2003年12月議会 一般質問 

ひさ村真知子議員

只今議長より発言の許可をいただきましたので私は日本共産党市会議員団を代表して質問いたします。

住宅施策についてですが、先日伊丹市営住宅の空家募集の抽選がありました。倍率は5,63でした。「市営住宅に入れませんか」とよく相談を受けることがあります。「応募してもあたらないでしょ。」と諦め顔で言われるのは大変こちらもつらいのです。定年、リストラ、失業、賃金の切り下げなどで、今までの生活が維持できないと言う人が増えています。若い人もアルバイト、人材派遣会社等で不安定な雇用状態です、当然所得が不安定ですし低い訳です。抽選で外れた人、特に低所得者に対して安心して暮らせる住宅が急いで必要です。

伊丹市住宅マスタープランでは、基本目標として「いきいきしたくらしを支える住まい作り」としています。市民のいきいきとしたくらしの実現のため特に住宅施策においては、社会の要請を的確に捉えた適切な住宅供給を促進し、生き生きとした地域コミニュテー形成を目指すとしています。このことは大変良い事だと思います。住宅が人に与える影響は大変大きいものです。先日民間の文化住宅に居られた方が、平松の市営住宅に入居する事が出来ました。今まで市営住宅に居られた方は、そうでもなかったですが、その方は大変喜ばれています。今までより広くなり、住宅費も安くなり、買い物なども便利なので気分も明るくなり病気もよくなってきている気がすると大変うれしそうにいわれていました。

また70歳を超えたご夫婦でしたが民間のアパートでお風呂もなく日当たりも大変悪い6畳3畳の部屋に住まわれていました。ご主人はいつも体調が悪いと言ってむずかしい顔をして寝込んでおられました。そのご夫婦が日当りが良く静かで、少しお花が作れるような借家に移られてからは、びっくりするくらい元気になられ自転車にも乗り出かけられています。このことから住むところがいかに人に健康面やその人の生き方に、大きく影響するかと言う事を実感しました。

今回市営住宅の抽選に外れた人は今後の生活に大きな不安をもたれている事と思います。定年を前にした方も大変期待されていましたが。外れてしまいましたと残念がられていました。「入居できるでしょうか」と期待をもたれますが、「抽選ですから」としか応えられないのは悲しいものです。また「外れるでしょう。」とあきらめられて応募しない方もいらっしゃいます、ですから実際には応募されている人数よりもっと多くの人が公営住宅に入居を希望されていると思います。

 伊丹市の住宅ストック計画では「時代のニーズに合った良質な公共賃貸少子高齢化等の社会情勢の変化に対し、住宅ストックを計画的に達成する計画」を、利用者の利便性など市民中心の施策の推進を行うと計画しています。建替えをした市営住宅は古い住宅より広くバリアフリーで、今までに比べ住みやすくなっており喜ばれています。しかし市民全体の住宅施策になっているのでしょうか。

今までは住宅不足解消が目的でそのための建設をしてきた、今は社会情勢が変わり、高齢者向け住戸内改善、福祉政策と連携し極めこまやかな政策がいるよう変化してきているとされています。高齢化社会ではそのようなことは必要な事です。

しかし初めの目的であった住宅不足の解消であると言う目的は達成されたのでしょうか。現実には今回の入居競争率があるわけです。このことは住宅の不足が解消されていないと言う事を示していると思います。

市民の皆さんの要望は市営住宅の増設でありますが、当局は市内に空家が多くあるのでその利用を薦めようとしているわけです。県の特定優良賃貸住宅も(市内39ヶ所・704件)ありますが3割が空いていると言う事です。空いていても入居しない、一方では市営住宅には多数応募すると言う状況があります。これは家賃が高い、というのが一番の理由ではないでしょうか。安い家賃のところ、安心して住めるところにすみたいというのは当然の願いです、このような声に応え市が責任をもって公営住宅を建てていくというのが本来の役割ではないでしょうか。

家賃が高くて生活が大変という思いで応募しても外れる人、今の住居から離れたくないと願いながら応募する人、運命のいたずらで抽選に外れるわけです、当然市営住宅に入居できる条件のある人なのですから何らかの対処はされるべきと思います、経済的に大変なのですから、家賃補助を行うなどがいかがでしょうか、民間の空家対策にもなるわけですから是非行っていただきたいと思いますがいかがでしょうか。

また緊急にどうしても住居が必要な人への対応についてですが、家を持っていても何らかの理由でローンが支払えなくなってしまった。家賃の滞納があればアパートは出なければならないわけです。そうすればホームレスにならざるを得ないわけです、安い住居を探してもなかなか見つかりません。 

そこで、今当局は住居調査など行っているわけですが、その中で市営住宅並みで、入居できる住居などがあるのではないでしょうか。そのような情報を、住宅の相談にきた人、申し込みにきた人に提供することができれば、市民にとっては、貴重な情報源となるのではないでしょうか、この点についていかがでしょうかお伺いいたします。

特優賃の件ですが、空家が目立っています、一般公営住宅への用途変についてはどのような状況でしょうか、市としてはどのような見解をお持ちでしょうかお伺いいたします

市営住宅のバリアフリーの改修についてですが、改修工事は進んでいますが、一階が空いてから工事をするわけですがこれでは、いつ工事が済むのでしょうか、高齢化が進み体調をくずされている方が増えています。エレベターの設置されていない団地では「足がいたい、心臓が悪い」など病気の方が増えていますので「1階に移りたいと、」切実です、計画的に急いで進める必要があると思いますがいかがでしょうかお伺いいたします

次にホームレス自立支援について何点かお伺いいたします。

2003年に「ホームレス自立支援等に関する特別措置法」が成立し、その8条に基づいて「ホームレスの自立の支援等に関する基本方針」が定められています。ホームレスの自立を支援し、そしてホームレスになる事を未然に防ぐための生活上の支援等について国の責務を明確にしています。

今小泉政権のもとで不況が深刻になり企業の倒産、リストラ、低賃金、など様々の事情で、アパートの家賃が支払えないなど、ホームレスとなり過酷な野宿生活を送っている方が増えています。厳しい冬を迎え、長引く野宿生活で体力の低下などで病気にもなってしまいます。ひとり一人の命を守るため「法」に基づいて、できるだけ早い時期に自立への手立てをし、伊丹にはホームレスは一人もいないというようにしなければならないと思います。しかし伊丹でも増えているのではないでしょうか。伊丹でのホームレスの現状をお伺いいたします。自立へ向けての市の取り組み状況はいかがでしょうか。

 今日厳しい家計の状況です、そのような状況の中で家賃や家のローンが支払えないと言う相談を多く受けますが支払えなければホームレスとならざる得ません。またホームレスの方は自立のため生活保護を受けようと相談にこられるわけです、内心不安ですがる想いで市役所に相談に来られるわけです。いつもお願いすることですが、来られた方には、まずは申請書を書かせていただきたいと思います。それから話をよくを聞いていただきたいと思います。「健康で文化的な生活の保障」憲法25条や、生活保護法第7条の申請の自由を生かしていだだき、最後の砦(とりで)として、市民を守っていただきたいと思います。ホームレスにならないため又自立のための生活保護の摘要をきちんと行うための受け入れをしていただきたいと思います。

ふゆを迎え大変寒くなるのですが、高齢の方や体調を崩している方などもいらっしゃると思いますが、寒さを防ぐ手立てや食事などは、どうなのでしょうか。                                         

栄養不足などで体調を壊している人も多いと思います又健康管理・衛生面の管理等などはどうでしょうか、対処すべきではないでしょうか。

地域住民とホームレスとの関係は色々複雑であると思いますが、世間ではトラブルがニュースとして流れていますがこのようなことが伊

丹では起こらないにしなければなりません、その為には住民との関係を良好にする事だと思いますが、住民との関係のあり方についてど

のようにお考えでしょうお伺いいたします。

 

 次に老人福祉電話についてですが

一人暮らしの高齢者に安否確認のため固定電話の貸与の補助をされています。また緊急通報システムも固定電話でのシステムになってい

ます。現代社会では携帯電話を、皆さんお持ちになっています。一人暮らしの方もこれからは、携帯電話の貸与が求められるのではない

でしょうか、安否確認の連絡も携帯なら、ほぼいつでもつながりますので掛けるほうも便利だと思います。家の中でもお風呂やトイレで

も、皆さん体調が悪くなり倒れられたりしますので、そんなときも身近に電話があれば早く救急の連絡がつきます。時代の動きを見て、

安い携帯もありますので、携帯の使用を検討していだだきたいと思いますがいかがでしょうか。