魔道師特有の能力は決して得られるものではない。
人間の脳がもともと持っている潜在的な能力を、最大限にまで発達させ、他の普通人がうまく使いこなしていない精神的な能力を発掘し、修業し、また他の魔道師仲間と協力することによってその力を増幅して、人間が普通使い得ないとされているさまざまなおどろくべき能力――空を飛んだり、ひとの心を読んだり、ひとの心をあやつったりする、そういう力の集大成なのである。
それゆえ、魔道師となるために、見習たちは幼い子供のころから、激しい断食だの、精神集中の修業だのにあけくれる。魔道師はみな鶴のように痩せている。余分な肉のついている魔道師など決して存在しない。
魔道師たるものはまず、おのれの肉体を完璧に精神のコントロール下におくことを修業の第一としなくてはならない。肉体の欲求に屈することは、魔道師の資格を失う最たる条件とされている(73p52)
◆魔道師は感覚をブロックする術を最初に学び、魔道師というものは、現世の人間の感覚を超越した超感覚、超肉体感覚を持たなくてはならぬ、というのが魔道の根本で、それゆえ、おのれの感覚をコントロールするのは魔道師の最初の修業である(73p57)
◆魔道師たちはおのれの肉体をきたえ、ひとの子のものとは細胞の段階から変化した、進化したものに発展をとげるようにきたえ、変質させ、精神生命体にむけておのれを修業によってしぼりあげてゆく。肉体はほろびるけれども、精神は残る、という魔道の基本となる真理により、精神がまずほろびるべき肉体の支配をはなれ、逆に肉体を支配するようにと鍛え上げてゆく。それによって、魔道師たちは通常の人間のかなわぬ、遠方と心話によって会話をしたり、《閉じた空間》のたすけを借りて空間移動したり、あるいは物質を空間移動させて手元に呼んだり――また、人間の脳に働きかけてそれをあやつったり、物質を極度につよめられた脳波によって動かしえたりするようになってゆく(75p17)
◆ほんのちょっと、体が宙に浮いていて、足が地についていないままからだが平行に移動して見える、魔道師特有の移動のしかた――魔道師に特有の《魔道歩行術》であり、もっとも簡単な魔道の第一歩である(76p157)

◆魔道師の誓約には、魔道師が恩義に対して返さなくてはいけない義務がある(74p190)

◆当時の世界的な風潮としては、魔道とは基本的に男性のおさめるものであり、よくよくのことがなければ魔道師たちは女の弟子は受付ないし、そもそも精神集中が基本となる魔道学に、さまざまな肉体の状態に精神を左右される女性は向いていない、素質がない、ときめつけられていた(76p188)
◆魔道師の修行のなかには「話術でひとを説得したり、煙にまいたりすること」というものも含まれている(120p255)
 
魔道師ギルド
◆魔道師ギルドのみなもととなった、パロ聖王家は(もともとは、パロ聖王家はそもそも魔道師の家柄で)魔道師たちの総元締めと呼ばれている。
その建国の当時には魔道師イコール王であり、そして王イコール祭司長であった。
パロがまだパロスと呼ばれていたはるかな昔、大災厄時代のその昔には、パロの王は世界最大の魔道師であり、ヤヌスの祭司長であった。世界の秘密は彼にだけはあかされており、そしてつねに数々の奇跡をあらわすことで、国民たちに圧倒的な信頼をかちえていた。

アルカンドロス建国王が宇宙からきたといわれる謎めいた科学者アレクサンドロスの叡知を右腕として作り上げたパロの源となったパロスの国。
はるかな昔、まだカナンがこの世界の支配者であったころに魔道師の帝国として誕生した闇王国パロス。
パロスの国を最初に創った初代の王パロスは、ヤヌスと直接ことばをかわすことが出来、そして王国はおろか世界中のどこにでも自由自在に突然すがたをあらわすことができるほどの大魔道師だった、という伝説(52p262)


◆魔道師ギルドというものは、独特の論理、倫理、目的をもって動いている。魔道師ギルドのめざすところのものは、この世界生成の秘密をときあかし、大宇宙の存在すべて、万物の黄金律を明らかにし、その摂理の運行に支障あらばとりのけること。――いわば森羅万象の調和と正しい運行のための調整者、それが役目。(25p211)
◆魔道師ギルドにとり優先すべき、守るべきものはつねに三つ。
 一はすなわち魔道に対する忠誠。
 二はすなわち、魔道の総元締でもあるパロ聖王家、ひいてはパロ聖王国に対する忠誠。
 最後はギルドへの忠誠。
◆王家のかたをお守りするのは、魔道師ギルドの任務の内(HB2p280)
◆魔道師ギルドはきわめて独占性の強いギルドあり、その総元締めはパロの魔道師の塔であり、魔道という非常に有用な技術の修得、資格を与えたり得たりすること、それを自由に使いこなす許可、そのすべては魔道師の塔の支配者たちが独占しておる(46p124)
◆魔道師の証明書がないものが魔道を用いたり、魔道師と名乗ると全ギルドメンバーから制裁を受ける(46p129)
◆魔道を正式に国家を運営する力の一部として公式に認め、用いている国家はただパロだけであり、一応魔道師の塔の上には最終的には国王がたち、魔道によって政治が恣意的に乱されることのないよう、注意を払っているが以前は魔道師たちはすなわち施政者にほかならなかった。支配者であり、人々の運命をその手に握るものであり、世界の秘密を知るものであった。
そもそも魔道師こそが人々の支配者であり、この世の最大の権力者であった。それを制したのがパロのアルカンドロス大王とその股肱たる謎めいた科学者、アレクサンドロスだった(46p125)
◆個人が、あまりにも巨大な力を取得してしまうことを、そしてその巨大すぎる力を持った魔道師が世界を左右する野望を抱いてしまうことをおそれるあまり、かつて偉大なる先達の魔道師たちが《魔道十二条》を制定して、魔道師たちの自由を封じ込めた。そしてきびしい制約と制限、誓いと義務とのうちに魔道の力を限った。そしてそれをいとうものたちは黒魔道師としてヤヌスにそむき、それを受入れたものたちは白魔道師としてさまざまな各地の魔道師ギルドを結成して、安定した地位をそれぞれの国家や都市のなかで築いてゆくことになった(75p15)
◆現在ではとかく科学の風下にたっている(48p264)
◆レムスにカル=モルの怨霊が顕著に表面に現れた時(スカールの前)以降に、魔道師ギルドに大再編成がおこなわれ、徹底的に組織の見直しがなされ、伝説の三大魔道師、〈闇の司祭〉グラチウス、北の賢者ロカンドラス、そして大導師アグリッパ――その存在がふたたび、それぞれに意志をもち、世界の運行にかかわろうとしているものとして浮上したためであり、それまではパロ魔道師ギルドはむしろ、王室の魔道士としてのつとめと魔道学の研鑽、整備を主体とした比較的温和な秘密結社にすぎなかった(50p197)
◆フリーの魔道師たちが集まるサイロンと異なり、パロでは魔道師ギルドが魔道師たちの九割までをきびしく統率している。宮廷に仕えている魔道士たちも魔道士ギルドから派遣されている(52p100)
◆パロ魔道師ギルドは白魔道師の総元締め(外12p163)
◆魔道師の塔の魔道師にとり、国王命令と魔道師ギルドの利害が一致しない場合は、魔道師ギルドの命令は国王命令にも優先する(77p271)

◆魔道士は魔道をもって国に仕える一兵卒。魔道師は、魔道師ギルドにより、営業免許を与えられて魔道をなりわいとし、人に魔道を教える師の資格をもつもの(22p220)

◆《暗黒魔道師連合》
 魔道師ギルドをうろんに思っている(49p186)

◆当時、医者というものは大半が占い師、まじない師、呪術師、魔道師をかね――というか、その五つのものの互いの境界線というのは、まことにあいまい模糊としたものでしかなかった(27p179)

◆医師ギルドの五ヶ条
水子を流す薬、顔を美しくする魔術、惚れ薬、にくいかたきを殺すくすりを調合する(27p182)

◆魔道師の誓いは、魔道師にとっては決して破ることのできぬ唯一の誓い(44p265)
◆魔道師として、あるじの命令以上のことをするのは絶対禁物である(62p219)

◆科学者ギルドでは、すべての科学者が、人間の将来を変更するため、また人口の生命を生み出すこと、また男を女に、女を男に、子供を老人に、老人を子供に変身させること、けだものを人間にしたり人間をけだものに合成したりするための研究をいくらでもしてよい(46p129)

◆魔道師は魔道師ギルドに入る時に純潔の誓いをたて、女性の肌にふれないという誓約をする(52p161)
女性の肌にふれたり、性のたのしみを知ってしまうと魔道の力が著しく弱まる(52p162)
『ガルーニの呪い』(52p162)
瞑想してたてこもり、呪いをかけて国王を暗殺しようとしていた魔道師ガルーニのもとに、美姫がエリノがおとずれてからだで誘惑し、ガルニの呪いを破ってしまうという吟遊詩人のサーガ
◆キタイの黒魔道師は妻帯しても良い、むしろ良い魔道師は子供をたくさん持ち、魔道の血筋を伝えることを奨励されていた(外12p249)
◆魔道士の塔の魔道士には、妻帯も禁じれれているし、普通人と恋をすることも許されていない(HB2p273)

◆一級魔道師はルーン文字のサークレット、上級魔道師は額に青い宝石をとめた銅のバンドが資格を示す(52p201)

◆魔道士派遣ギルドは人里はなれた自由国境地帯にある(69p199)

◆パロ魔道師の塔は気象予報担当している(71p43)

◆魔道師は相手の腰のサッシュだの、首に、かけたまじない紐だの、何より、全身から放たれる《気》のオーラで当然下級か一級か、それとも数少ない上級魔道師か、などということはわかってしまう(103p102)

◆パロの携行食糧は魔道師が開発し、たいへん腹持ちが良くとても栄養があり、口ざわりはあまり良くないが少しでも元気が出る(106p166)
 
魔道十二誓約
 
託宣の正確さを期し、占いに占い師の人間性が入りこまぬようにするため、占ったことがらについては投票権をうしなう(6p87)
 
その力を悪用、または現実界に介入させてはならぬ、中立の条項(6p206)
魔道十二条の二条
魔道にたずさわるものは、おのれ自身については占ってはならない(9p213)
みだりに魔道の術をおのが運命を知るために使用すべからず(73p5)
魔道十二条の三条
魔道ギルド以外のメンバーと深く接触し、魔道師ギルドの命令と抵触する行動によって他ギルドないしギルド外の存在に利益を与えてはならない(49p274)
魔道十二条の四条
魔道によって知った第三者の運命を変更するために魔道を用いることは禁止する(46p129)
魔道十二条の五条
魔道をつかっておらぬものに、魔道の力をみだりに及ぼしてはならぬ(9p76)
魔道十二条の六条
生命の秘密に手をふれてはならない(37p59)
生命を生み出そうという試みは、魔道十二条において最大の禁忌(外10p145)
魔道十二条の十条
魔道によって失われた生命を復活させ、あるいはいまある生命を奪い、あるいはそのすがたを回復不可能なように変身させ、あるいは人口の生命を作り出すことはできない(46p129)
みだりに魔道により死せる者をよみがえらせること、魂入れ替えの術、生まれざる者を生ぜしめること、そのほか人間の生死のことわりに、黄金律にそむいていたずらに干渉し、混乱せしめることを禁ず(73p5)
すべての白魔道は《魂返し》の術を、最大の禁忌としてきびしく禁じている(73p61)
《魂返しの術》は禁忌の第一(74p165)
 
いたずらに予知した未来、あるいは過去について当人に告げるて、時の黄金律を乱すことの禁止(18p137)
 
魔道師ギルドの目的、魔道師の存在理由をむやみに話すことの禁止(25p211)
 
陰謀の糸をひっぱって、より一層もつらすような手を貸しても、自らことを起こしてゆくことは許されない(29p145)
 
この国はもうまもなくおわりを告げるだろう。それがどうやって、誰の手でさいごのとどめをさされてのことかは、わしにはむろん見当はついておるが魔道十二ヶ条により、告げることはできん(30p74)
 
《闇の司祭》が何だって、わがケイロニアをおとしいれるべくユラニアをうごかしたりするんだ。魔道十二ヶ条にはんするじゃないか(30p89)
 
魔道師としての誓いをたてたものは、その生家と縁を切らなくてはならぬ(48p142)
 
魔道師ギルドにとっておもてだった内政干渉の禁止という、魔道十二条の付帯条項(49p134)
 
精神操縦の魔道を用いることの禁止という、魔道十二条の補則(49p274)
魔道による記憶の操作は、いわれなく、みだりにおこなってはいけないと、魔道十二条の補則(120p108)
 
みだりに理由もなく一般人の前に魔道をみせつけるべからず(64p178)
 
魔道を魔道師個人の利害のためにのみ使用する者は大導師たる資格なし(73p5)
 
魔道師ギルドに所属する白魔道師は黒魔道師のもてなしを受けることを許されていない(73p114)
黒魔道の力をかりることは、白魔道師にとっては最大の禁忌をおかすことにほかならない(73p162)
 
ひとの運命にみだりに干渉、介入すべからず(84p197)
 
魔道の力であまり、根源的な出来事に影響力をあたえたりねじまげてしまうことは許されない(100p145)
 
真・魔道十二条
 
生きた人間でない、幽霊がひんぱんに魔道を使うことはかたく禁じられている(98p154)
 
 
 
暗黒の十二条
 
たとえどのようなささいないけにえといえど、ドールにささげる機会を逃すまじいこと(外7p116)
(意味)せっかく迷いこんだのだから、ちょっとした退屈しのぎにでも、十分獲物をなぶりものにした上で、殺すなりもっと悲惨な運命なりにあさせてやろう(外7p116)
 
 
 
魔道の術
《生涯の檻》の思念バリヤー(30p41) グラチウス
――これは、どんな勇士、賢者、見者といえども、いやそうであればあるほど、決して逃れることのかなわぬ思念の檻――このはりめぐさられた怨念、愛憎、追憶はすべて、わしがかりあつめたものではない、あいてみずからの内宇宙を外と入れかえただけのこと、自らの中に自らをとじこめられたからには、もうどうあがいても決してつき破るために自我をもういちどかたちづくることはできぬはずだ。それがもしできるとすれば、人間じゃない、こいつは、人間ではない。魔だ、いや、ちがう、こいつは、あるいは、もしかして――
閉ざされた空間(29p152) 下級魔道師以上、魔道力によってレベルが異なる
遠方から短時間に移動したり、声を遠話でとどかせたり、はなれたところにあるものをうごかすのは、原理的には異なる次元の往来によるもの。
この世というものは、無限大の異次元のかさなりあいによって成立している。
電撃攻撃(25p278) ロルカ
その回りに、青白い電光がかけまわり、そこから出ることが出来ないような垣。
電撃攻撃(25p278) ヴァレリウス
巨大な光の塊が人間を包み込み、青白い光が、体内の骨格を照らし出すほどの衝撃を与える。
炎攻撃(73p96) ヴァレリウス
(ヤーン・ルーディア・ダン・カーン!)
まじないの聖句が唇から発せられたとたん、青い炎が蛇と化して兵士たちをおそいかかる。
一瞬にして、兵士たちはまるでかれら自身の内部から出火したかのように、白い炎に包み込まれ、消えた。
強力な結界にアクセス(74p285) ヴァレリウス
(ヤーン・ダン・カーン・ヴォガルーン――ヴォドルーン・ジェナス・モール……)
アグリッパの結界にアクセス
結界(サイコ・バリヤー)(58p87) 魔道力によってレベルが異なる
人間の精神にじかにはたらきかける心話で、深い無意識の領域にむかって直接はたらきかける。
強力な魔道師が結界を張ると、そこには誰も近づけなくなる。
魔道師はその結界を物理的なパワーとして感じるので気がつくが、力のある魔道師が張った結界はそれ以下の力の魔道師には打ち破れないし、力の無い魔道師が張った結界は、それ以上の力の有る魔道師なら結界を打ち破れる。
通常の結界(103p104)
その中のものたちを守るためのものでもなければ、その中に外からの何かが伝わらないようにする
隠し結界(103p104) 魔道力によってレベルが異なる
ひそかに見えない蜘蛛の網をはりめぐらしているようなもので、それを通って誰かが往復したら、何がきたのか、誰が出たのかまで、みなその網が感知するようになっている
言霊の法(59p164)
『私はあなたのものです』『私はあなたのしもべです』『私はあなたのいうことをききます』ということを相手に云わせ、云った相手はそれを要求した魔道師に対して魂を呪縛された状態になり、最終的にはいくらもがいてもこの呪法から逃れられなくなる(59p164)
死びと返しの術(69p228)
死者のまぶたをあけ、その目の網膜にやきついたさいごの光景をとりいだす
《魂返しの術》(73p61) 《魂おろしの術》(73p138)
死者をよみがえらせ、あるいは死者の魂をよびもどし、あるいは死者にかりそめの生命をあたえて動き回らせ、おのれの命令にしたがう生ける屍(73p61)
死者の魂をドールの黄泉から呼び出す(73p138)魔道力をかなり消耗する(103p229)
嵐(71p190)
魔道の中には、季節はずれの嵐を呼びおろす大魔道もある
青い魔道のセント・エルモの火(73p204)
ティンダロスの蜘蛛を焼きつくす
イー・リン・イーの封印を解く(外7p119)
カルム、ダー、ヤク、ドム、ウム
風起こしの呪文(HB2p278)
 
降雨の魔術(102p302)
広範囲にわたり豪雨を降らせる(102p302)魔道力をかなり消耗する(103p229)
世界との同化(103p114)
魔道師がまず最初の修行ででやらされる。精神をとぎすます、それをくりかえすことにより、またしだいしだいに同化できる世界が広くなることを通して、感覚器官を通常の人間にはありえないほど拡大してゆく
祈り棒(103p136)
印を結び、聖句をとなえて呼び出す。短い光の棒のようなもの、念を凝らして作り上げた、思念を増幅し、それを攻撃のために力をかえてくれる。強烈な思念がそのままエネルギーに凝り固まり、祈り棒の先端から、熱波としてほとばしる(103p136)長くして切れる(103p138)
火の呪文(103p144)
(もっとも熱き火の精エーディト、降臨したまえかし。おんみに餌をたてまつらん。――降臨したまえ、炎の太母よ――おんみの聖餐これにあり)(103p136)
馬おさえの呪術(103p197)
下級魔道師でも覚えれば使える、獣操りの魔道の一番の初歩(103p197)
魔嵐(103p225)
巨大な力を持つ魔道師同士が戦い激突した時の波動で広範囲の魔道圏内に凄まじい衝撃が荒れ狂う(103p225)
治療の光(103p212)
白い光が宙を飛び、切り口にぺたりとはりつき、傷口をふさぐ(103p212)
遠視・透視の術(107p297)
 
《光の揃》(117p245)
細長いレイピア状の光が対象物を貫く(117p232)
《のぞき玉》(119p66)
遠隔地の様子を移動追跡しながら見ることが出来き、全方位から見ることができる(119p66)見た目はガラス玉の中に遠い景色が閉じ込められているように見える、浮いている(119p68)
遠映しの術(119p257)
かなり遠くの映像をうつしだして、実体のないすがただけを見させる(119p257)
 
免許の三級は「パロの苦悶」(72p17)に記載。クラスは上中下で、魔道の免許として1〜3級がある。
ランクと等級については最新刊と異なる。後日、まとめる。
上級魔道師は下級魔道師より五階級くらいランクは上(58p67)
上級魔道師より上のランクは導師と大導師のみ(58p68)
中級魔道師のランクも存在する(ここに一級〜三級が入ると思われる)
青字は推測

(注)本来、パロ魔道師ギルドに所属していない人間をここに入れることは不適当である。
魔道ランク
ランク 名前 備考
大導師 カロン
アグリッパ
グラチウス
ロカンドラス
イェライシャ
ルカ
パロス
ランズベール
ヤンダル・ゾック
パロ魔道師ギルドの大総帥
大魔道師、大導師(三大魔道師のひとり)
闇の司祭、ドールの大祭司長(三大魔道師のひとり)
北の賢者(三大魔道師のひとり)
大魔道師、元ドールの大祭司長、ドールに追われる男
魔道師(森羅万象を見通す力は優れている)
闇王国パロス王、大魔道師(たぶん、故人)
ランズベールの塔を作った、大魔道師(たぶん、故人)
キタイ王。東方最大の魔道師。キタイ魔道師ギルド総帥
導師 アリエル
ファイ
ローガン

オー・タン・フェイ
ルアー大祭司。高名な魔道師
魔道師ギルド所属
老師、ナリスの魔道の師
キタイ人。アムブラで私塾を開いているヴァレリウスの師
上級 ロルカ
ヴァレリウス
ヴルス
ゴール
ダンカン
魔道士、魔道師、魔道士の塔
魔道師ギルドに所属(気配を隠すだけなら、超一流)
魔道師ギルドの非主流派。カル=ファンと手を組んだが失脚
魔道師ギルド所属。キタイ調査団団長。グラチウスに殺される
魔道師ギルド所属。キタイ調査団副団長。グラチウスに殺される
一級 ディラン
アルノー
ヤルー
ヨランデルス
ランズ
ワン・サン
ギール
ガロイ
魔道士、魔道士の塔
魔道士
ヤヌスの塔の祭司、魔道士
魔道士、変人、古代機械の秘密を解くべく研究している
魔道士、軍師
魔道士
魔道師ギルド所属
魔道師ギルド所属、ヴァレリウスの先輩
二級 ダンガス
タルス
ザイム
ダウルス

ロイ
もと宮廷づき魔道士、黒騎士に殺される
ケイロニアに潜入中の魔道士?
魔道士。魔道士の塔、ナリスの股肱
魔道士。魔道士の塔、ナリスの股肱
魔道師ギルド所属。アムブラ騒動で暗躍
三級 ミール
多数
魔道師ギルド所属。アムブラ騒動で暗躍
下っ端
下級 カル=モル
アルド・ナリス
多数
キタイの下級魔道師、死霊(既に消滅?)
クリスタル大公(気を察知するだけなら、超一流)
使いぱしり
初級 レムス
リンダ
カル=ファン
多数
小手先の魔道くらいなら
小手先の魔道くらいなら、予知者として超一流
王立学問所所長
学問として基本魔道学を修める
 
大魔道師(青字は推測)
名前 備考
アグリッパ 大魔道師、大導師(三大魔道師のひとり)
グラチウス 闇の司祭、ドールの大祭司長(三大魔道師のひとり)
ロカンドラス 北の賢者(三大魔道師のひとり)
パロス 闇王国パロス王、大魔道師(既に、故人)
ランズベール ランズベールの塔を作った、大魔道師(既に、故人)
ヤンダル・ゾック キタイ王。東方最大の魔道師
イェライシャ 元ドールの大祭司長、ドールに追われる男
 
三大大魔道師
この世に三大魔道師あり
一に〈闇の司祭〉グラチウス。
二に大導師アグリッパ。
三に北の賢者ロカンドラス
(59p131)
 
異色な魔道師(七人の魔道師)
名前 備考
イェライシャ 元ドールの大祭司長、ドールに追われる男
イグ=ゾック アグリッパの手で創造された人工生命体
エイラハ 呪術師、ドールの祭司
ルールバ 占い師、グラチウスの弟子
タミヤ 魔道師、黒き魔女
ババヤガ 魔道師、長舌のババヤガ
ヤンダル・ゾック キタイ王。東方最大の魔道師
 

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