LOSO
Live at Diamond/Chanthaburi
2001/OCT/6





report & photo by SIAM


バンコクからバスに揺られて約4時間。やってきましたチャンタブリー。
先日の福岡でのライブから約2週間ぶりにLOSOと再会することに。
やっぱり彼らのライブはタイで、特に地方で見るに限る。盛り上がりかたが違うもんね。


さて、チャンタブリーに到着したのがPM11時45分くらい。
今日のライブは11時半スタートと聞いている。もう始まってるかな。
ほどなくしてライブ会場に到着。会場の中から「5ナーティー」が聞こえてきた。
おー、すでに始まってるぜい。中を除いて見るとものすごい人込みだ。
ということで今回はスタッフと一緒にバックステージから見ることに。もちろんNgaamさんも一緒。

ツアーマネージャーのS氏、私を見つけて「知ってる奴が来たな」って感じで指を指してきた。
ここにいるスタッフ達とはほとんど日本で会っている。みんな知ってる顔ばかり。
たった2週間会ってなかっただけなのに、私も彼らとの再会が妙に嬉しかった。
機材スタッフも私を見つけて「おー!」。仕事中なのに私に水割りを作ってくれた。
ウイスキー、コーラ、水にソーダ、それに氷があって、スタッフもみんな仕事しながら飲んでいる。
「好きな時にセルフサービスで作って飲んでいいぞ」と、ツアーマネージャー。お言葉に甘えよう。

今回はバックステージから見るので、一緒に歌ったり踊ったりするわけにもいかない。
というわけで、初めて冷静にLOSOのライブを見た。全般的に曲のテンポがアルバムより少し速めだね。

今日は新作「ポックデーン」からの曲をかなり演奏した。
5ナーティー」「フォントックティーナーターン」「マイキットノークチャイ」「ヤークプリィアンチャイタァー
それに今日の1曲目はきっと「パンティップ」だったんだろうな。
驚いたのは、観客がみんな最初から最後まで大声で歌っているということ。新曲も浸透している。
メンバーもこれだけ観客が歌ってくれると気持ちいいだろうな。



もちろん昔の曲もおりまぜる。覚えているだけでも全部書くと、
チャイサンマー」「ソムサーン」「サーハッ」「チャカヤーンシィーデーン」「モーサイラッブジャーン
コンバー」「ラオレナーイ」「チャンルタァー」といったところ。

それにしてもどの曲も物凄い大合唱だ。bKKでのライブのそれとは全然違う。
スピーカの大音量をかき消す物凄い肉声。ステージ側から見るとまた迫力も違う。
中でも特に凄かったのが「ラオレナーイ」かな。まさに「一体感」って感じ。
どちらかというと日本のファンの間ではマイナーな曲かもしれないけど、ここタイではみんな歌ってるぜい。
「モーサイ〜」の最後の「テーラオチャイ!」の合唱も凄まじかった。やっぱLOSOライブはこうでなくちゃね。



ウィスキーを飲みながらのLOSOライブもいいかも。自分でソーダ割を作って飲む。だんだん酔ってきた。

ヤイがいつも歌うプゥアチーウィット系の曲だ。この曲は福岡でも演奏している。
セークがギターイントロを弾いただけで大歓声が巻起こる。すごい人気だ。
横にいるツアーマネージャーに聞いてみる、「これなんて曲?」
「これは“
タンゲー”だよ。カラバオの曲」。、、(ポンテープがオリジナルとのことだけど)。



メンバー全員で歌う曲「
タァーチョープナーイ」だ。セークはこの曲ではギターとコーラスのみの脇役。
客席に背中を向けてギターを弾くセーク。この時バックステージにいる私にやっと気付いて、
わぁぁぁぁぁぁーーー!!!って嬉しそうな顔をしながら大声で叫んでくれた。
私も嬉しかったけど、いいのかい?曲の途中なのに(笑)。セークに指を指して返す。

今日は珍しい曲も演奏した。1stアルバム収録の「
ヤークボークワーシィアチャイ」!。隠れた名曲だ。
セークのギターがアルバムのそれとは全然違うプレイでまたカッコ良かった。
それにしても、まさかこの曲演奏するなんてねぇ、、ちょっと意外でビックリ。

さっきからツアーマネージャーが何度もポケットから曲順表を出しては何かを確認している。
どうもこの店は閉店時間にうるさいらしく、演奏出来る時間も残り少ないらしい。
スタッフ同士で打ち合わせた結果、あと2曲で終わり、ということになってしまった。
セークに指で「あと2曲」と伝えるスタッフ。セークも分かったようだ。

ラスト前の曲は、「
クーイラックチャンバーンマイ」。
ストリングスのパートによるイントロが流れると、大歓声が巻起こった。
でもみんなも次の曲が最後とは思わないだろうな。

そして最後は「
パンティップ」。
Aメロの部分をアルバムより1オクターブ高くして歌うセーク。
最近のライブではこのバージョンで歌ってるらしい。
ライブでは全曲ギターのチューニングを半音下げにしてるからこっちのほうが歌いやすいのかもね。
そして大興奮のままライブ終了。
というわけで今日は珍しく「ヤークヘンナークン」は演らなかった。



控え室で待っていると、まずヤイが出てきた。
今回我々が来る事をメンバーの中で唯一知っていたのは彼だけ。再会の握手を交わす。

Yai:「
いつ頃ついた?
SIAM:「12時ちょっと前くらいかな?」
Yai:「
そのころ俺達何演奏してた?
SIAM:「“5ナーティー”だったよ」
Yai:「
そうか、じゃあそんなに遅れなかったんだな

さっき気付いてくれたセークも控え室に帰ってきた。改めて挨拶する。
Welcome to Thailand!」だって。セークらしいね。

ラットは遠くで他の人と喋っていたが、私と目が合うと「あっ!」、って顔をしてすぐにこっちに向かってきた。
「こんちわ!」っと彼に挨拶しワイする。ワイで返すピーラット。ニコニコして嬉しそう。みんな相変わらずだ。

その後みんなでロットゥーに乗って食事に行く事に。
しかしサインを求めるファンが車の周りに集まってなかなか進まない。
それでもセークは窓を開けてちゃんとサインに応対する。ヤイもラットも手を振ってファンに応える。

前の席に座ってるヤイが後ろを向きながら「
SIAMは明日は暇?」って訊いてきた。「暇だよ」
だったら明日俺達と一緒にラヨーンに行かないか?明日もそこでライブあるんだ」。
いいねー!、、、でもスケジュールの都合で、明日はBKKに早く帰らないと行けないんだよな、、
ということで残念ながら同行は断念。

実はここで意外な事実が発覚。ここチャンタブリーは、LOSOにとって思い入れの深い土地らしい。
というのも、彼らがその昔拠点としていたのがこのチャンタブリーなんだって。
セークが窓の外を指差して「
あの店でのライブが俺の人生初ステージだよ」と教えてくれた。へー!
当時セークは17歳だったらしい。初ステージで彼はどんな曲を演奏したんだろうね。
隣りに座ってるラットも「
SIAM、俺あそこの店で昔よくライブしてたんだよ。」と聞かせてくれる。
ヤイも同様に窓の外を指差してはいろいろと解説してくれた。ほんとに彼は話好き。

そうこうしている間に、目的の場所に着いた。バミーの屋台だ。
LOSOメンバー&スタッフと屋台でバミー。、、、あれ、なんかこのシチュエーション、、?
あ、そっか、福岡だよ。日本では連夜中州の屋台でみんなでラーメン食べたもんね。思いだしちゃった。
地元の人達も彼らを見ても大騒ぎすることなく、ウィスキー持ってきてセークに勧めたり、なんかいい感じ。

そうこうしてチャンタブリーの夜は更けていった。
翌日、彼らはまた車に揺らて次のライブ地へと移動して行く。みんな、ほんとにお疲れさま。



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