【2001年ゴールデンウィークの旅】

1.先帝祭を訪ねて

2001年5月3日、朝8時34分、ブルートレイン「はやぶさ」で下関に到着した。
すぐに先帝祭、上臈参拝道中の出発地点の伊崎町に向かう。あいにくの小雨だが影響はなさそうだ。
9時30分に最初の外八文字の披露があって、そのあと行列は赤間神宮に向けて出発する。
二人の稚児・警護・女官・二人の禿(かむろ)・太夫にそれぞれ介添えの人が付いて、それで一組。5人の太夫分、5組の行列である。
見学には、この出発地点がお勧めだ。商店街に出てからは、すごい人ごみである。おまけにマナーの悪いカメラマンが異常に多く、同じカメラマンとして情けない思いがした。
実際、外八文字を披露する場所では、禿と太夫を分断する形でカメラ・ビデオ・TVカメラ、アマ・報道を問わず、張られたロープの内側に人垣を作ってしまう。ロープの外で待っていた私を含めた見物客の多くは外八文字の足元が見られないで終わってしまったのである。

(上)赤間神宮に仮設された「天橋」を渡って参拝に向う禿と太夫。

(左)行列の出発地点での「外八文字」披露

2.門司港レトロ

先帝祭の撮影を終えてから、久しぶりに門司港を訪ねた。最近では「門司港レトロ」と称して、人気観光地の仲間入りを果たしている。実際、随分と整備されて街がきれいになった。きれい過ぎて写真を撮る気になれないほどである。
31階レトロ展望室の建物だけは、あたりの雰囲気と馴染まない。

門司港駅前の和布刈神事の銅像

3.長府


 5月4日、こちらも十数年振りで、長府の街並みを見に行った。長府の駅から30分程歩いて城下町長府へ。
 以前は崩れるにまかせてあった土壁がかなり修復されていた。電線も地中化されている。
 前回来た時に、生意気にも街並保存に関する投書をしたので、何か自分の意見を採り入れてもらったようで嬉しい気がする。もっとも何を書いたか覚えていないが…。

4.柳井

 長府の次に防府へ行くつもりだったが、電車で居眠りをして寝過ごしてしまい、目が覚めた時にはすでに徳山だった。そこで、行き先を柳井に変更。

 白壁の街並みで有名な柳井も以前と比べてきれいになっていた。
そして何よりも、観光客の多いのに驚かされた。

 1時間ほど散策して、広島へ。


5.市入大祭(広島県吉田町)

 広島では、京都の北山ユースホステルの宿泊仲間のKさん夫妻宅にお世話になった。
 翌5日は、Kさんの車で吉田町に向う。吉田町は毛利元就の居城、郡山城の城下町で、元就や一族の墓もある。
 この吉田町の清神社の祭礼、市入大祭には2台のだんじりが出て町内を曳きまわされ、各所で子供歌舞伎が演じられる。
 今年の演目は「鎌倉三代記」と御当地ゆかりの「郡山懐古三矢訓」。中学2年生の男女が、それぞれ約10分強のバージョンで演じていた。

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