エナガの巣作り観察記録
2001年2月27日〜4月4日



2月末、思いがけず、エナガが巣作りをしているのを発見。1ヶ月に渡って、巣作りの様子を観察することができた。まあるい瞳がなんとも愛らしいエナガ。巣の材料は林の中にある自然の素材だけである。クモの糸を上手に紡いで、コケで巣の形を作っていく。巣の中には柔らかな羽毛を敷き詰める。素晴らしい巣が出来あがったのだが.....。
2月27日

コナラの木の地上からわずか1メートルの枝で巣作りが始まっていた。枝から枝にクモの糸をからめている。


2月28日

コケを運んだりクモの巣を運んだり大忙しのエナガ。
 


3月3日

長い尾っぽがちょっと邪魔に見える。でもエナガは一向に気にならないようだ。


3月16日

2羽のつがいが代わる代わるに巣材を運ぶ。雨の日や風の日はお休みなので、なかなかはかどらないように見える。


3月19日

    卵を抱くような格好をして、座りごごちを試したりしている。わずか5〜10g
    くらいしかない体重で、実によく働くエナガだ。感心する。
 


3月22日

  外形ができあがったのか、巣の中に敷き詰める羽毛を
  運び始めた。


3月25日

嘴に羽毛をいっぱいくわえて巣に運ぶエナガ。顔が見えない。


4月3日


完成しているように見えるが、一向に抱卵する様子が見えない。作ったものの、繁殖までに至らないのだろうか。


4月4日


なんと、巣が壊されて上半分が無くなっていた。詰められた羽があたり一面散らばっていた。人間がうっかり、何だろうと取り去ってしまったのかもしれない。残念な結果になってしまった。今度作る時はもう少し高いところに作ってね。




今年(2002年春)のエナガの様子



早春、エナガたちが林に落ちている羽をせっせと集めているのを見ました。どの場所に巣づくりしているのかは分かりませんでしたが、無事に繁殖ができるといいなと願っていました。ところが3月21日の朝、山道の脇にエナガの巣が枯葉にまみれて落ちているのを発見!! どうやら今年の巣のようです。ウ〜〜ム残念(;_;)。カラスに卵を狙われたのでしょうか。エナガにとって、この小さな雑木林は安心して繁殖できる場所ではないようです。