logomark

21世紀のシンプルライフ・エコノミー

現在の不況が以前と違うもう一つの理由は国内要因です。 バブル時代に企業は景気の先行きを読み間違え、借金をして膨大な設備投資と人材の採用を行いました。 今までの10年間、いつかは景気が好くなると信じて負の遺産を抱えていました。 しかし景気は回復せず借金の担保の土地価格は下がり続けました。 そして国際競争が激化して、大企業でさえこの負の遺産を抱え切れなくなったのです。 その結果起きているのが資産を売っての不良債権の処理と過剰人員の削減なのです。

これだけではありません。 この10年間でコンピューターが普及、発達していわゆる情報技術革命が起きました。 実はこれが私たちに直接的に一番関係があります。 これはいままで何人もで行っていた仕事を1台のパソコンが処理することを意味します。 特に事務系の人間が大量に余剰になったのです。

このような国内外の状況は、今後平均株価が大幅に上昇し、日本企業の利益が上昇しても 雇用や給料が改善しないことを意味します。 新聞やニュースで政府がベンチャー企業育成に力を入れているという報道を聞いたことがあると思います。 政府がこれだけ必死なのは理由があります。新たなベンチャー企業が成長し雇用の受け入れるができなければ今後失業率が 更に上昇し、社会不安が発生するのを懸念しているからです。
労働者を取り巻く状況は深刻です。 給料は完全に実力制になって実績のない人は常にリストラの恐怖に脅えなければなりません。

ちょっと悲しい気もしますがこれが日本の現状なのです。 節約生活がブームになっているのも納得できます。 しかし未来のことは予想は出来ても本当にどうなるかは誰もわかりません。 あまり極端な節約生活を実践すべきとは思いませんが、 今までの消費中心のライフスタイルは見直す必要がありそうです。
21世紀は、シンプルなライフスタイルにこだわって、消費以外の贅沢を自分なりに捜す時代になりそうです。


マネーカテゴリーのページへ戻る
シンプルライフ・オンラインのトップページへ
シンプルライフ・オンラインに掲載している文章などの内容の無断転載を禁じます