ありさ USJに行こう♪


フィクション




ありさ



11


 はじめはスクリューで攻めていたが、途中からギアチェンジしてピストンに切替えることにした。
「回転」から「縦方向」への移行。
「あぁぁぁぁ〜」と長く糸を引くような声を出していたありさも、「あっ、あっ、あっ」と断続的な音色に変わった。

「にゃっ、にゃっ〜☆★☆にゃあああぁ〜〜にゃごぅ〜〜ふわぁ〜〜☆★☆」

 数分間ピストンで攻めた後、さらに自身で編み出した体位『スクリューエレベーター』を見舞うことにした。
 これにはありさもかなり驚いたような様子だった。
 濡れそぼった蜜壷にドライバーをこねるような要領で、肉棒を回転させながら捻じ込んでいく。そのためには腹筋に力を込めてブリッジをしなければならない。
 ありさの身体がエレベーターのようにググっとせり上がっていった。
 宙に浮き少し不安定になったありさは両手でバランスをとろうとしている。
 そんなありさに不安を与えないように、腰をしっかりと抱えてやり安定を図る。

 ブリッジが一杯一杯の高い位置に達した時、腰を駆使しローリングを浴びせる。
 接合部分である軸が動くためありさはバランスを失いかけた。
 しかししっかりと腰を抱えているからありさがブリッジから滑り落ちることはない。
 腹上のありさを数回揺すった後、わざと腹の力を抜き急降下させる。
 落下した瞬間、肉槍はありさの奥深くに突き刺さる。
 その刺激が女性にはたまらなく良いはずだ。
 論より証拠、ありさはすぐさま反応した。

「にゃあ〜〜〜〜〜〜ぁ!す、すご〜〜〜いっ!」

 一旦落下したエレベーターはまた徐々にせり上がって行き、揺さぶり、また落とす。
 それを数回繰返して行くうちに、ありさは異常なほどの昂ぶりを示し始めていた。
 かつて経験したことのない恍惚感に包まれたありさは随喜の涙を流し始めた。

「シャ、シャ、Shyさあ〜〜〜ん!あぅ〜〜〜、あうぅ〜、す、すご過ぎるぅ〜〜〜!!わわっ、身体が、身体が壊れちゃいそうううぅ〜〜!☆★☆」

 ありさはまるで、クルマでいうノッキング現象のようにガクンガクンと身体を痙攣させた。

 ちょっとまずい。
 ありさが絶頂に達することは一向に構わない。セックスをする限り可能な限り、女性を歓ばせるべきだ。
 無念にも、僕までがかなり昂ぶって来ている。もうちょっとは持たさなきゃいけない。
 可愛い女性が目前で乱れれば、男なら誰しも昂ぶって当然なのだが。
 僕は加熱し始めた自分自身に、水をぶっ掛ける意味で、腰の動きを停止させた。

「にゃ?Shyさぁ〜ん、どうしたのかにゃ?☆☆疲れたの?」

 ありさは突然動きの止まった僕を見て怪訝な表情を浮かべた。

「だいじょうぶよ。ありさちゃん、ちょっと体位を変えようか?」
「にゃあぁ〜☆」



12


 騎乗位の姿勢から僕はありさと結合したまま上半身を起こした。
 一旦抜くのが持続の秘訣とは知っていたが、何故か抜くことが惜しいような気がした。
 起き上がると、間近にありさの顔があった。
 それにしても澄んだきれいな瞳をしている。
 それに加えて肌がすごく美しい。
 吸い付きたくなる。
 僕はありさのほっぺに軽く口づけをした。
 ありさはされるがままに任せてる。
 ほっぺにキスをした後、唇に唇を近づけた。
 ありさは瞳を閉じて口づけを待っている。

(チュッ・・・)
(ああ、とてもいい香りがする・・・甘ったるくてちょっと動物的な香り・・・)

 キスと中枢神経をくすぐるような甘い芳香が僕の性感を刺激する。
 しばらく動きは止まっていたが、再び僕は腰を律動させた。
 肉棒は一段と硬さを増し、ありさの中で大きく成長した。

「にゃ?Shyさん、すんご〜く硬くなってるぅ☆☆☆ふわぁ〜ー☆☆ありさ、また感じちゃうよう〜!☆☆☆」

 ありさの背中に両手を廻し強く抱きしめた。
 肉棒がありさの中で小躍りしている。
 騎乗位から座位へ移行したことによって、ありさの気分もかなり変わったようだ。
 バックよりも正面系の体位が好きだと言ってたありさにとっては願っても無い体位のリレーと言えるだろう。
 ありさは次第に感じてきたようで、眉間に皺をよせ、首を振り、切ない声を漏らせた。

 冷房は強めにつけてはいるが、激しい運動のせいで身体中から滝のような汗が噴き出してきた。
 ありさも同様にかなり暑いのか、額に汗が滲んでいる。
 今、いいところだから、タオルを取るためにセックスを中断することがちょっともったいなく思う。
 素手でありさの額の汗を拭いてやった。

「はふ〜ん☆Shyさあ〜ん、優しいにゃ〜ん♪☆★☆」

 ありさは背中にも汗がにじみじっとりと湿っている。

「ありさちゃん、身体を少しうしろに反らしてくれるかな?うん、そう、両手で身体を支えるようにして」
「うん?はあ〜〜〜い☆★☆こんな感じかにゃ?☆★☆」

 ありさは指示どおりに、身体をうしろに少し倒し両手で支えた。
 そのため、下腹部が僕の方に突き出したような格好になった。

「なんかエロイ格好だな〜」
「そんなこと言ったって〜!Shyさんの言うとおりやってるのに〜☆★☆」

 僕は突き出してきた下腹部に指を伸ばした。
 もちろん座位で結合したままで。



13


 亀裂上辺の突起を覆う皮をそっと剥きあげた。
 夜露に濡れそぼったような愛らしいクリトリスが僕の目に飛び込んできた。
 親指の腹でクルクルと円を描いてみた。

「やんやんやんやん〜!!☆★☆あぁん、にゃんにゃん!Shyさぁん、そこすごく感じるう〜〜〜!☆★☆」
「ありさちゃん、そのまま僕の方に腰を突き出して」

 ありさはこっくりと肯いて、僕の言うとおりに腰を突き出して来た。
熱を帯びた粘膜が怒張したモノをしっかりと咥え込んだ。
 咥え込んだ腰はグルグルと回転を始めた。
 怒張したモノがありさの内壁を強く擦り上げる。
 ありさは痺れるような快感にこらえきれず声を漏らせる。

「うわわわあ〜〜〜!☆★☆す、すごい!Shyさぁん、すごい!わたし、わたし、こんな気持ち初めてにゃ〜〜〜♪☆★☆」
「くうっ!う、う、僕もだよ!ありさちゃん、すごい締め付けだ!ううっ・・・これは堪らない!」

 快感の高波が押し寄せ、身体の防波堤を突き破るような気配を感じた。
 昂ぶりを抑え切れなくなった僕は、ありさを押し倒し真上から挑みかかった。
 結合した個所はもちろん抜くことはなくそのままで。
 ありさの両足を海老のように大きく折り曲げ深く突き込んだ。
 膣の一番奥を怒張したものがズンと突付いた。
 深く挿入したままピストンと回転を交互に織り交ぜ攻撃した。
 ありさは顔を歪ませ泣き叫ぶような声を絞り出した。

「Shyさあん、あぁ、もうダメ!☆★☆もういっちゃう、もういっちゃう、もういっちゃう〜〜〜!!☆★☆ひやぁ〜ん、ひやあ〜〜〜〜〜〜!!」

 ありさは僕の首に腕を巻きつけ、せわしく泣き叫んだ。
 女が絶頂に達する瞬間をその女と共有できるのは男冥利に尽きる。
 体裁も何もかなぐり捨て大声を張り上げ泣き叫ぶありさに、僕は気力を振り絞り、最後の激しい突きを見舞った。

「うっ・・ううっ・・・くうっ!うううっ、もう、もうダメだっ!!」
「Shyさあ〜ん!いっしょにイッて〜♪☆★☆中に、中に出して!お願い、中に出してえぇ〜!!☆★☆」
「そ、それはまずいのでは・・あぁ、もう出そうだ〜!」

 誘惑に駆られありさの中で放出しそうになったが、かすかな制御力が働き、危ないところでようやく抜き去り、ありさの白い腹部に白濁色の液体をぶちまけた。


 ありさとの濃厚なセックスのせいで、酔いはすっかり冷めてしまっていた。
 いっしょに風呂に入りありさの背中を流してやろうとも思ったが、ラブホではないので風呂は狭い。 やむを得ず、先にありさを風呂に入らせ、自分は後から入ることにした。



14


 風呂に入ると窓の外から朝の訪れを告げる光が差し込んで来た。
 ありさと交わっている最中には気づかなかったが、湯に浸かると急に睡魔が襲ってきた。
 まずい。こんな状態でUSJに行けるのだろうか。
 たとえ1時間でも眠らなくては。

 風呂から出てドリンクを飲んだ後、ツインベッドのありさがいない方に潜ろうとしたら、横からありさが囁きかけてきた。

「Shyさん?こっちに来て☆★☆もう今日でお別れだからありさの横で寝てよ〜☆★☆」
「あれ?ありさちゃん、まだ起きてたの?」
「うん、神経が高ぶっちゃって眠れないよ〜☆★☆」
「でも、今日もUSJに行くんだろう?ちょっとでも眠っておいた方がいいと思うよ」
「うん、そうだけどぉ☆★☆でもいいの〜、ありさね、帰るまでずっとShyさんにくっついていたいのぅ〜☆★☆」
「でもUSJを楽しみにしてたじゃないの」
「にゃん、確かにそうだけどさぁ・・・、USJはまた大阪に来れば行けるじゃん☆★☆でもShyさんはもう抱いてくれないかも知れないもん・・・☆★☆」

 ありさは寂しそうな表情でぽつりとつぶやいた。

 僕は急にありさがいとおしくなって、ありさのベッドに潜り込んで彼女を抱きしめた。
 そして頬に軽くキスをしながらありさに言った。

「ありさちゃんって積極的だね。女の子にあれほど強引にエッチされたの僕は初めてだよ。だって、あれよあれよって言ってる間に、ありさちゃんが上に乗ってきたんだもの」
「だってああでもしなけりゃ、Shyさんに断られるんじゃないかって思ったんだもの☆★☆同じホテルに泊まって女の子がエッチ断られるってす〜ごく惨めじゃ〜ん☆★☆」
「うん、確かにね」
「でもさぁ、Shyさん☆★☆女の子が強姦して捕まったって聞いたことないにゃん?☆★☆男が女を襲えば強姦になるのに、女が男を襲ってもどうして強姦にならないのかにゃあ?」
「なんだよ、薮から棒に。それはね、刑法でね、はっきりと定めているからなんだよ。強姦ってね、『暴行や脅迫をして13歳以上の女性に姦淫した者は強姦罪』と決まっているんだよ。つまり男性は加害者にはなり得ても、被害者にはなれないんだ。つまり、男性が女性に犯されても強姦で訴えることはできないって訳だ。まあ強制猥褻の罪になるかも知れないけどね」
「ふ〜ん、そうなんだぁ☆★☆じゃあ、いやがる女の子のアソコにむりやり指を入れちゃっても強姦になるのかにゃ?☆★☆」
「いや、それは強姦にはならないない。強制猥褻にはなるけど。ペニスをヴァギナに少しでも挿入すれば成立するんだよ」
「へ〜、そうなんだ〜☆★☆さすが法学部!☆★☆」
「バカ、そんなこと言ってないで早く寝ろ!」
「うっふ〜ん☆★☆眠れなぁい・・・☆★☆ねぇShyさん?ペニスをヴァギナに入れて?☆★☆」



15


「何言ってるんだよ〜、もう朝だよぉ・・・」

 と言いつつも、結局、ありさとくんずほぐれつ、上になり下になり、チェックアウトの直前までイチャイチャ、チョメチョメ。
 我ながらよく体力が続くものだ、と感心しきり。

 戦い抜いたありさはけろりとした顔で、化粧台に向かっていた。

(本当に元気な子だなぁ)

 僕はすでに着替えを終えて、眠気と戦いながら、ぼんやりとありさの後ろ姿を眺めていた。
 ありさは肩紐のないブラジャーを着け、下はサテン地のTバックを穿いた。
 プリプリとした尻の膨らみやむっちりとした太股の曲線を見ているうちに、またもや不埒な衝動がムラムラと湧き起こってきたが、さすがにチェックアウトが近づいていたため自重することにした。

 USJは時間的にちょっと無理と考えて、新幹線乗車までのわずかな間、同じベイエリアの天保山マーケットプレースで過ごすことにした。

「Shyさん、仕事で東京にくることがあったらぜひありさと会ってね☆★☆ありさ、また大阪に来るにゃん☆★☆それとも大阪の事務所探してトラバーユしちゃおうかにゃ?☆★☆」
「ええ!?マジで?」
「でも、シズカさんがいるからにゃん」
「・・・・・」
「Shyさん?おなか空いたぁ☆★☆」
「おお、おお、そう言えば昨夜から何も食べてないや〜。何かごちそうするよ」
「ごちそう?う〜ん・・・じゃぁ、もう一度、Shyさんを食べたいにゃ☆★☆」
「アホ・・・」
「あ〜〜〜ん!Shyさんがアホって言ったぁ〜〜〜!バカならいいけどアホはダメ〜〜〜!☆★☆お詫びにステーキおごれ〜〜〜っ!☆★☆」
「バカもアホも同じ意味だよ♪まあ、いいや。ほんじゃ、ステーキ行こうか」
「わ〜〜〜い!やったぁ〜〜〜!☆☆☆」

 夕方4時、ありさは新幹線に飛び乗った。
 デッキで見送っていると車掌が注意をしてきたので、やむなく離れて手を振ることにした。
 新幹線はまもなく発車する。
 車窓から見えるありさの顔・・・少し涙ぐんでいるように思えた。
 発車してからありさは僕に何かを語っていた。
 声が聞こえず口パクだ。
 口の動きからして4文字だった。

(だいすき・・・)

 僕は言葉の代わりに手を振って答えた。
 そして無意識に叫んでいた。

「またおいでよ〜!」

 おそらくありさには聞こえていないだろう。
 新幹線での別れは、次第に遠ざかっていく船出のような訳にはいかない。
 あまりにもあっけなく、素っ気なく、そして無情に、ホームから瞬く間に消えて行く。

 バーチャルからリアルの世界へと飛び出してきたありさ。
 ネットのなかった昔なら、おそらく彼女とは出会っていなかったろう。
 でも、ありさと出会ってしまったことは紛れもない事実だ。
 ありさとの邂逅に僕は運命的な何かを感じずにはいられなかった。

 僕はホームの階段を降りていった。
 めくるめく一夜の思い出を胸に秘めて。







(完)















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