清巌代表作
青史会書展出品作

釈文
鬼手拂心(きしゅぶっしん)
作品寸法 135 × 35(センチ)
解説
鬼の手、仏の心。
この文章をどこで見たのか記憶に無いのです。
辞書にも載っていないようです。
書の作品も外見にとらわれず、かといって、鬼のような
テクニックを内に秘めていたいと思います。
色々の筆を試してみましたが、柔らかい羊毫(羊の毛)の
少し短い筆だったでしょうか。
テクニックにこだわらず、思い切って書きました。
「鬼」の一画目は、あたかも鬼の角のように立ててみました。
会場に来られた、前自治大臣・塩川正十郎先生は、医師の
方への色紙にこの文句をよく書かれたと仰ってました。

釈文
求真(きゅうしん)
作品寸法 60 × 45(センチ)位
解説
これは筆で書いた文字を、鐵工会社の友人の
協力でコンピューターで画像処理してもらい、
ステンレスの板からレーザーで文字を切り抜き、
同じく鉄板から切り取った文字を、強酸・食塩水
などで、酸化・腐食させ、切り取った部分に溶接
したものです。(すべて友人の協力)
ステンレスの冷たい感じと、錆びた鉄の暖かい感じが
よくマッチしました。
元の作品よりこの作品のほうが人気がありました。