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もっと個性的な消費者になろう!


最近、椅子コレクションがブームだそうです。椅子といってもミッド・センチ ュリー、つまり50年代のイームズなど有名デザイナーが手掛けたブランドの 椅子です。これらデザイナーもののアンティーク家具を輸入販売する家具店も 増加しています。雑誌の特集や有名人がコレクションしていることがきっかけ で人気になったそうです。

日本ではブームになるとその商品の市場は急拡大します。しかし、ブームが去 ると一転、瞬く間に消えてなくなります。「もつ鍋」、「たまごっち」、 「メロンパン」から「ユニクロ」まで私たちはどうしてマスコミが煽る流行に こうも弱いのでしょうか。 個人主義が浸透している海外の都市では、日本的なブームは存在しないそうで す。流行に踊らされるのは、戦後、消費することにしか喜びを見出せなくなっ た日本人の悲しい性なのでしょうか。

小泉内閣が成立して経済の構造改革の実行を目指しています。今後確実に起こ ることは失業率の増加とビジネスマンの収入のです。貧富の差は拡大し、社会が不安定になることが予想されています。 しかし、実際の変化は急激には起きません。鈍感だと気づかないかもしれません。 だがこれまでのようにブームに乗せられて消費に酔っていることはもはや できません。

現在、私たちに求められるのは、戦後の消費至上主義の意識改革 です。消費以外に何に自分が真に喜びを感じるのかを再検討することです。 それは自分の譲れない部分にはとことんこだわり、それ以外のことは切り捨て、 意識的に判断して行動することです。つまり流行に影響されるのではなく、 自分の中に確固たる価値観を持った個性的な消費者になることです。

実はそれこそがシンプルライフの実践なのです。意識改革が正しくできれば何も恐れる必要はありません。 無駄を省いた中で十分豊かな生活が送れ ます。しかし過去の生活習慣を引きずり、意識改革ができないと悲惨です。 消費の縮小に直面して悲観的な気持ちになり、不安だけが先行して単なる惨め な節約生活に陥ってしまうのです。

構造改革やデフレに痛みが伴います。しかし、人間の価値はお金や地位が全てでないことに多くの 方が気づくきっかけになれば悪いことではないかもしれません。日本再生の 第1歩は私たちの意識変革の広がりから始るのかもしれません。


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