「火伏せの虎舞」と「箱崎の獅子舞」

 2000年4月29日(土)宮城県中新田町の虎舞を見に行ってきました。
前夜、名古屋発仙台行きの夜行バスに乗車。名古屋を21時30分に発車、中央道、東北道を経由して翌朝7時30分に仙台に着く、東北地方へ行くのに便利なバスです。
夜行バスに乗るのは十数年ぶりです。前回乗ったときに翌朝荷物が持てないほど背中が痛くなって、それ以来ずっと避けていたのですが、その間に3列シートのデラックスなバスが使われるようになり、また最近、懐具合がたいへん厳しく、そこで今回思いきって夜行バスを利用することにしました。実際乗ってみるとずいぶん快適で、もっと早く使うべきだったと思った次第です。
夜中の3時ごろ、目が覚めると首都高で渋滞に引っ掛かっていました。東京はこんな時間でも渋滞するのかと思っていたら、事故があったのだそうです。
仙台には40分遅れで到着、東北本線、陸羽東線と乗り継ぎ古川でバスに乗り換えて約20分で中新田町へ。
 火伏せの虎舞
 中新田は風の強く火事が多かったのを、「雲は龍に従い風は虎に従う」という故事にならい、虎舞を奉納して風をしずめ、火伏せを祈念したのが始まりといわれています。「初午祭」ですが、現在は毎年4月29日に行われています。昭和49年宮城県無形文化財指定。
 2人立ちの虎舞は、町内の中学生によって商店街中央の特設の屋根などで、高校生や消防団員による笛太鼓のお囃子にあわせて演じられます。(今年から女性が1人太鼓で参加しているそうです。)
カメラマンや観光客も多く、たいへんな賑わいでした。
 今回の旅行の目的の一つが仙石線の新路線に乗ることでした。
今年の3月11日から陸前原ノ町〜仙台間が地下化され、さらに500メートル延長されて、仙台市営地下鉄の仙台駅に隣接する「あおば通駅」が開業しました。
 中新田からの帰り、地下に新設された仙石線仙台駅から陸前原ノ町の一つ先の苦竹まで行って折り返し、あおば通行きに乗車。仙台〜あおば通間500メートルの初乗りをはたしました。
翌30日は福島へ。午前中時間があったので、桑折で途中下車。
福島県桑折町にある重要文化財「旧伊達郡役所」を見に行きました。
桑折町ではこの日イベントがあって、万国旗で飾り付けしてありました。先週はここで羽田健太郎のコンサートがあったそうです。
 福島から阿武隈急行で向瀬上へ。一面の桃と菜の花でした。

向瀬上駅付近で阿武隈急行を撮影。
 箱崎の獅子舞(福島県重要民俗文化財)

 向瀬上から徒歩10分程の伊達町箱崎にある愛宕神社の例大祭が、4月29日、30日にあります。
29日は神社での獅子舞奉舞。
私が訪ねた30日は、村内の集会所や新築の家を廻りました。
この地方に多い1人立ちの3匹の獅子舞ですが、古い様式を伝承しているそうです。

戻る(旅の写真館トップへ)