2008年6月議会 本会議最終日

日本共産党伊丹市議会議員団 かしば優美議員

議案第84号「伊丹市立駐車場条例及び伊丹市立文化会館条例の一部を改正する条例の制定について」反対討論

 ただいま議長より発言の許可を得ましたので、私は日本共産党議員団を代表して議案第84号「伊丹市立駐車場条例及び伊丹市立文化会館条例の一部を改正する条例の制定について」反対の立場で討論を行います。

 今回の提案は、指定管理者によって管理されている宮ノ前地区地下駐車場及び文化会館の駐車場に利用料金制度を導入しようとするものです。

 利用料金制における駐車場料金の設定は、指定管理者が決めることになります。しかし市立駐車場は「自動車を利用する市民の利便をはかる」ことを目的とした公の施設であり、市として責任を持って駐車料金等はきめるべきです。

また、利用料金の増収または減収の場合の取り扱いについて伊丹市は、実際の利用料金収入額が指定管理者の提案した収支計画の利用料金収入見込み額を上回った場合は、指定管理者に「営業努力」の見返りとして「利益還元」する方針としています。

しかし現地下駐車場は、市全体が厳しい財政状況におかれている中、毎年2億1千万円の起債償還を余儀なくされ、市の資金シュミレ―ションでは累積赤字が解消するのは今から34年後の平成54年となっています。料金収入を増やす努力は当然必要ですが、「利益の還元」は、公債費負担の軽減や累積赤字解消にこそ充てられるべきです。

利用料金制の導入はこうした市民の願い、広い意味で「市民サ―ビスの充実」に反するものです。また現在と比べても明らかに、駐車場という公の設備が団体・企業の収益の道具とされることなり、その導入には反対であります。