かつては、衆議院、参議院それぞれに「国会等の移転に関する特別委員会」が開設されていたが、2009年現在は、開設されていない。 2002年5月中に首都移転先を決定することが既定方針だったが延期され、2003年5月、156通常国会で衆院特別委が「意見の集約に至らず」として移転断念を記者会見で発表した。 だが、1990年の決議を廃止する法案は出ておらず、首都移転案は、依然として命をつなぎ止めている。
1990年(平成2年)11月 「国会等の移転に関する決議」が衆参両議院で採択された。その後、北東地域、東海地域、三重・畿央地域が候補として検討される。 1995年12月13日 国会等移転調査会報告がまとまる →調査会報告内容 1999年12月20日 国会等移転審議会が移転先候補地として「栃木・福島地域」「岐阜・愛知地域」、参考として「三重・畿央地域」の3地域を答申。 2001年4月20日 衆議院がウェブサイトで首都移転についてのアンケートを開始 2001年10月25日 「国会等の移転に関する特別委員会」 民間人代表者8人を参考人で招致 2001年11月21日 「国会等の移転に関する特別委員会」 石原慎太郎都知事を参考人で招致 各局のラストニュースでは日本テレビが「今日の出来事」で22秒伝えた。同日その他のニュースは狂牛病感染2頭目、特殊法人を巡る党首討論、イチローMVP受賞が主であった。 2002年5月 首都移転候補地を「栃木・福島地域」「岐阜・愛知地域」「三重・畿央地域」の中から一つに絞るのが既定方針だったが延期された。 2002年10月 155臨時国会で審議 2003年5月28日 衆院国会移転特別委移転断念決議。
2001年10月26日、東京都が発表。首都機能移転費用は20.1兆円。 1997年の国会等移転審議会の試算は12.3兆円だが、これには誤りがあるとした。 だが12兆にしろ20兆にしろ直接的な投資だけであり、交通・都市インフラから民間の関連投資を含めれば100兆円規模の豪勢な無駄遣いとなる。
■ 首都 国を治める役所がある都市。 ■ 首都移転 「立法=国会」「行政=政府」「司法=最高裁」の3権の移転を指す。 ■ 首都機能移転 推進派が使っていることば。3権の移転はまさしく首都移転に他ならない。 ■国会等の移転 この名称ではあたかも国会のみの移転に聞こえるが、「等」の中に行政・司法が含まれている。 3権は並立するものであり、国会等のなかにこの2つを含めているのは事実を隠そうとする言葉のマジックである。
■ さいたま新都心 ■ 税金の使い道 ■ 大深度地下 ■ 中央新幹線 ■ リニアモーターカー