2008年12月伊丹市議会
日本共産党伊丹市議会議員団
中村孝之議員
請願書に対する賛成討論
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請願第6号 教育予算を増額し、ゆきとどいた教育実現を求める請願 |
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「今日子どもと教育の置かれている状況は大変深刻で、みんなが心を痛めています」と請願趣旨にもありますように、今こそ教育環境を充実させ、ゆきとどいた教育は待ったなしの課題であります。 特にこの間、小学校・中学校での少人数学級を求める声が保護者・教職員ばかりではなく、各界からも出され全国的にも大きく広がり、兵庫県においても現在小学校四年生まで35人学級が実現したところです。 教職員からは、学級の人数が少ないのでその都度適切な指導がしやすい、ノートを丁寧に見ることができるなどの意見が出され、保護者からもきめ細やかに指導してもらえるのでありがたいなどなど、大きな成果を上げていることはご承知のとおりであります。 今日まで上げてきた成果を、さらに小学校五年生以上のクラスにも拡大することは、「子どもたちに豊かな人格としっかりした学力を身につけてほしい」という保護者・市民の願いに共通するものであります。また、2006年(平成18年)8月、伊丹市教育委員会が実施した小・中学生のアンケートで、「先生に望むもの」のベストスリーは、小・中学校ともに @わかりやすい授業 Aどの子にも平等に接する B子どもの相談に気軽に応じてくれる となっていますが、これら子どもの声も少人数学級の必要性を求めていると思います。 従って、今回小学校五年生以上に、市独自でも当面35人学級を実現してほしいと、16,263人を超える市民の願いをこめた請願は妥当であり賛成するものであります。
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請願第7号 伊丹市立高等学校の存続を求める請願 |
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伊丹市立高校は、請願趣旨にもありますように、働きながら学ぶ学生、公立・私立の全日制にいけなかった生徒、全日制高校のような大きな集団になじめない生徒、中学校段階で学習や友達関係で「つまづき」を経験した生徒たちの「将来につながる学びの場」として、今日まで地域で重要な役割を果たしてきています。 しかし、兵庫県教育委員会は県立武庫之荘高校の跡地に、三部制定時制高校を2012年度から開校すると発表し、開校に合わせて周辺の定時制高校の統廃合を行おうとしています。 三部制高校を開校することは、昼間勉強したいという生徒の願いをかなえることができますが、伊丹市立高校がこれまで果たしてきた役割が発揮できるのかどうかであります。 先ず第一は、請願趣旨でも明らかなように、今年3月実施された入学者選抜でも普通科80名の定員を充足し、子どもたちの願いを十分に果たしています。しかし、、尼崎南高校、武庫高校、西宮西高校三校を統廃合して開設された三部制定時制高校・西宮香風高校の入学者選抜の状況を見ると、競争率が二倍を超えるなど「定時制に通いたい」という地域の子どもたちの願いが十分に果たせていないことが指摘されていますが、生徒の学びの場を奪う事態が想定されることであります。 第二は、生徒の下校時間が夜9時を過ぎる中で、開設予定地が公共交通の便利も悪く、働きながら通う生徒の実態からも「学習権」を奪いかねない状況にあるという点であります。 以上、多くの不安が出されるなど、「学びの場」としての条件整備が示されていない中で出された請願の願意は妥当であります。議員各位のご賛同をお願いして討論を終わります。
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