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シンプルなマネー戦略、2001



最近の日本経済に異変を感じている方は多いのではないでしょうか。
2001年2月の東京都区部の消費者物価指数が17ヶ月下落し、失業率も悪化、 景気の先行きを示す日経平均株価もバブル崩壊後最安値を更新しています。 最近、再びデフレという言葉が新聞などマスコミで取りざたされています。 デフレとは“物価の下落を伴った景気の低迷”と政府は定義しています。

以前、シンプルなマネー戦略で、借金を減らすことがデフレ下のベストの資産運用法と 紹介しました。ではその他にどんなマネー戦略を行なえば良いのでしょうか? 答えは簡単です、それはシンプルライフの実践しかないのです。 その基本は自分のライフスタイルを正しく把握して、生活から 無駄を削ぎ落として、家計を筋肉質にすることです。
例えば買物でも、意識しないと余計な物をその場の雰囲気で買ったり してしまいます。たかが千円でも、現在の超低金利では100万円を1年預けて 受取る税引き後の利息額に相当するのです。1週間に千円の無駄使いを減らすと 仮定すると1年では千円の52週分、なんと5万2千円にもなります。1年間で それだけの利息を得るには定期預金の利息を年0.12%とすると、単純計算で何と 4千3百万円以上の元本が必要なのです。1週間の千円の無駄使いは決して 侮ることはできないのです。

そのためにも、現在必要なのは、無目的な消費に慣れた生活を真剣に見直してみることです。 そして自分のライフスタイルの正しい把握こそがデフレ化のマネー戦略の基本と なります。それが自分で認識できないと今度は無目的な倹約を行い、 シンプルライフのつもりが節約生活に陥ってしまうのです。

シンプルライフの実践はけちな節約生活ではありません。自分が何を 人生で大事にするかを大切にして、意識的に生活することです。 私たちの多くはただ無目的にお金を使うことが豊かな生活だと誤解していました。 現在のデフレ経済がそれでは幸せになれないことに気づくきっかけ になるなら、悪いことではないかもしれません。


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