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山岡 優香(やまおか ゆうか)

釈文
哀楽。験燥濕之殊節。千古依然。體老壮之異時。百齢俄頃。(嗟乎盖有學而)嗟乎。
不入其門。−略−
読み
燥湿の節を殊にするを験すれば、千古依然たるも、老壮の時を異にするを体すれば、
百齢も俄頃たり。嗟乎、其の門に入らずんば・・・
作品寸法 34×68
解説
書譜の特徴である節筆(竹の節のような形状をした不自然な筆致)を表現しようと、孫過庭
と同じく、紙に2.4cm感覚の折罫を付けて書いてみました。
下の聯落作品と同様、神融筆暢には程遠いけれども、書論自体も大変勉強になった上、
節筆を出すのに夢中になったりと、楽しんで臨書しました。

釈文
乖合之際。優劣互差。得時不如得器。得器不如得志。若五乖同萃。
思遏手蒙。五合交臻。神融筆暢。暢無不適。蒙無所従。
読み
乖合の際。優劣互いに差う。時を得るは器を得るに如かず。
器を得るは志を得るに如かず。若し五乖同に萃まれば、
思遏まり手蒙く、五合交ごも臻れば、神融け筆暢ぶ。
暢ぶれば適わざる無く、蒙ければ従る所無し。
作品寸法 225×53
解説
「心が穏やかになるような丸みのあるゆったりした字が見たい」という
母のリクエストで、この書譜を選びました。
書譜は中国の代表的書論で、まず読んでみて心に残った部分を臨書
してみました。
普段、あまり臨書をしないので、書譜を読んでは筆を持ちの繰り返しで
「神融筆暢(こころはゆったりし筆ものびのびする)」には、程遠いです。