『 鳩 はとぶえ  そう  
  燔
 はんさい 祭 / 朽ちてゆくまで 

宮部みゆき( Miyabe Miyuki ) 著     

光文社文庫  ISBN4-334-72985-1          

 他人の心を読むことのできる女性刑事・
本田貴子は、その能力ゆえにさまざまな
試練に直面し、刑事として自分の資質を
疑ってゆく・・・・・・・・(「鳩笛草」)
 高校生の妹を殺害された兄に代わって
報復の協力を申し出た青木淳子。彼女は
人や物を念じただけで発火させてしまう
能力を持っていた・・・・・・・(「燔祭」)
 超能力を持つ3人の女性をめぐる3つ
の物語。


(文庫本背表紙より)

 



 宮部みゆきの超能力者シリーズ。
 私は、何冊か読んでいますが、3作とも同じモチーフ
 の長編小説があったように思います。
 今、話題の映画化される「クロスファイヤー」は、燔
 祭の その一例でしょう。
 それぞれ、超能力者を通して、我々の生きる苦しみや
 悩みを描き出してゆく。         
 超能力者をとおすゆえに、冷静に客観的にみることが
 できる。
 決して、ストーリーでは、すべてハッピーエンドとい
 えるものではないかもしれないが、宮部みゆきの独特
 の心暖まる3つの物語である。





ホームに戻る



  表紙絵一覧へ