戻る 麗しのグイン・サーガへ

最後の言葉

兵法・格言 歌集 マリウス歌集 第一声 最後の言葉
笑い・雄叫び 歴史書 決まり事 益荒男 娘たち
 
皆、精一杯生きました。ご冥福をお祈り致します。(順番は巻数ではなく死亡順です) 巻数は台詞の巻数
 
オロ(男)1巻
スタフォロス城攻防戦でセム族との戦いで死亡。

「あんたは――凄い戦士だ。……豹人」
「あんたに剣を投げなかったら、あのとき――おれはモンゴールの戦士などと名乗る資格は――なかっただろう……」
ガランス(男)4巻
イシュトヴァーンにカロイ谷に誘い込まれ、投げ込まれた巨大な岩石が頭を直撃し即死。

「隊長殿――罠です。われらは、罠にかかって――」
マルス(男)4巻
イシュトヴァーンにカロイ谷に誘い込まれ、火攻めにより猛火の中で焼死。

「アルゴンのエル。モンゴールは、決して忘れぬ……裏切り者の名を――アルゴンのエル。アルゴンのエル。アルゴンの……」
ヴロン(男)5巻
『ノスフェラスの戦い』の最終決戦、狗頭山のふもとでラゴン族との戦いでアムネリスを庇って死亡。

「姫様、危い!」
カースロン(男)13巻
パロ復興戦―クリスタル奪還戦でタイランを追いつめるもブルク白騎士隊に阻まれ返り討ち。

「リギア!リギアーッ!」
タイラン(男)14巻
パロ復興戦―ジェニュアの戦いで本陣の天幕でパロの魔道士により暗殺される。

「き、き――きさま、刺客か……」
「き――さま、どうやってここへ……」
ヴラド(男)15巻
自ら2万の大軍を率いてロスへ向かうと軍議で決定後、病死(卒中)する。

「行け」
マリス(女)33巻
ヴラド大公家の代表者としての処刑に際して。

「助けて、母さま、姉さま、父さま」
アエリア(女)33巻
ヴラド大公家の代表者としての処刑に際して。

「恋も知らぬ身で死ぬ身は……」
グル・オー(男)19巻
ノスフェラスで流砂に飲み込まれ死亡。

「アルゴスの黒太子に栄光あれ!」
ター・ウォン(男)19巻
ノスフェラスで流砂に飲み込まれ死亡。

「さようなら! ご無事で……」
ヴィール・アン・バルドゥール(男)22巻
痺れ矢でグインの動きを封じ込め、木から降りる瞬間に最後の力を振り絞ったグインに一刀両断!

「うわあああーッ!」
「グイン、グ、グイ……ン――」
マライア・タル・クラディン(女)23巻
皇帝暗殺における秘密裁判中に服毒自害ととげる。

「あなた、アキレウス陛下、ドールの黄泉にあってもかわらず、あなたひとりをお慕いいたします――」
タズト(男)24巻
ザイム近郊でイシュトヴァーンの赤い盗賊団に襲われ死亡。

「ワーッ!」
ユン・リー(男)24巻
ザイム近郊でイシュトヴァーンの赤い盗賊団に襲われ死亡。

「太子さまああッ!」
リー・ファ(女)24巻
ザイム近郊でイシュトヴァーンの赤い盗賊団に襲われ、イシュトヴァーンの投げたナイフで死亡。

「太子さまは――無事……」
「よかった……」
ダルシウス・アレース(男)26巻〜30巻
ユラニア戦役のサルデスの戦いでアレイユの陣中で、風邪をこじらせ悪化し、それが遠因となり命を縮める。

「――サイロンの春……サイロンの春は美しいな。……」

(注)実際には、サイロンに戻って二週間後くらいにランゴバルド候らに看取られながら死亡。
◆ハゾスが聞いた(30p217)
あれは、《大いなる運命》に憑かれた男だよ、ハゾス、そして、自らまだ、自らの運命と一致しておらぬのだな、と。またこうも――いつかあれが、自らの、自らの心と、自らの運命とをひとつになしえたとき、あれは地上のさいごの王となろうに、わしはそれを見とどける時間はないが――とも。また……あれはわしには、息子のようなものだ。あの短い間でもう、そうなった。このさき、あれと長く付合うおぬしはさぞ、いろりおとせつなくなろうな――とも。」
◆アキレウス皇帝が聞いた(30p275)
わが息子よ、わしにかわり、ケイロニアをたのむ、と。――いつか彼岸で相会えるを楽しみに待っていよう、とも、な」
ロトー(男)29巻
グインがユラニア戦役で訪れたアルセイスから幽体離脱して、ノスフェラスを訪れた時に老衰で死を迎える。

「いえ――いえ。とても、よい心持ちです、リアード。何だか、音楽をきいているような気持ちがします――つづけて下さい。眠れそうです」
メンティウス(男)32巻
クムに降伏後、クムに恭順を示し、売国奴の汚名に耐えて、ついに、トーラス・クム占領軍最高司令官ロブ=サンと副官トー・クンを殺害し、トーラス内の元モンゴール軍を決起させるが、キタイの暗殺者に殺される。

(モンゴール――万――歳!)
カロン(男)39巻
アリの残虐な拷問による。

(マリウス――頼む、無事で……)
サウル(男)30巻〜40巻
グインの活躍でバルヴィナに戻り、老衰で安らかな死を迎える。
(注)実際には、バルヴィナに戻った後も、しばらくは生存している。

「グイン、生涯のさいごに、おぬしと相知れて、わしはよかったぞ」
「達者で――息災で、な」
ダリウス(男)43巻
服毒死して、バルヴィナ城の炎の中に消ゆ。
颯爽とした悪役でないダリウス大公にふさわしい捨てぜりふである。
極悪人は憎まれて死んでこそ光る。

「ざまを見ろ、グイン。――やっぱり、最後に勝ったのは――このダリウスだ……」
オー・ラン(男)44巻
ユラニア亡国の危機に際し、動かぬ体に鞭を打ち、命を削ってまで停戦に調停に奔走する。
御前試合でグインとの一騎打ちから一年も経っていないく、あの時の面影は無い。
しかし、その心はあくまでも武人なり。
この時の無理がたたり、ユラニアの戦後をグインに託して約十日後に死亡。
しかし、グインはシルヴィアの行方の手がかりを得たため、ユラニア戦後処理もケイロニア軍も放り投げて、ただ一人ゾルーディアへ向かう。

「頼んだぞ。グイン――わしはもうよく戸外の空気に耐えぬ」
リーロ(男)46巻
モンゴールへイシュトヴァーンと供に行くと決まるものの、アリの妄執によって殺される。
ただし、アリは殺すつもりは無く、イシュトヴァーンから引き離そうと企んでリーロを脅していたところにイシュトヴァーンが戻ってきて、リーロが騒いだために殺す。

「イシュト!」
「イシュトーッ!」
カル・ファン(男)50巻
すべての目論見が失敗し、最後にナリスをランズベール塔から再び拉致しキタイへ連れ去ろうとするが、ナリスに見破られており、ヴァレリウスらの待ち伏せに合い、逃げられぬと知り奥歯に仕込んだ毒で死亡。

「おのれ、アルド・ナリス――」
モーリス・コント(男)52巻
リギアから脱走の計画を知らされるが、脱走当日に既にリギア達の計画が発覚し全員が逮捕されているのも知らずにネルヴァ塔の外におびき出されてヴァレリウスの命令により暗殺される。
正面からレイピアで一突き、背後からのどを真横にかききられ、とどめに後ろからさらに一突き。

「バーシア、ぼくだ! モーリスだ! バーシア!」
「ア……」
ルビニア(女)54巻
アルセイスでのクム・ユラニア合同婚礼の紅玉宮の惨劇で毒殺される。
最後まで、人間としての言葉を話すことはありませんでした。

「グホッ! ゲエエッ!」
「ガアアッ! ゲーッ! ガーブ!」
「ガアアッ! ゲーッ! ガーブ!」
エイミア(女)54巻
アルセイスでのクム・ユラニア合同婚礼の紅玉宮の惨劇で毒殺される。

「ギャーッ!」
「こっ、この酒――この酒っ! げええっ!」
「ギャーッ! ギャーッ! 死ぬ、死ぬ、腹がやけただれるぅぅ!」
「ギャーッ! ギャーッ! オオオーッ!」
オル・カン(男)54巻
アルセイスでのクム・ユラニア合同婚礼の紅玉宮の惨劇で暗殺される。
魔道師のオーノの仕業と思われる。

「あ、あ、あ、あ、あ……」
タリム(男)54巻
アルセイスでのクム・ユラニア合同婚礼の紅玉宮の惨劇で殺害される。
タルーに後ろから大剣で胸を刺し貫かれる。

「みんな、気が狂ってしまった。ここから出しておくれ。わしの財産をみんなやる」
タル・サン(男)54巻
アルセイスでのクム・ユラニア合同婚礼の紅玉宮の惨劇で殺害される。
タルーの大剣でのどを刺し貫かれ、とどめに胴を真っ二つ。

「俺を殺すのか……」
「血をわけた弟を殺したな。……裏切者のタルー、地獄の底まで呪われ……」
マックス・リン(男)54巻
アルセイスでのクム・ユラニア合同婚礼の紅玉宮の惨劇で暗殺される。
既に瀕死の重傷を負っていたが、とどめは魔道師のオーノの仕業と思われる。

「ユラニア……の人びと……よ、だまされ……るな……これはすべて……この鬼畜……のたくら……」
タリオ(男)56巻
公子たちを殺され激怒しクム軍を率いて出発したものの、イシュトヴァーン軍に翻弄され続ける。
最後は、「南アルセイス街道の戦い」でカメロンに討ち取られる。

「おのれ――カメロン! きさまが――」
(こんなことが、確かにあった――確かにこの瞬間は、もうどこかで見たことがある……)
アリストートス(男)60巻
イシュトヴァーン暗殺容疑、ミダの森虐殺事件、リーロ惨殺事件、ゴダロ一家襲撃事件、カロン惨殺事件、等数々の悪行をイシュトヴァーンとカメロンに告発され、バイアで処刑される。
その極秘裁判で「俺がいなけりゃ、お前は決してなれやしねえぞ、ゴーラの――」と云ったとたん、カメロンにのどを一突きにされ、とどめは逃げるところをイシュトヴァーンに後ろから首から心臓にかけ切られ、仰向けに倒れたところを胸に刀を突きおろされる。
ガマガエルのようにひきつりながら死ぬ。
最後は誰からも顧みられることなく、蛙のようによこたわっていた。
イシュトヴァーンの頭上に王冠をという野心に突き進んできたが望み果たせず、散る。

「ア……ウガガ……イシュ……イ……グゥゥ……ト……」
「…………っ!」
サイデン(男)69巻
イシュトヴァーン審問会でアリの亡霊に取りつかれイシュトの過去を暴露したため、耐えきれなくなったカメロンに切られる。
激痛で苦しいのは間違いないが、見苦しい最後をとげる。

「痛いいたい。いたいいたい。いたいいたいいたいいたいいたい」
フェルドリック(男)69巻
イシュトヴァーンを告発した審問会で過去を暴露されたイシュトヴァーンたちが暴れ、娘のアリサと控え室に隠れていたが、イシュトヴァーンに短剣で殺される。

「おのれ、やはりそういう魂胆だったのか。このならず者め!」
タルー(男)80巻
イシュトヴァーンへの復讐心のみで臥薪嘗胆、復讐のチャンスを窺い、イシュトヴァーンがパロ内乱鎮圧名目でゴーラ軍を引き連れて出兵したのを自由国境地帯サンガラで奇襲するも敗れ、再び山中に隠れるが山狩りで発見される。拷問の果てにイシュトヴァーンに剣で一突きにされ、敢えない最後。

「もう……これがすべてだ……あの老人がせっかく貸してくれた兵を……使ってきさまの息の根をとめられなかったのだけが心残りだ。もう他には……何もない……殺すがいい。俺はもう、何ののぞみもない……この世に何ひとつ……未練も望みもない……」
アムネリス(女)86巻
ついにかつての輝きを取り戻すことなくその生涯終えた。
若くして、その後半は余りにも屈辱と悲惨に満ちたままの自害であった。
その想いは伝えぬとも、自らの命を絶つ直前に生んだイシュトヴァーンとの赤ん坊ドリアンに継がれることはあるのか。
さらば、《光の公女》。

「もっとばかだったら……もっとよかった……それだったら、たとえ……祖国をほろぼされても……どれだけ踏みにじられても……それでも私、まだイシュトヴァーンを愛していた……許せなかった……国をほろぼした……男を、憎むことも……できなく……私が憎んだのは……私の……国をほろぼしたからじゃなかったの。……私は……私は、フロリーを抱いた……あのひとの……裏切りだけが……憎かった、憎くて……心がはりさけ……て……カメロン、あのひと……ちょっだけでも……私が……死んだら……ほんのちょっとだけ……でも……悲しんで……」
ナリス(男)87巻
《美の裁決者》《典雅の判定者》、知性と天稟に恵まれ「サリアの公子」と呼ばれしアルド・ナリス、ここに死す。享年31歳。
夢はついに叶うこと無く終わった。グインにすべてを託し、眠るように息を引き取る。
最後の「きっと――」に続く言葉はなんであっただろうか。

「ゴーラのことも、決めなくてはならないのでしたね……でも、申し訳ないが……もう、限界に……きてしまったようだ。ちょっと、眠るよ……グイン……すべて……あなたのよいように――それにリンダを――リンダは、きっと――」
カイ(男)87巻
ナリスに巡り合ったのが運命か。

「ナリスさまのご命令ではございましたが――私としては、大切なアル・ジェニウスが どうなるかとあらかじめ知りながら、そのようにいたしたことで、そのときから――自分は、主人殺しの大罪をおうことになるのだ、と存じておりましたから……もとより、そのときから、覚悟のほどは――」
「お前、いくつになった、カイ」
「二十一歳にあとひと月ほどで」
「まあ、なにも――そこまで責任を感じることもないとも俺は思うけどな。まあ、それ はお前の決めることなんだから……」
「ええ」
ルナン(男)88巻
アルドナリスの父アルシス王子にも仕え、ナリス一筋の頑固一徹の老聖騎士候でした。
最後の言葉は、走り書きに残しました。

「アル・ジェニュウス万歳。神聖パロよ永遠なれ」
ガンダル(男)117巻
グインとの激闘は、まさに世界最強の戦士、無敵闘王、剣聖に恥じない、恐るべき戦士だった

「み――ごと……だ――豹頭王……」
「満足――した――俺は……満足だ――俺の生涯……これで――よい……さいごに――お前のおかげで……最高の……夢が見られた――お前の手で――幕をひいてもらう……こんな贅沢なことは……ない――俺は――嬉しい――俺の栄光は……守られ――俺の――」
「グ――」
 

戻る 麗しのグイン・サーガへ