2000,12月議会 久村真知子議員 一般質問の概要 

 

ただ今議長より発言の許可をいただきましたので、私は日本共産党市会議員団を代表

しまして、質問いたします。

 まず初めに現在の女性のおかれてる状況の中でのシェルタ−の設置について、又伊丹母子ホ−ムの役割と施設の充実と運営について」お伺い致します。

近年、夫やパ−トナ−から女性に加えられる暴力(ドメスティックバイオレンス)に

ついて、総理府が昨年実施した初の全国調査では、「命の危険を感じるほどの暴力を受

けたと回答した女性が、20人に1人ののぼっています。」女性の人権が、まったく無

視された事がおこっているのです。女性の社会進出が増え、男女平等が進みつつありま

すが、一方ではこのような深刻な実態となっています。同時にさまざまな理由で離婚も

増えています。しかし女性が自立するには、まだまだ社会的地位は低い状態で、経済的

にも生活が困難な状態です。

まして、子どもを連れていますと子育てにも、将来に対しても大きな不安をかかえざ

るえません。伊丹市におかれましてもさまざまな、女性施策をとっておられますが、現

実に緊急に手をさしのべなければならない状況の女性に対しては、各地で作られつつあ

る一時避難所が必要だと思います。悲惨な事件などにならない様に又、精神的打撃から

立ち直れる場として、安心して気軽に相談が出来一時保護ももできる場の設置に関して

お伺い致します。

 

 次に母子ホ−ムについてお伺い致します。

現在、児童福祉法の基ずき設置されている母子ホ−ムが、伊丹に1ヶ所あります。さ

まざまな理由で子どもを連れ女性一人で自立をめざすというのは、今の世の中ではまだ

まだ大変な事です。不安な気持ちで市役所に、相談に来られていると思います。そんな

人が、保育所のある母子センタ−に入居出来るというのは、本当に心強いことです。一

日も早く母子共に元気になり、安定した生活を送っていただきたいと思います。そのた

めには、建物自体も住みごこちがよく気持ちも明るくなる様なものであるべきだと思い

ます。しかし、今の建物は1968年建設されていますので、時代に合わなくなってい

る面があると思います。

例えば、トイレですけれども2F・3Fに共同トイレがありますが、男女共同のトイ

レになっています。

お風呂は、1994年に1階に設置されましたが共同使用で、1家庭につき約1時間

で入り掃除もしなければなりません。20世帯ありますので、交代で入るため2日に1

回しか入れないのです。近くに浴場もありませんし、夏場は特に大人も困りますが、子

どもがいると衛生上もよくありません。又、部屋の広さも法律は守られているでしょう

が、台所と1部屋の所が8戸で2部屋の所が12戸となっています。今の住宅事情とく

らべ、大きな差があると思います。基本的人権であるプライバシ−も、守られているで

しょうか、この様な施設の現状についてどうお考えでしょうか、お伺い致します。

運営などについても、入居者の方もいろいろご意見をおもちと思いますが、どの様に

反映されているでしょうか。

今まで家庭内での問題とされていた家庭内暴力なども、憲法で定められた基本的人権

を保障するという立場からも、問題となり母子ホ−ムなどの利用も増えているくると思

います。今後の施策のあり方をどの様にお考えでしょうか。

 

 次に、中学生・高校生の居場所作りについて質問致します。

子ども達をとりまく環境については、議会でも何度かとりあげられて多くの方々が、

青少年の成長に心配りをしています。毎日の様に報道される暗いニュ−スには、本当に

心を痛めます。伊丹の中でも子ども達の状況に心配の声がよせられています。子ども達

がこの世に生まれ明るく成長する事は、誰もが願っている事です。高齢化社会をむかえ

お年寄りが元気ですごすために、居場所作りも始まっています。人間一人で暮らすのは

さみしくもあり不安も大いにあります。ですから、同じく子ども達も成長の場としての

居場所が必要です。伊丹の子ども達0才〜19才までは、約2万人です。子ども達が将

来の伊丹をささえいくのですから、環境作りはとても大切な事だと思います。

先日、中・高生を対象とした大型児童館を、杉並区の「ゆう杉並」を見て参りました。

大変すばらしいものでした。子ども達が気軽に生き生きと利用していました。杉並区に

は、41ヶ所の児童館もあるのですが、少しわかりにくい所にあり自転車で20分ぐら

いで来られる所、この児童館に集まってくるそうです。この様な施設を、伊丹にも作り

たいと思ったのは私だけではありません。

この施設は、建築する段階から子ども中心に動かされています。しかし、それをする

までに様々な調査をし研究をして、その型を作られています。子ども達中心で子ども達

が考え子ども達のための児童館であるため、積極的に利用しているのだと思います。い

ろいろな才能を発揮出来る現代用のシステムになっているのには、本当に関心しました。

年間200日の見学者があるそうです。伊丹市でもぜひ、真剣に取り組んでいただきた

いと思います。

まずは、中・高生という年代をどう理解するかという事が一番大切な事で、その特性

を調査アンケ−トなどをし正確に把握することです。他校の生徒同士が集まるその事だ

けでも、多くの大人は不安をもちます。出来るだけ他校の生徒と交わらないように(隔

離)をしたいというのが今の現状ではないでしょうか、その事への理解を広める事が、

この施設作りの出発点で又、一番大変な事のようでした。他の児童館の利用率は、4%

未満であったわけですから多くの人は、作っても利用があまりされないのではという心

配があったわけです。子ども達がどんな所によく出入りし、どんな所をよく利用して集

まっているのか、伊丹の子どもの現状を外へ出てよく調べる、この様な事を伊丹でも行

い子どもの様子をよく把握していただきたいと思いますが、その見解をお伺い致します。

子ども達の参加の問題ですが、子どもの権利条約を実のあるものにしていただきたい

と思うのです。例えば、先日きれいに大変気持ちよく出来上がりました、荻野小学校の

トイレですが、同じトイレを作る時他市の学校では子ども達もトイレ作りに参加してい

るわけです。出来上がれば自分たちが作ったトイレだから、大切にしようという呼かけ

生徒が自主的に行っているという事です。そして、校内暴力もへり大変ふんいきがよく

なったという事です。しかし、伊丹市の場合「時間の関係もあった事なのですが、子ど

も達の意見までは聞けていない」という事でした。

伊丹市は、「地域の環境作りを」「子どもの権利条約」の精神に基づいて進めていた

だきたいと思いますが、ご見解をお伺い致します。

杉並区でも、中・高生が建設委員会を作り又、運営委員会も16人で行っています。

毎日高校生は、40人ぐらい利用者が増えているいるのです。又、心配していました利

用者の問題行動が起こるのではという事も、3ヶ月ぐらいは何件かあったがその後は、

ないということです。本当に自分たちが利用したい施設を作り、運営もするという事が

この様な状態を作り出していると思います。伊丹市でも、この様な中・高生の居場所を

ぜひ作っていただきたいと思います。そこで、今の青少年センタ−についてであります

が、大変環境のよいところにあります。又、10年度5万人の方が利用されています。

引き続き中・高生中心の居場所として、大変適切な場所だと思います利用することはい

かがでしょうか、施設についてはペンキやタイルがはがれたりしています。この点の修

理など多くの若い人が、利用する場ですのでもう少しいたんだところ、古くなった所は

手入れをしていただきたいと思います。