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ヴァリュー・フォー・マネーを検討する
第15回 デジタルとアナログ・カメラ

これからは忘年会、クリスマス、お正月と写真撮影が多い季節です。好評の ヴァリュー・フォー・マネーを検討する。今回は、デジタルカメラ(デジカメ) とアナログ・カメラについてご一緒に多方面から検討していきたいと思います。

先日、米国のポラロイド社倒産のニュースが伝わってきました。営業不振に 陥った理由はデジカメの普及によるとのことです。ポラロイド・カメラの特徴 は写したら直ぐにプリントを見られる点でした。しかし便利な一方、コスト高 と焼き増しができないのが欠点でした。便利でコストがかからないデジカメの 普及で存在価値が失われたのです。

それでは、現在まだ主流の35mmネガフィルムを使用したアナログ方式の写真 プリントは今後どうなるのでしょうか?
アナログ写真は非効率なのが欠点です。フィルム1本を取り終えて現像に出すま では撮影イメージを見ることはできません。36枚撮影してもほんとうに残して おきたいイメージはそんなに多くはありません。失敗した写真も、気に入らな い写真もすべてプリントされてきてしまうのは無駄が多くシンプルライフの 精神に反するとも言えます。

デジカメで撮影すれば、その場でイメージがみられます。自分の気に入った イメージだけを選んで残したり、プリントすることが可能です。今までは パソコンの付属品のように考えられていたデジカメですが、最近はアナログ 写真の代替製品として脚光を浴びるようになってきたのです。

デジタル映像のプリント方法も多様化し便利になりました。最近はコンビニな どでデジカメ・イメージのセルフプリント端末も増えてきました。従来のDPE店 でも受けつけてくれます。パソコンが無くても、デジカメからプリンターに 直接接続して自宅で印刷することも可能です。
デジカメでのプリントは今まで画質が劣る点が弱点でした。しかし、カメラ、 プリンター、プリント用紙の質が飛躍的に向上した結果、大きく引き伸ばさな い限り、ネガからの写真と遜色がない画質になってきました。
しかし、デジカメは便利ですがカメラ自体を新たに購入する必要があります。 電池寿命が短い点も見逃せません。またパソコンやプリンターを購入すると 多大な投資になってしまいます。

フィルムで撮影した写真はDPE店でプリントにする方法論が確立しています。 しかしデジタル写真ではプリントするまでに色々な方法があり、標準となる ものはまだ確立していないのが現状のようです。みなさんは過渡期と思われる 現在の写真のデジタル化をどのようにお考えですか、どうかご意見、ご感想、 体験談をお聞かせ下さい。

  • 写真は全てデジカメに変えた方のご意見。
  • アナログ・フィルムにこだわる方のご意見。
  • デジタル、アナログの使い分けをされているかたの実践方法、体験談など。
  • その他、写真関連の幅広い意見をお待ちしております。

ご意見の受付は終了しました。


moni  (2005.7.4掲載)
“アナログとデジタル”
はじめまして。私は写真を撮るのが大好きな30代の女性です。どこへ行くのもカメラを持ち歩いています。
私のカメラ人生は(ちょっと大げさ)今はあまり見かけませんがAPSの一眼レフから始まりました。写真の出来に物足りなさを感じていたところ知り合いからPENTAX MXを譲り受け、ポジフィルムで撮る写真の魅力にとりつかれました。それからずっとほしかったNIKON FM3Aを購入しました。
アナログのカメラはデジカメに比べると重いですが、その重さと感触が愛おしく感じるくらいカメラのフォルムが美しく、ずっと側においておきたいという愛着があります。
シャッターを切るときの音、フィルムを巻くときの動作、ピントを合わせるときの緊張感、現像に出して取りに行くまでのドキドキ感、家に帰るまでに待切れず自販機の照明でポジを見ている瞬間(周りから見たら変)、気に入った写真をプリントしたとき写真から伝わってくるあの空気感、私にとってはアナログカメラにはたくさん楽しみが詰まっています。
時間的に非効率という欠点さえも楽しく思えてしまうから不思議です。デジタルの画像が限りなくアナログに近づいた、あるいは追い抜いたとしても、私にとってはどうでもいいことなんです。
決してこだわりがあるわけではなくアナログの方が私の性に合っているのでしょう。他の人には当てはまらないかもしれませんが、こういう熱狂的な少数派がいる限りアナログはなくならないと思います。
かといって、デジタルを否定しているわけではありません。デジタルは撮り直しができて、現像の時間が短縮できて、とても効率的です。写真を撮るという行為自体のドキドキ感は少ないですが・・・。
だから用途によって使いわけています。ホームページに使う画像はデジカメの方が手軽ですし、大勢で撮る記念写真なんかはデジカメの方が誰でも操作できて失敗が少ないし、ちょっとした小旅行だとデジカメの方が軽くてかさばらないです。書いてて気付いたのですが私はカメラを一人で楽しむときはアナログ、何人かと一緒のときはデジカメと使い分けているみたいです。
ただ、困ったことに海外旅行するときに両方持って行ってしまうんです。まだまだ技術的に未熟なので、失敗したくない場面は両方のカメラで撮るためです。そういう人他にもいるんでしょうかね・・・?失敗したら仕方ないぐらいの気持ちがないとシンプルライフの精神とは言えませんね!とほほ。
旅行自体を楽しむならカメラなしで目に焼きつけるのが一番だと思います。


デジカメ研究家   (2002.10.1掲載)
“銀塩とデジカメの性能について”
初めてお便りします。
デジカメと銀塩についての考察、楽しく拝見させていただきました。 私はカメラに馴染みが無かったのですが、ちょっとしたきっかけで現在はデジカメに凝っております。
コンパクト・デジカメは、CCDのサイズからして銀塩以上に高性能なレンズが必要なのに、実際 はチープなレンズで代用しているのが現実です。最近の小さくなる傾向のCCDに対して安い成型プラ スチックレンズで済ましているのがとても残念でなりません。
当方の専門職は他の業界ですが、 共同研究している大学の先生が大のカメラ好きだったものですから、意気投合してデジカメで銀塩カメ ラを追い抜く性能が出るかを実験しています。結論的に言うと300万から400万画素台のコンパク ト・デジカメでも、レンズ性能を上げてやると銀塩と同等以上の写りになるのを確認しました。 出力はオリンパスの400dpiの昇華型プリンタを使用します。 例えばカラー印刷では最高解像度は175dpiに過ぎませんので、 デジカメの高解像度競争は400万画素以上ですとプロ用以外は無意味です。 充分な解像度を持つ300万画素台のコンパクト・デジカメのCCDがチープなレンズで 性能が発揮出来ていないのが現実です。
現在は良いレンズを選べる一眼レフ・タイプのデジカメの実験に移っています。 まだ実験途中ですが、優秀なレンズさえ有れば600万画素台でも上記昇華型プリンタで645中 判カメラに匹敵する解像度が出る事に驚いております。 ただし、受光部のシステムでかなり性能差が有るのが分かって来ていますが、 一眼レフ・デジカメ・メーカーのネット上サンプル画像では、 優劣の参考にならないのがデジカメ選びには辛いところです。

Duke   (2002.8.31掲載)
“高級レンズがっかり”
8年ほど前からコンタクッス一眼レフを使用しております。先日会社の催し物の際に写真を撮ったところミラーの不調があり写真下3分の1が真っ黒でした。
それ以来、300万画素前後のデジカメ購入を真剣に検討しています。やはりその場で写真を確認できるのは大きな強みで、このようなメカニカルな問題は減るはずです。
最後にコンタックス、マニュアルで使用できるカールツァイスレンズはコンタックスの最新Nシリーズには使用できません。何十万円もするレンズ趣味で買ったとはいえ、オートフォーカス化、デジタル化で宝の持ち腐れともいえます。

share-gaki  (2002.1.5掲載)
“マニュアルカメラの魅力”
コンパクトカメラ一辺倒でしたが、ストロボが壊れて、室内では撮影が出来なくなり、デジカメにしようか、それとも一眼レフにしようかと迷っていました。 けして写真愛好家ではなかったのですが、料理やインテリアの写真に関心が不深まり、こんな風に撮りたいと思ってるところへ縁あって中古の一眼レフ、20年前のコンタックスRTSが手に入りました。 デジカメのように即効性はないけれど、見たままに撮れる一眼レフならではの味わい深い写真に、撮ることへの関心が、どんどん深まっています。 一方、仕事の方では住宅建築で、記録用にはデジカメを使い竣工写真は、やはりアナログカメラです。





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