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ヴァリュー・フォー・マネーを検討する
第16回 大学進学

好評のヴァリュー・フォー・マネーを検討する。 今回は大学進学を取り上げてみます。

戦後の日本は受験戦争に勝ち、良い大学に入り、有名官庁、有名企業などに就職さえ すれば老後までの生活は保証されました。
会社は個人の実力より、どこの大学出身かを重視して採用する傾向がありました。 個性を求めない大量生産、 大量消費の時代がこのような雇用形態に適していた偶然もあります。 それゆえ、より良い待遇の組織に入るために多くの人が 一流大学進学をめざしました。

しかしそれも今は昔、経済のグローバル化と10年以上続く不況と デフレで社会の構造改革が叫ばれ、求められる人物像も様変わりしました。 協調性より、創造性な個性が求められる ようになり、年功序列も実力主義へ移りつつあります。 日本社会の場合、変化の速度は非常に遅いものの、 一度動き出すと短期間に急激に変化します。 社会の変化により学歴偏重主義も過渡期を迎えていることは まちがいありません。しかし大変化の予感はするものの 学歴重視の風潮がどのように変化するかの予想は簡単ではありません。

皆様は今後の日本の大学教育や学歴重視の風潮はどのように変化するとお考えですか。 お子様の世代にどのようにアドバイスをされますか? 是非、ご意見をお聞かせ下さい。

  • これからは出身大学や学歴より実力重視になる。
  • 組織の人間が人物重視の評価を行うことができないので 学歴(出身大学)での評価は残る。
  • 学歴と実力が共に求められる社会になる。
  • 大学が学術的なことより実学を教える場に変化する、  またビジネススクールや専門大学が主流になる。
  • 多くの人が多様な価値観を持ってそれぞれの幸せを めざすようになり、学歴は重視されなくなる。
ご意見の受付は終了しました。

maguro   (2002.2.26掲載)
“大学進学を薦めます!”
私は、子供にも将来大学へ進学することを薦めています。いろいろな経験をして貰いたいし、そこで、何を学んだのかが大切だと思います。例えば、「友人をたくさん作った。」「サークルで青春を謳歌した。」でもいいと思うのです。また学歴とは、社会へ出てから自分の実力を示す手段の一つだと思うし、人間性だけでは、希望する企業への就職が出来ないのが現実だと思っています。例え就職できたとしても、出世する人たちは高学歴の人がほとんどです。勿論大学でなくても、個人の能力はいろいろな方法でのばせると思うし、専門知識をもって活躍している方も多いと思います。  終身雇用がなくなる時代に、これからは個人の能力が重要視されることは必至です。時代の流れにのって、大学のあり方も変わっていくでしょう。企業が大学と提携して社員の研鑚の場としようとしています。これからの子供たちの生き方は、ますます厳しくなると思います。「弱肉強食」の時代になって行くでしょう。  大学進学は、個人的な問題です。重視する方はするし、しない方はしないし、極端だと思います。

bacchus   (2002.2.21掲載)
“学歴は1つの尺度”
学歴は「実力」を図るための1つの尺度です。 今まではただその尺度の種類が「学力」で、それを表すのが学歴だっただけだと思います。 これから「実力」をはかる尺度が多様化するのではないかという議論でないと物事の本質を見失うような気がします。

ts  (2002.2.21掲載)
“これからは本当の「学歴社会」がくる”
1991年入学1995年卒業組です。 学生時代は学科の勉強はほとんどせず、 課外活動(文化系サークル)の活動にあけくれ、 それはそれは充実しておりました。 勉強はほとんどせずとも、ブランドのついた大学だったため、 卒業後は一流企業へ就職。 (女子学生は多少苦戦しましたが) しかし、そのような大学生活が主流でありえたのは、 私たち世代までのような気がします。
日本は「学歴重視」といいますが、厳密な意味では違います。 学歴が「学問を修めた証」というわけではなかったからです。 中身は空っぽでも、ブランドのついた大学を出ていればよし、という 「学校のブランド重視」社会であったというのが、正しいでしょう。
ですから、私たちのときは、 新入生に「趣味は?スポーツはなにかやっていた?」と質問すると、 「そんなことしていたら大学に入れるわけないでしょー」という 答えが返ってくることも多かったのです。 ブランドのために、身の丈にあわない偏差値の大学を目指して、 趣味も持たず、スポーツもせず、異性とも交際せず、 ひたすら、無味乾燥なクイズテクニックだけを学んで 上京してくる学生も多かったのです。 その時ばかりは、さすがに 「学校のブランドってそんなに大事かー?」 と首をひねりました。 余裕で偏差値の高い大学に入れるならともかく、 大事な青春を犠牲にして手に入れるブランドっていったい・・・? お金持ちがエルメスのバッグを買うならともかく、 貧乏人がエルメスのバッグを無理して買うような、 そんな哀しいイメージがしました。
今後は「学術」にせよ「実学」にせよ、 きっちり学ぶ場に、大学は変革していくと思われます。 未だにブランドをありがたがっているのは、 オジサン、オバサンだけで、 今の10代、20代の人たちを見ていると、 すでに、そのようなブランド志向はなくなっているように思えます。





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