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東京の街ではよく奇妙な光景に出くわします。 非常に高価な外車が野外の屋根なし月極駐車場にカローラやサニーとともに停めてあるのです。 最近は普通の若いサラリーマンが長期ローンを利用して500万円を越える高級外車を購入することは珍しくないそうです。 給料の使い道は個人の勝手とはいえ、年収に近い金額をクルマ購入に当てる消費行動は、やや奇異に感じます。 戦後日本人の理想は仕事で成功して金持ちになることでした。
それゆえ、外国の成功者が所有する高級車の購入こそが日本人の理想像を象徴する行為だったのです。 |
その象徴性ゆえ、日本ではベンツなどシンボルマークでブランドがすぐに 認知されるクルマの人気が高いのです。いくら高級車でも他人に解ってもらわないと意味がないからです。 昔は高級外車に乗っている人は、有名芸能人、プロスポーツ選手、企業家だけでした。 しかし誰でも多少無理すれば買える現在、高級車はもはやステイタスシンボルとしては機能しません。 自動車でアイデンティティーを満たそうとすると、より高価なクルマを買い続けるしかありません。 クルマで見栄を張るのは止めて、もっと合理的にクルマを道具として考えてみましょう。 だいたい便利な都会にお住まいの方は車が必要でしょうか。日本は税金が高く、車検や駐車料金などを含めた車の維持費は高額です。 その上高速道路を利用すると通行料までとられます。車が趣味でないのなら 費用対効果を真剣に考えて自分の生活に必要不可欠なのかを 是非、検討してみてください。 | |