![]() |
フィクション |
| 第1話〜第5話 | 第6話〜第8話 |
第1話 その夜、クラブ活動を終えた女子大生野々宮ありさ(20才)は急ぎ足で駅に向かっていた。 母校のサッカー部が運よく地区予選を勝ち抜き全国大会へ駒を進めたため、チアガール部のありさは授業後も毎晩遅くまで練習に励んでいた。 すでに午後10時を回り電車の本数もあとわずかとなっていたため、乗り遅れないようにと、急いで校門を飛び出した。 学校を出る時にかすかにもようしていた尿意が、次第に強くなり、それが一段と激しくなっていた。歩き始めた頃は「駅までの辛抱」と堪えていたが、駅までのちょうど中間点に差し掛かった時、ついに限界が訪れていた。 「あぁ〜弱ったなあ・・・。もう我慢しきれないよ〜・・・。あ〜ぁ、学校でして帰ればよかったなあ〜・・・」 ありさが差しかかった辺りは比較的クルマや人通りが少なく、おまけに街灯もまばらで薄暗かった。 「あっ、そうだ!あそこの角を左に曲がると公園があったわ。確か公衆便所があったはずだわ!」 いつも通っている道とは言っても、公園がある場所は通学路から少し外れるので、すぐに浮かばなかった。 できることなら駅の便所まで我慢したかったが、もう悠長なことを言ってられない。 ありさはすがるような思いで駆けて行った。 「はぁはぁはぁ〜、はぁはぁはぁ〜」 まもなく、ぼんやりとにぶい光を放つ外灯がありさの目に飛び込んできた。 その少し先には公衆便所がある。 「あっ!あった!よかった〜!ひぃ〜、もう漏れそう〜〜〜!」 公衆便所までたどり着くと『男子・女子』の案内プレートがあった。 ありさは一目散に『女子』の方へ駆け込んだ。 公衆便所内はガランとしていて、人の気配はない。 見ると左側にトイレが3つ、右側に洗面器が3つ並んでいる。 公衆便所特有の嫌な匂いはしなかったが、どんよりと淀んだ空気が何やら不気味さを漂わせていた。 しかし、今はそんなことを言っている場合ではない。 すでに限界まで来ていて、腹が破裂しそうだ。 とにかく早くトイレに入りたい。 ありさは迷うことなく一番手前のトイレに飛び込んだ。 (ガチャ) 見ると便器は洋式で、幸い汚れていない。 ただ壁は落書きでかなり汚れている。 でも公衆便所ではさして珍しいことではない。 ありさは気に止めることもなく、鞄を に乗せ、急いでスカートをまくり上げ、パンティを下ろした。 便座に腰を下ろす。 座るやいなや膀胱に溜まっていたものが音を立てて放出を始めた。 「ふぅ〜・・・」 ありさは安堵のため息をついた。 濡れた箇所をトイレットペーパーで拭った後、ロータンクのレバーを廻した。 水が勢いよく溢れ出す。 やっとふだんの自分に戻った気がした。 ありさは何気に壁の正面に書いてある落書きを見た。 「ん・・・?」 『ありさとエッチしたい』 「やだぁ〜、私と同じ名前じゃん。あはは〜・・・。ん?ここ、女子便所なのに、まるで男が書いた落書きみたい〜。へんなの・・・?」 その落書きの少し右上には・・・ 『ありさのパンティはピンク』 と書かれていた。 その日ありさが穿いていたパンティは偶然にもピンク色だった。 「なんで?私のと同じじゃん・・・な〜んかへん・・・」 今度は最初見た落書きの左側に目を移した。 『ありさはレイプされる』 「な、なによ!これっ・・・!?なんで・・・?なんで私と同じ名前ばかり書かれているの?薄気味悪いわ・・・やだ〜!早くここ出ようっと!」 ありさは慌ててパンティを上げながら、ふと後を振り返った。 後にも落書きがいっぱい書かれている。 その中でもひときわ大きな字で書かれた落書きを見て、ありさは愕然とした。 『ありさは二度とここから出られない』 第2話 誰かの悪戯かも知れないが、偶然にしては、状況があまりにも符合し過ぎている。 「きゃぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 恐怖に襲われたありさは思わず悲鳴を上げてしまった。 すでに顔色を失っており、真っ青になっている。 急いでドアのノブを握りしめ必死に廻した。 「ここから出れないなんて、いやだぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!お願い!開いてよぉ〜〜〜!!」 (ガチャガチャガチャ・・・!!) すると・・・ (カチャ・・・ガタン・・・) ドアは容易に開いた。 「な〜んだぁ・・・開いたじゃないの〜。もう〜脅かさないでよぉ〜」 ありさは安堵のため息をついた。 「きっとどこかのありさちゃんが嫌われてて落書きされたんだぁ・・・それにしても同じ名前だなんて・・・もう、びっくりしたじゃん〜」 ぶつぶつと独り言をつぶやきながら、トイレを出て洗面所の鏡を見たありさは顔が引きつった。 「ええっ!?な、なにっ!!あれはっ!!」 洗面所の3枚の鏡には、赤い文字で卑猥な言葉が走り書きされていた。 一番左には『ありさは』 中央には『オマンコ』 一番左には『される』 文字は今書かれたばかりのようで、まだスプレーの赤いしずくが垂れている。 赤いしずくが血を連想させて、いっそう不気味さを醸しだす。 「だれ?だれが書いたの・・・?いやぁ・・・いやぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」 ありさは悲鳴を上げながら便所の出口へと駆け出した。 「えっ・・・?うそっ・・・!?」 確か公衆便所へ入った時は、戸が開けっ放しだったはずなのに、今は戸が締まっている。 「そんなぁ!!」 ありさは戸を引いてみた。 だが、戸は開かない。 鍵が掛かっているようだ。 (ガッガッガッ!!) 「開いてよぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜!!」 ありさは半泣きになっている。 (ガッガッガッ!!ガッガッガッ!!) 手先だけではなく全身に力を込めてみたが、戸は無情にも開くことはなかった。 「あぁ・・・どうしよう・・・ここから出れないよぉ・・・」 さきほどのトイレ内に書かれていた落書きが脳裏に浮かんできて、ありさは泣きべそをかいた。 (ガンガンガン!!ガンガンガン!!) 「だれか助けてぇぇぇぇぇ〜!!ここから出してぇぇぇぇぇ〜〜〜!!」 (ガンガンガン!!ガンガンガン!!) いくら叩いてもアルミ製の引き戸はびくともしなかった。 その素材が持つ冷ややかな感触がありさの指に伝わってくるだけであった。 「あぁ、どうしよう・・・こんな所に閉じ込められるの嫌だよぉぉぉぉぉ〜・・・」 ありさはがっくりと肩を落とした。 「他に出口はないし、困ったなぁ・・・それにだんだん冷えてきたし・・・あぁ・・・公衆便所に寄らなければよかったぁ・・・」 口を突いて出るのは愚痴ばかり。 ありさは途方に暮れた。 第3話 いくら力を込めても引き戸は開かない。 開けることをあきらめたありさは便所の中央へと戻った。 鏡に書かれた恐怖の文字がまた目に飛び込んでくる。 「悪戯だわ・・・きっと誰かが私に嫌がらせをしてるんだわ・・・」 だけどいくら考えてみても、最近、誰かと喧嘩をしたわけでもないし、他人に憎まれるようなことをした記憶がなかった。 「いやだぁ・・・私、人に嫌われるようなことなんか何にもしてないのにぃ・・・男の子を振ったわけでもないし・・・いったい誰があんな文字を・・・」 鏡に書かれた赤い文字は、先程見た時よりもしずくの垂れ方がひどくなっているような気がした。 「いやぁぁぁぁぁ〜〜〜・・・き、気味悪い・・・」 鏡の周囲に目を移してみると、黒い文字で書かれた別の落書きが目に入った。 『ありさは悪魔のいけにえにされる』 「ひぃ!!」 さらにその下には、 『ありさは悪魔に生殖器を捧げる』 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!悪い冗談はもうやめてよぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!!私を早くここから出してぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜!!」 大きな声で叫んではみても、公衆便所の壁にぶつかった声がこだまとして跳ね返ってくるだけであった。 そしてその後に訪れるものは、恐ろしいほどの静けさであった。 静寂は、人の心にやすらぎを与える効果もあるが、時には恐怖感を煽る場合もある。 現在の場合は、明らかに後者であった。 ありさを恐怖に追い詰めたのはそれだけではなかった。 出入り口に近い場所に取り付けられている天井の蛍光灯が、突然、チカチカと点滅を始めたのだ。 「なに?こんな時に電気がぁ・・・いやぁぁぁ〜〜〜・・・」 人間は本能的に恐怖から遠ざかろうとする傾向がある。 「きゃぁ〜〜〜〜!!やめてぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜!!」 出入り口に近い蛍光灯が点滅し、いっそう恐怖心を煽られたありさは、とっさに蛍光灯から最も離れた場所、すなわち一番奥のトイレ内へと避難した。 (ガチャガチャガチャ!) 慌てて扉をロックするありさ。 顔を真っ青にし、唇をわなわなと震わせている。 「ここなら・・・ここなら・・・少しましかも・・・(ガクガクガク)」 トイレはドアの方を向いて座るに仕組みになっており、背中に当たる部分が壁で、左右がパーテーションで仕切られている。 ありさがトイレへ飛び込んだ直後には気づかなかったが、よく見ると右側のパーテーションに小さな穴が開いているのが分かった。 穴は立った人間の腰に当たる位置にあり、大きさは直径7センチほどであった。 「ん?こんな所に穴が・・・気味悪いわ・・・」 変態男性が覗きをするために以前開けた穴だろうか。 でも、こんな大きな穴が開いていると、女性は警戒してトイレを利用しないのではないだろうか。 ありさはぽっかり開いた穴を見つめながら首をかしげた。 ありさはこのトイレ内にも落書きがあるのではと思い、周囲を見回した。 同様に落書きはあったが、ありさという固有名詞は見当たらなかった。 「ふう・・・この中はないわ・・・」 ほっと安堵のため息をついた。 ところが安心もつかの間、その直後、またもや異常事態が起きた。 先ほどまでは出入り口近くの蛍光灯が点滅していただけであったが、突然、便所内の全ての蛍光灯が点滅を始めたのだ。 「きゃぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!い、いったい何が起こったの!?もういやぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!だ、誰か助けてぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜!!」」 蛍光灯の点滅の速度が次第に早くなり、ついには全ての蛍光灯が消え、公衆便所内は真っ暗になってしまった。 第4話 「まっ、まっくらになったぁ・・・いやぁ〜・・・こわいよぉ・・・ひぃ〜・・・こ、こわい・・・」 電気が点滅するのも不気味なものだが、一筋の光すら届かない暗闇の訪れは、ありさにさらなる恐怖を与えた。 「いやっ・・・私が一体何をしたというの・・・?どうしてこんな恐い目に遭わすのぉ・・・?いやぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!もう許してぇ〜〜〜〜〜〜!!」 叫んでも、自身の声が反響して返ってくるだけだった。 ありさは涙声になっていた。 これはありさを恐怖に陥れるための、誰かが仕掛けた性質の悪い悪戯なのだろうか。 それとも、信じたくはないが、一種のオカルト現象なのだろうか。 いずれにしても、この局面から早く脱出したい。 かと言って、この狭いトイレから脱出して、手探りで公衆便所の出入り口までたどり着いたとしても、出入り口の引き戸が開かないわけだから、出て行く価値がない。 いや、それよりも、公衆便所の暗闇の中をさまよう方がもっと恐ろしい。 それならまだ、この狭いトイレ内に閉じこもっている方がましと言える。 朝が訪れたら当然表が明るくなるわけで、脱出の方法が見つかるかも知れない。 夜明けまで数時間の我慢だ。 ありさはトイレの中で耐えることにした。 5分が経過した。 ありさは沈黙と暗闇の中で、立ったまま過ごした。 少し疲れを感じてきた。 鞄をロータンクに置くことにした。 トイレの蓋を閉めて、その上に座った。 スカート越しに便座の冷たい感触が伝わってくる。 夜も更けて、かなり気温が下がってきたようだ。 「あぁ・・・寒い・・・」 ありさはバーバーリーチェックのマフラーを巻き直し、コートの襟を立てた。 「ううう・・・寒いよぉ・・・」 ありさを責め苛んだのは暗闇と寒さだけではなかった。 時の経過の遅さだ。 時間の流れがまったく感じられない。 時が止まってしまったのではないだろうか。 もしかしたら永遠にこの暗闇が続くのではないだろうか。 果たして朝が来るのだろうか。 ありさの心に不安がよぎった。 緊張の連続だったせいか、ありさは尿意を感じた。 幸いここは便所なので、それだけはまったく心配がない。 ありさは便器の蓋を開け、スカートをまくった。 パンティを下ろし便座に座り直す。 まもなく水の弾ける音が聞こえてきた。 (ふぅ・・・・・・) ありさは小さくため息をついた。 放出し終わり、ティッシュで大事な場所を拭う。 立ち上がってパンティを上げようとした時、突然、強靭な力がありさを支配した。 「えっ・・・!?」 細い腕のようなものが胴体を拘束している。 それは痩せていて骨っぽい感じがする。 それだけではない。 まるで蛇のように冷たい。 背中に悪寒のようなものが走った。 「何なのっ・・・!?」 (カチャッ・・・) 次の瞬間、両手が吊り上げられ、手首に紐のようなものが巻きついてきた。 「えっ!?うそ!!なに!?ぎゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 ありさは突然自分を襲った事態に戸惑いを隠しきれなかった。 いったい何が襲ってきたのか。 その正体は分からないが、悪意に満ちたものであることだけは間違いがなかった。 胴体と手首の自由が奪われてしまって身動きできない。 (ジリ・・・ジリ・・・) ありさは強い力に壁際へと引き寄せられていく。 足を踏ん張って抵抗を試みたが、力の差は歴然としていた。 「いやぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!助けてぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 第5話 背中が壁に当たったところで、急に手首に絡まった紐に力が加わった。 紐はすごい力で上に引きあげられた。 「えっ・・・!?」 爪先が床から微かに離れ、ありさの身体が浮きあがった。 「いやぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!」 爪先を伸ばせばどうにか床に着くほどだ。 『バンザイ』の格好になっているため、脇に負担が掛かる。 「く、苦しい・・・」 身体が弓なりになりかけた時、例の骨っぽい腕がまたもや腹部に絡み付いてきた。 「ぎゃっ!!」 骨っぽい腕に引き寄せられ、臀部が壁に密着した。 尻がうしろに突き出たような姿になっっている。 「た、たすけて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 悲痛な叫び声が暗闇の公衆便所に響き渡った。 次の瞬間、ありさは尻のふくらみに異様な感触を感じた。 (ネチョ・・・) 「!?」 (ペチャ・・・) 「えっ・・・!?」 それは粘着質に満ちた不快な感触であった。 腹部に巻き付いた腕と同様にとても冷たく、まるで冷血動物の肉体の一部のようだ。 不快な感触はふくよかな尻を這いずって、尻の谷間へと移動していった。 「えぇっ!?な、なによっ・・・!?うそっ!!」 腹と手首を固定されては、逃げたくても逃げられない。 不快な感触はさらに侵攻を続けた。 尻の谷間に滑り込んだあと、肛門と会唇を通過して、陰部へと進んだ。 「そ、そんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!」 用便の後とあってパンティをずらしていたことが、ありさとしては不幸であった。 いや、敵はありさがパンティを下ろす瞬間を待ち構えていたのかも知れない。 いずれにしても不快な感触は確実にありさの陰部を捉えた。 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!やめてよぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!!!!!」 (ペチョペチョペチョ・・・) まるで人間の男性が舌を駆使してクリニングスを行う時のような動きを示した。 だが人間の男のそれのように生暖かくはない。 ヘビやトカゲの舌のように冷たい。 ありさは震え上がった。 「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」 (ペチョペチョペチョ・・・ペチョペチョペチョ・・・) 巧みな舌使いで陰唇を舐めまくっている。 おぞましさがありさを凍てつかせる。 敵は人間なのか、動物なのか、それとも、怪物なのか、魍魎なのか・・・ 相手の正体が分からないだけに、恐怖感は募るばかり。 ありさは腰をよじって不快な感触から逃れようとするが、思うように動くことができず、敵の餌食となっていった。 大陰唇と小陰唇を交互に舐めた廻したあと、不快な感触は亀裂に沿って前後に動き始めた。 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」 不快な感触は、かなり長いようで男性のそれとはかなり異なっていた。 表面には羽毛のものが無数に付着していて、敏感な縦筋を激しく責め立てた。 「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃx〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」 (つづく) 第6話へ
ありさ |