|
フィクション |
|
第六話 「うがぁ〜、ひゃぁ〜、ひぃ〜、あぁぁぁ〜〜〜、もう、許してぇ〜、あぁぁぁ、いっそ殺して、お願い、殺してぇ〜〜〜〜〜」 「殺して欲しいだと?ふん、まだ殺すわけにはいかねえんだよ〜、どうしても殺して欲しけりゃ、黒山様の前で俊吉との密通を早く認めるんだな、ねえ旦那」 「そうだな。殺すにはいささか惜しい娘ではあるが・・・ふふふふふ」 源五郎が意地悪く言い放ち、黒山はそれに答えるように薄笑いを浮かべた。 「ひぃぃぃ〜、はがぁ〜、ま、また、変に!イ、イクぅ・・・はぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!」 身体を波打たせ、悲痛な声をあげるありさ。 数え切れぬほどの絶頂は歓喜を通り越して、むしろ苦痛の域に入っていた。 源五郎がまた茶化しにかかる。 「これだけ続けてイキまくれるお前は果報者だぜ。がははは〜」 ただ、今のありさにはどんな言葉も届かなかった。 ありさは身体を弓なりに反らせて、絶頂を告げる叫びを放った。 ただ絶頂に達しても身体の硬直が解けるよりも早く、新たな波に襲われ翻弄されてしまう。 黒山と小菅はありさのそんな光景に残忍な笑みを浮かべて見入っていた。 「ひゃぁぁぁぁ〜〜〜っ、あひぃっ!もう許してっ、お願い、狂っちゃう・・・!ひぇぇぇ〜〜〜・・・!!」 ありさは大粒の涙を浮かべ許しを乞うた。 小菅がにやりと笑うと、身体をねじらせ哀願するありさに声をかけた。 「俊吉とのこと認めるなら、助けてやっても良いがのう?」 「み、認めますっ、だからお願い、もう許して!!あひぃぃぃっ、ひっ、ひやっ、いいっ、あひゃぁぁぁっ!!」 たゆみない鰻の波状攻撃に、ありさは心身ともにすでに限界に達していた。 小菅の問いかけに、ありさはついに首を縦に振った。 事実無根の番頭との密通容疑ではあったが、苦痛に耐えかねたありさは認めるしかなかった。 小菅への答えとも、単に快感を告げるうわごとともつかない声をありさが上げ、何十回目かの絶頂を迎える。 白目を剥き、失神して前のめりに顔を水に浸けるが、すぐに息苦しさと全身を襲う強烈な刺激とで意識を取り戻し、再び顔を上げて悲鳴を上げながら身体をくねらせ始める。 黒山が源五郎に命令を下した。 「よし、いったん娘を引き上げてやれ」 「へい」 黒山の言葉を受けた源五郎は下男たちに直ぐに指示をした。 下男たちが浴槽の中からありさの身体を引っ張り上げる。 裸身にまとわりついていた鰻たちがぼたぼたと水中に落ち、失神寸前のありさの身体が床の上に横たえられた。 ひっ、ひっ、ひっと断続的に悲鳴を上げるありさ。 拘束は解かれず、秘部と肛門に入り込んだ鰻もそのままだ。 力なく割り開かれたありさの股間で、黒びかりする胴体を鰻たちはくねらせ続けている。 黒山はありさの頭の側に屈み込み、乱れた彼女の髪を掴んで自分の方へと顔を向けさせた。 「ありさ、さっき吐いた言葉に偽りはないな?」 「は、はい・・・本当です・・・もう許して・・・お願い・・・」 瞳一杯に涙を溜め、ありさが哀れっぽく訴える。 なおも股間でくねる鰻たちに快感を刺激され、びくっ、びくっと身体を震わせ続けながらの哀願に、黒山は満足そうな笑みを浮かべた。 「おい、鰻を抜いてやれ」 「へいっ」 下男の一人が屈み込み、ありさの股間に食込んだ鰻を事も無げに引き抜く。 ありさはほっと息を漏らした。 黒山が彼女の耳元に口を近寄せてささやきかける。 「自分の犯した罪を自ら告げるのだ。無理やり自白させられた等との悪い噂が広がっても困るからな。どうだ?言えるか?」 「・・・」 「言えたら縄を解いてやってもよいぞ。まぁ、無理にとは言わないが。言いたくないなら、また鰻と遊んでもらうことになるがのう。ふふふ」 黒山はちらりと視線を浴槽の方に向けて、にやりと笑った。 第七話 ありさも同様に浴槽の方に目をやり唇を震わせた。 「そ、そんな・・・」 「言えないか?なら、しょうがないな。おい、源五郎、もう一回ありさを浴槽に戻してやれ」 唇を震わせて無実の言葉を口にしようとするありさの姿に、黒山は無表情に掴んでいた髪を離して立ち上がる。 同時に、源五郎はありさを浴槽に戻すように下男たちに命じた。 下男たちの手がありさの身体にかかった。 抱え上げられ、ひいっとありさが悲鳴を上げる。 浴槽の中でうごめく鰻たちのくねる姿を見た途端、先程までの苦しみが脳裏によみがえり、一気に抵抗の意思を失わせた。 「言いますっ!言いますからっ!お願い!あそこに戻すのだけはやめてっ!」 顔色を真っ青にし、悲痛な叫びをありさが上げる。 その瞬間、黒山はにやりと満足そうな笑みを浮かべ、下男たちの動きを制した。 「じゃ、言ってもらおうか」 「は、はい・・・どのように・・・」 「どのようにだと?たわけ者めが。『番頭の俊吉と不義密通を重ねたのは事実でございます』とそのとおりに言えばいいのだ」 その時、横合いから小菅がひとつの提案をした。 「黒山様」 「なんじゃ?」 「なかなか吐かず我らに手を焼かせた罰として、もっと詳しく吐かせませんか?」 「ふうむ、例えば?」 「はい、『番頭の俊吉と夜毎まじわりを重ねたことは事実ですが、俊吉は床下手であるため私めは女の歓びを知らぬままです。与力様、どうか私めのおまんこに与力様のおちんぽを注入していただき、私めに真の女の歓びを教えてください。』と言わせてみてはいかがでしょうか?」 「がははははは〜!それは面白い!よし、それでいこう!」 「ありさ、今言った台詞を心を込めて黒山様に語るのじゃ。もう一度言ってやるからしっかりと覚えるのじゃ」 「そ、そんなこと言えません!」 「言わなければどうなるか分かっておるのう?」 「・・・・・・は、はい・・・分かりました。話します・・・」 小菅は卑猥な台詞をありさの耳元でつぶやき暗記するよう命じた。 「ふふふ、では、話すがよい」 「はい・・・」 ありさは語る前から、顔を真っ赤に染めている。 黒山はありさの口から言葉が発せられるのを首を長くして待っている。 「番頭の俊吉と夜毎まじわりを重ねたことは事実ですが・・・」 「ふむふむ」 「俊吉は床下手であるため・・私めは・・女の歓びを知らぬままです・・・」 「ほほう、それは可哀相にのう。それで?」 「与力様・・どうか私めの・・・」 「私めの?」 「いや・・恥ずかしくて言えません・・・」 「言わぬとどうなるかのう?さあ、早く言え」 「私めのおまんこに・・与力様の・・おちんぽを注入していただき・・私めに真の女の歓びを教えてください・・・」 ありさはそこまでつぶやくと泣き伏してしまった。 「小菅」 「はい」 「今宵、この娘を緊縛のまま私の屋敷に送り届けるように」 「はい、承知いたしました」 ありさは小菅にすがるように訴えた。 「私を一体どうしようと言うのですか!?」 「心配するでない。今ここでの処刑が免れただけでもありがたく思え」 「・・・・・・」 黒山がにやりと笑いながらつぶやいた。 「今後従順にしていれば、もしかしたらお前の命は助けてやれるかも知れぬ。しかし歯向かうようだと・・・」 黒山はそこまで語ると口をつぐんでしまった。 それから1ヵ月が経ったが、ありさが処刑されたと言う噂は聞こえてこなかった。 しかしありさが伊勢屋に帰されたと言う事実もまたなかった。 完
ありさ |