ありさ USJに行こう♪


フィクション




ありさ






「何になさいますか?」
「うん、そうだね。ありさちゃん、何を飲む?」
「う〜ん、軽いカクテルがいいな〜☆☆。モスコミュールにしようかにゃ?」
「それじゃ、モスコーミュールとジャックダニエルの水割りシングルを貰おうかな?」
「はい、承知しました。おつまみはよろしいですか?」
「うん、チョコレートを貰おうか」
「はい、かしこまりました」

 若いバーテンが先に作り始めたのはモスコミュールであった。
 ウォッカとライムジュース、ジンジャーエール、それにライムを入れてステアし始めた。
 カップルから注文を受けた場合、女性客の飲み物を優先して作る・・・これはバーにおいてはごく普通のことである。

「お待たせしました」

 バーテンはありさをそっと眺めて、微笑みを浮かべながらカクテルグラスをそっと置いた。

「ありがとう〜☆」

 ありさは愛想よく笑みを返す。

 バーテンは次にグラスにジャックダニエルを注ぎ、ミネラルウォーターを加え軽く混ぜた。
 そして氷を入れてできあがり。

「お待たせしました」

 前に置かれた琥珀色に輝いたグラスを手に取りありさを見た。
 ありさもこちらを見つめてる。

「ありさちゃん、乾杯しよう〜」
「うん!でも何に乾杯するのかにゃ?☆」
「う〜ん、そうだね。ありさちゃんの瞳に乾杯!」
「うにゃ?どこかで聞いたことあるような・・・☆★☆」
「うん、映画『カサブランカ』の中に出てくる名セリフさ。確か1940年代という大昔の映画だったと思う。それにしてもよく知ってるね〜」
「そりゃあ、これでもイチオー映画マニアなんだよねえ〜☆☆」
「ボギーことハンフリー・ボガ―トがイングリッド・バーグマンに向けて言うセリフ、世代を超えてすごく有名だものね。それにしてもキザなセリフだね。映画の中だから言えるのかな?」
「そんなことにゃんにゃん〜♪Shyさんが言うと似合うよ〜☆☆」
「え〜?それって誉めているつもり?」
「ん?まあね☆」
「キザついでに、この映画にはもうひとつ名セリフがあるんだけど知ってる?」
「ありさ知らにゃ〜い☆」

「『昨夜はどこにいたの?』
『そんな昔のことは憶えてないね』
『今夜会ってくれる?』
『そんな先のことはわからない』」

「ぷはははははあ〜!それじゃ取りつく島がないじゃ〜ん。今時そんなことを言うと、女の子、怒って帰ってしまうかもよ〜☆☆」






「はっはっは〜、全くだね。別に記憶力が乏しい男のセリフじゃないんだよ。ハンフリ―・ボガ―トが女性につれなくしているセリフなんだ。ニヒルというか何というか…。この映画では彼はず〜とこんな感じなんだよね〜」
「ニヒルっていうよりも、自信過剰じゃん(笑)」
「いやあ、全くだ〜。じゃあ、改めて、バーチャルからリアルへ、素敵なガールフレンドとの出会いに乾杯〜♪」
「カンパ〜…、ふにゃ?ガールフレンド?☆☆恋人…じゃないのかにゃ?★」
「うん、素敵なガールフレンドだよ〜ん♪」
「まあ、いっか〜。カンパ〜イ☆☆☆」


「それにしても、ありさちゃん、君は酒が強いね〜」
「うん、夜、クラブに勤め始めてからだんだん強くなっちゃったの〜☆」
「一度聞こうと思ってたんだけどね、ありさちゃん、どうしてモデルの仕事だけにしておかないの?夜、勤めなくても食べていけるだろうに」
「う〜ん…、モデルだけじゃちょっと無理なの。仕事が入るのも不定期だしね。それに欲しいものがいっぱいあるしね☆」
「服とか、カバンとか靴?」
「そうね〜。それに外国旅行も好きだしね☆★☆私、贅沢なのかにゃ?」
「そんなことないと思うよ。欲しいもののためがんばるって大事なことだと思うよ」
「でも一番欲しいものはね…、シャ・イ・さ・ん……☆★☆」
「どひゃ〜、参ったな〜。ありさちゃん、悪酔いしてるんじゃない?」
「冗談じゃないよ〜!私マジで言ってるんだからさあ〜!もうShyさんったら嫌いよ!★★★」
「そんなに怒らないでよ〜。うぃ〜!おっと…もう空けちゃったあ。バーテンさん、ダニエルお代わりくれる?いや、IWハーパーにしようかな?うぃっ!」
「Shyさん、だいじょうぶ?もうかなり飲んでるよ?ぼちぼち出ようよ〜」
「何を言ってるんだ〜、今日はありさちゃんが大阪に来てくれて僕は嬉しいんだ〜」
「またそんな人を喜ばせてぇ〜☆☆バーテンさん、私もカクテル貰おうかにゃ?カルアミルクお願いね☆」
「本当に強いね〜、こりゃあ参った!この際朝まで飲もうか〜!?」
「うん、それもいいかにゃ?☆」

 その時ふたりの会話を聞いていたバーテンが真顔でこういった。

「あのう、すみません。当店は4時で終わりなんです」

「4時?う〜ん、まだまだ時間があるね〜。うぃっ!ありさちゃん、4時まで飲もう〜♪」
「じゃあ、語り明かそうかにゃあああああ〜☆★☆」






 その辺りまではしっかりと記憶しているのだが、それ以降、どのようにしてホテルに辿り着いたのかてんで憶えていない。
 のちにありさに聞いたところ、表通りまでフラフラで歩いて行き、タクシーをひらったらしい。
 で、ありさがリザーブしていたホテル東急*ンに雪崩れ込んだようだ。
 あまりに近い場所だったもので、運転手がかなり怒っていたらしい。
 まあ「知らぬが仏」ってことか。
 だが、その後、「知らぬが仏」では済まないことが起ってしまった。

 僕はとにかく酔いつぶれて爆睡してしまっていたようだ。
 ネットフレンドのありさが遥々東京から遊びに来たと言うのに、何と言う無様なことであろうか。
 普通ならば彼女をホテルまで送って行って、自分はそのまま帰ると言うのが常識だろうに。
 ところが泥酔していたとはいえ、彼女の部屋に入り込み、おまけにベッドで眠り込んでしまうとは何という無礼なヤツ。

 ベッドに入ってからどのくらい時間が経過したのだろうか。
 薄暗い部屋の中で、僕は下腹部が突っ張ったような異様な気配に気づき、突然眼が覚めた。
 だが一体何が起っているのか、自分自身の置かれている状況がまだ把握仕切れていない。
 何かくすぐったいような、それでいてすごく気持ちがいいような……

 うそっ!まさか!もしかしてこの感触は!?
 目が覚めた瞬間は変な夢を見たのかな?と思い、真っ暗な天井をぼんやり見上げていたが、肉体的な異変は夢ではなく現実であるとすぐに気づいて仰天した。

「うわ〜〜〜っ!ありさちゃん、何してるんだよ〜〜〜!」

(チュパチュパチュパ…)

 寝ぼけ眼の僕が目にしたものは、ありさが僕のモノ咥え込んでしゃぶっている光景であった。
 僕のモノはすでにビンビンに大きく怒張し、まるで異物が身体に付着しているみたいだ。

「おおおおお〜っ!ありさちゃん、何をしてるんだよ〜!やめろよ〜!」
「だって美味しいんだも〜ん〜☆★☆」
「美味しいたって、おいおい、ちょっと〜!」
「Shyさんはねぇ、今夢を見ているの〜☆☆な〜んも考えないで、ありさに任せておけばいいのよ〜☆☆」
「ちょっとちょっと、ありさちゃん!そりゃ拙いよ〜」
「いいの〜☆」

(チュパチュパチュパ…)

「ダメだってば〜、うううっ・・・」






 僕は止めさせるため起き上がろうとしたが、寝起きの上に、飲み過ぎが祟ってまるで力が入らない。
 いや、それよりも男の先端を咥えられるとへなへなと力が抜けてしまった。

 最初は拒んではいたが、不思議なことに身体だけがまるで別人格を形成していくかのように熱く火照り出した。
 怒張したものはありさの口内に包まれて、激しい快感を憶え始めていた。

「さぁ、もういいかにゃん?☆」

 そういうなり屈んでいたありさはムクッと起き上がり、突然僕の上に乗って来た。
 ありさはキスをして来た。

「Shyさあ〜ん…好き好き〜☆☆☆」
(チュッ〜!)
(うんぐ・・・)

ありさの髪が僕の首筋に触れてくすぐったい。

「にゃんにゃんにゃん〜、Shyさぁ〜ん☆☆☆」

 受入れる訳でもなく、かといって拒む訳でもなく、ただ僕は戸惑うばかりであった。
 まもなく、ありさは腰を少し動かし、僕の怒張したものに密着してきた。
 きれいごとを並べても、挑んできた女性を強く突き放せるはずがない。
 元々好意以上を感じている相手なのだから。

「うっうっうっ、ありさちゃん、ちょっとそれは・・・」

 ありさは手を添え、位置と角度を確かめながら腰をググッと沈めてきた。

「にゃあ〜ん!やんやんやん〜〜☆★☆Shyさんとひとつになれたあ〜〜!Shyさんのモノがありさの中に入ってるう〜〜〜!!うれちいのお〜〜!☆★☆★☆」
「うれちいのって言っても・・・ううっ!」

 窮屈な肉道に怒張したものがすでに収まってしまっている。
 ありさはさらに腰を深く沈め、より深く肉棒を咥えこんだ。
 暖かい粘膜が絡みつき、生物のようにうごめいている。

「にゃんにゃんにゃん〜!はふ〜ん、Shyさあ〜ぁん!すっごく気持ちいいのお〜〜!!☆☆☆」
「うう、ううう、す、すごいっ!あ、ありさちゃん・・・」
「Sh、Shyさあ〜ん、あぁん☆★☆今ひとつになってるんだねぇ?あぁん☆ありさ、嬉ちいよお〜♪」

 腰を沈めたありさは肉の感触を噛みしめるかのように、ゆっくりと腰をうねらせた。
 腰を前後に振り、腰を回転させることで、性感のポイントを探っているのかも知れない。
 ありさは前屈みになるでなく、後に反るでなく、水平の姿勢で上下に律動を始めた。



10


 肉と肉とが擦れる快感。 
 ありさの健気さ、ひたむきさがビンビンと伝わってくる。

(どうして迷ってるんだ?彼女を正面から受け止めてあげればいいのに)
(いや、それはできない)
(彼女を愛してあげればいいのに)
(いや、それはできない)
(もっと素直になれよ)

 どこからともなく囁き声が聴こえてきた。
 それはもう1人の僕の声。
 葛藤するもう1人の僕の声。

 理性なんて安っぽいものはどこかに捨てて、今を楽しめばいいじゃないか。
 過去や未来なんかは忘れ去り、刹那に生きてもいいんじゃないか。

 ふと気がつくと僕は腰を上げ下げさせるありさの白い尻に両手を添えていた。
 ありさの尻を支える手に力がこもり、いつしか受身ではなく攻撃に転じていた。
 僕は下からうねる渦潮のように肉棒を捻じ込み始めていた。

「あ、あぁ、ああああ〜・・・シャ、Shyさあ〜ん!そこ、そこ、気持ちいいにゃあ〜ん〜♪☆☆☆」

(グルン、グルン、グルッ〜ン、グルン、グルン、グルッ〜ン)

 渦潮を回転させるたびにありさは敏感に反応する。
 特に感じるところに触れた時、ありさは悲鳴とも言える声で叫びだす。

「ああん、あんあんあん〜☆★☆あぁ・・・あぁ、そこすごい・・・それすごい・・・☆★☆あぁ、あぁ、あんあんあんあん〜☆☆☆」

 パンティはわずかに膝に引っ掛かってはいるものの下半身は裸同然であった。
 ところが上半身はまだチューブトップ着用のままであった。
 チューブトップの下から手をこじ入れてみた。
 ブラジャーはすでに外してあったので、直接乳房に触れることができた。
 以前ありさはヌード写真を送ってきたことがあった。
 その時写真で見た乳房よりも、生で触れる乳房は思った以上に量感があった。

「あぁあぁあぁあぁ・・・Shyさああぁん・・・」

 ありさは僕の上で揺れながら、チューブトップを頭からすっぽりと脱いでしまった。
 そのせいできれいにブローされていた髪は少し乱れてしまった。
 作為のない乱れ髪というものは、いっそう男の情欲をかきたてる。

 日頃から心を寄せてくれている女性が生まれたままの姿となり、髪を振り乱し、切なげな声を奏で、破廉恥な舞を演じている。
 そんな姿を目前にして心動かない男性は先ずいないだろう。







(つづく)















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