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シンプルな生活にとってインテリアの整理整頓は常に心がけたい問題です。一番の大敵は情報収集のために蓄積されていく雑誌、書籍、新聞などの資料類です。整理整頓を心がけ、不必要なものは思い切り捨てるのがシンプル生活の基本だと言われます。
しかし、新聞、週刊誌などは必要箇所をスクラップした後捨てられますが、愛読した書籍や月刊誌はなかなか思い切って捨てられません。音楽CD、DVD、ビデオ類も 同じようにどうしてもたまってしまいます。 だからと言って、モノが増えることを気にして情報を集めないのは間違った行動です。情報の刺激で私たちの生活は活性化するのです。そして自分の興味が不明確で生き方を方向づけるときや、好きな趣味を極めるためには幅広い情報収集が必要です。そんな時期は色々なものが周りに増えるのは致し方ないのです。 人間の好みや興味は変化します。そして時間の経過とともに、余計なものがそぎ落とされ好きなものが判ってくるのです。興味があるかもしれないとかじってみたけれど結局関心が広がらなかったという分野もあるでしょう。それらを通して自分の好みや考えが明確化できたのです。この過程で増えたものは決して無駄ではありません。 シンプルに暮らすことはただ単に物を少なくすることではありません。インテリア雑誌に掲載されているような物がないミニマムなインテリアと混同してはいけません。自分の好みや考えを明確にして、それを意識して自分の生活空間をコーディネートすることなのです。 自らが好きで収集し、そして結果的に取捨選択された色々なものは個人の生きている証なのです。それらのものが他人にとって意味がなくてもよいのです。そんな意識が貫かれた住空間はたとえ物が多くてもシンプルなインテリアと言ってよいでしょう。 |