2001年9月議会個人質問
久村真知子
1、冬を前にしてのホームレスへの市の対応について
2、瑞ヶ池(貯水池)の水質の現状と今後
3、子育て支援策について
質問要旨
只今議長の発言の許可を受けましたのでわたくしは日本共産党を代表して質問いたします。
まず初めにホ−ムレスへの対処について質問いたします。
最近、「ホ−ムレスが増えているのでは」「知り合いが、生活できなくなりホ−ムレスになったようだ、心配している。」という声をきいています。「寒い冬が来る前になんとかできないものか。」これは人間らしい気持ちを持っている人なら誰しも思う事ではないかと思います。昨年3月にも質問させていただきましたが、少々冷たいご答弁をいただきました、「国・県の動向を見から」というものでした。「安心して住める町」を第4次総合計画で掲げられ、また市民アンケ−トでの「理想とするまち伊丹市は」の答えは、皆さんもすでにご存じのように「福祉の充実した町」です、そのなかで伊丹市民であった人が様々な理由でホ−ムレスにならざるを得なかった、この様な現実にたいしてどうお思いなのかお聞きしたいと思います。
次にホ−ムレスの人数に対して昨年は7人と報告がありましたが、今年はどう把握されていますか。またこの様な方々に対して自立へむけての支援をしなければならないと思います。そのための一つの手段として相談窓口などが良くわかるように案内のチラシ等を配布また市民にも知らせするなど情報をきちんと示す事は、一つの方法だと思いますが、なんらかの手立てをお考えなのかお伺い致します。
次に今まで生活保護など何人の方が相談にこられその方々に対しての対処は、どのようにされたのか、また今後相談に来られた人に対してどの様に対処されるのかお聞きしておきます。
最後に、寒い冬が近ずいてきますせめて雨風をしのげる場所の設置が必要です。緊急を要すると思いますが、いかがお考えなのかお伺い致します。
次に貯水池の現状と今後について質問致します。
この件につきましては、6月議会で質問をしたばかりですし、市当局におかれましても瑞ヶ池でのフナ大量死の原因の解明や、水質問題について取り組まれていると思います。又、「めったに、魚の大量死はありません」とも言われていましたので、当面問題はないと思っていました。ところが、3月の630匹のへい死につづき、6月20日から6月28日の9日間で、607匹のフナがまた死ぬということが起こりました。1日、5匹から多いときは206匹で平均すれば毎日67匹となります。
今回の発見者である市民の方は、警察に届けられています。多くの市民の命を預かっている水ですし、その安全性については、皆さん大きな関心を持っておられる事と思います。今回は、さっそく「瑞ヶ池におけるフナのへい死について」の報告書を、いただきました。やはり私も、いったい池の中でなにが起こっているのか、ほんとうに安全なのか大変心配になり、貯水池の水質について引き続き質問させて頂くことにしました。
めったにないと言っていたことが、今年2回も起こっているのです。この様な出来事を当局はどう受けとめておられるのかまず最初にお伺い致します。それに今回も3月と同じく、体長20センチから30センチのフナだけというのは、不思議なこだとおもいますが、フナの生態から見ますとフナは夜には池の底に居るということです。ですから池の底の酸素の量の状況が大事だと思います。前回は、調査が行われていなかったのですが、今回は、貯水池の水深別の容存酸素量の調査が行われた結果、池の底の酸素は「0」だということです、これではフナは生きていけないのはあきらかです。このことから、今回の死因は、酸欠であるということになると思います。(、前回の報告書は原因不明となっておりました)今回は、アオコが発生しております。アオコは各地で大きな問題になっています。アオコには毒性があるとも言われており、臭いも、ものすごく放っておくと池も死んでしまうほどだそ
うです。今回魚が死に始める前の日、当局は6月18日に硫酸銅を散布しアオコを殺しています。そのアオコが、池の底に沈殿し、より一層酸素を消費してしまうそうです。この様な水の汚れの原因になるアオコの発生する原因について大変に疑問を持つわけです。
そこでお伺い致します。貯水池でのアオコの発生はいつごろからでしょうか。貯水池には武庫川、猪名川の水が入っているわけですが、その水質との関連はいかがでしょうか。また、瑞ヶ池の北面の道路を渡ったところに深井戸がありますが、貯水池との関連はどうなのですか。農薬等の影響はないのでしょうか。お伺い致します。貯水池を見ましたら、カメも多いようですが池の底に餌になるような少動物が、生息できるような泥も多くなっているのではないかとおもわれます。今、池の状態・生態系などはどうなっているのでしょうか、お伺い致します。
ヨシの生えて居る池の北側は藻がたくさん生えて、泥のようなものが滞積してたいへん汚れているように見えました。この様な状況からも、瑞ヶ池の富栄養化が進んでいるように思われます。
一方昆陽池貯水池は、見た感じでは、すっきりしていてそのうえ噴水があります。同じ伊丹の貯水池であってどうして形態が大きくちがうのでしょうか、市民にとってよりよい水源池をめざさなくてはなりません、そのためにはさきほどの酸欠状況を一日も早く改善する必要があると思いますが、どの様な対策をお考えでしょうか、お伺い致します。
最後に子育て支援についてお伺いいたします。
今日子どもたちを取り巻く状況は、きわめて深刻です。それだけに少子化社会のなかで安心して子育てできる社会作りが急がれるところです。三世代の家庭は年々少なくなり、子どもと親だけの核家族となっています。若い夫婦、母親は地域になじむのにも時間がかかり、まして子どもができれば、なれない育児におわれ一人で悩み、苦しんでいる親が多いと思います。伊丹市は「誰もが安心して子どもを産み育てることができる町作りを目指す」事とし、昨年4月に市民福祉部内に子ども室を設置しました。以下、さまざまな子育て支援について、いつかの質問をさせていただきます。
まず最初に、子育て支援の事業の運営等の仕方はどうなっているのか、また今後の事業展開はどうなっていくのかお伺い致します。
次に家庭児童相談員についてお伺いいたします、平成12年度には家庭児童相談室に1133件もの相談があり、母子・寡婦・父子相談も897件寄せられています。不況のなかで若い人たちの生活や子育てが益々大変になり、また深刻になっているのではないかと思われます。そのような中での第3者の手助けはより一層大切になっており、子育て中の人たちが安心して相談に来られるようでなければなりません。相談員は、どの様な人々で何人で構成されているのでしょうか。また今までの相談事は、どのように解決されているのでしょうか、お伺いいたします。
次に児童虐待防止事業についてお伺いいたします。決算に関する報告書によると相談・通告人数は11年度64件・12年度114件と大きく増えています。子どもの権利条約では「子どもが親の所有物から子ども自身が権利の主体」とされています。ですから乳幼児を含む児童の身体及び健康保持と命の安全を守ることは大人の当然の義務であります。昨年5月に公布された児童虐待防止法の第4条では国及び地方自治体の責務として、「児童虐待の早期発見または虐待を受けた児童の迅速且つ適切な保護を市は責任をもって行わなければならない」とし、今までに一般市民の経験したことのない立入り調査などを行うわけです。そこでお伺いいたしますが、この様な調査等には誰が、どの様な方法で行かれるのか、また通告などがあれば誰がどの様に対処されるのかお伺い致します。
またこの法律を広く市民に知らせることが調査等をスム−ズニに行うことにもなり、同時に虐待を防止することに大きな効果があると思います。「伊丹市児童虐待防止市民ネットワ−ク会議」等でより一層市民へのアピ−ル(もお願いしたいと思います)を行う必要があると思いますが当局の見解を求めておきます。
次に子育て支援の施設についてお伺いいたします。
「親子仲間作り広場」事業などが総合教育センタ−や北野センタ−で行われていますが、昨年度の参加者は平均すれば62人で、「親子ふれあい広場」等の参加者は、380人となっています。子育て中の親子が熱心に参加されていますが現状では幼い子ども等が利用する施設としては、設備も不十分ではないかと思われます。誰もがいつでも気軽に利用でき、0才児を持つ親も安心して利用し調理等もできる施設が必要ではないしょうか。今後の子育て支援の利用施設の在り方について利用者・市民の声を聞き充実させていただきたいと思いますが、見解をお伺い致しまして、一回目の質問といたします。