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小林 清華(こばやし せいか)

釈文
知者は惑わず仁者は憂えず、君胡ぞ戚戚眉双愁。歩に信せて行来せよ皆担道。天に憑って判下せよ、
人謀に非ず。之を用うれば即ち行い、舎つれば即ち休む。此の身浩蕩虚舟を浮ぶ。丈夫落落天地を掀ぐ。
豈束縛を顧みて窮囚の如くならんや。千金の珠もて鳥雀を弾たんや。土を掘るに何ぞ煩わさんしょく鏤を
用うるを。君見ずや東家の老翁虎の患を防ぐ。虎夜室に入ってその頭をふくむ。西家の児童虎を知らず、
竿を執って駆ること牛をかるが如し。痴人は噎に懲りて遂に食を廃し、愚者は溺るるを畏れて先ず自ら
投ず。人生達命自ら洒落、讒を憂い毀を避けて徒に啾啾たらんや。
作品寸法 34×136
解説
この詩を書いてかんじたままに
尊い天命をもってこの世に生まれて一生をくよくよと送ることのないように、常に自分を磨き高めて
世の中の出来事をよく観察して、自分が良いと信ずることに向かって生きるように、何時も晴晴と
さっぱりした生活をと思うのですが、思うようにならぬがこの世の人生。
ここで自分の今日までの人生を振り返って見るのも、又楽しいものです。