Restaurant in Walt Disney World

WDWで唯一ドレスコード(服装指定)のあるレストランが、ヴィクトリア&アルバートです。 男性はジャケット、女性はワンピースなどのインフォーマル以上に相当する服装の着用が求められています。 ですが、WDWにジャケットやドレスを持って行く人は少ないのではないでしょうか。
私達は、1999年の9月にDCLでDisney WONDERに乗船しました。この船では、 インフォーマルのドレスコードが推奨されているTriton'sというレストラン(Disney MAGICではLumiere's)があります。 そのために、WDWにもそれなりの服装を持っていくことになりました。
ちょうど良いチャンスです。何となく敷居の高いヴィクトリア&アルバートですが、 ちょっと勇気を出して扉を開けてみることにしました。
ヴィクトリア&アルバートは、Disney's Grand Floridian Resort & Spaの中にあります。 まずは、ホテル探検とレストランの予約や下見を兼ねて、場所を探しに行ってみることにしました。
行ってみると、チェックイン・カウンターやモノレールの駅があるメインの建物の2階にあることが判りました。 でも、写真のようにちょっと威厳のある扉は、閉ざされたままで営業してるのかどうか定かではありません。 私達は、予約だけのつもりだったため、服装はポロシャツにショートパンツというカジュアルです (ドレスコードの"カジュアル"では、ショートパンツを避けるのが普通のようです)。 扉を見ただけで、開けることを躊躇してしまいましたが、勇気を出して扉を開けてみました。
扉を開けると、すぐ右側に予約のカウンターがあります。 その位置からはレストランの奥までは見えないようになっていますが、 照明を落として落ち着いた雰囲気と高級感のある店内が見えました。
私達はまず、キャストさんにレストランの料金体系と予約の空き状況を尋ねました。 説明をするキャストさんの話し方や口調はゆっくりと丁寧で、特徴のあるもので、 レストランの雰囲気と良く合っている感じでした。 現在のシステムでは2種類のシーティングタイムがあり、18時と20時の選択になっていました。 また、メニューは$85の単一料金で設定されていました。システムとしては、コースの前菜、 メインディッシュやデザートなどに2〜4種類位の選択肢があり、その中から選ぶようになっています。 メニューは毎日変わるのだそうです。 また、各料理に合わせたワインのコースも$35で用意されていました。ワインのコースは、 各料理毎にレストランが推奨するワインが順に出されるというものです。もちろん、 保有種類の豊富なワインリストからソムリエのキャストさんと相談して、自分で選択することもできます。 このシステムなら、戸惑うことは余りなさそうです。
そして、希望する日時と共にもう一つ確認して貰う項目を付け加えました。 それは、"シェフ・テーブル"という特別なテーブルが空いているかどうかです。 このテーブルは、実際にシェフが料理を作るキッチンの中に1卓だけ置かれた特別テーブルです。 シェフが料理を作るのを間近で見ながら料理を楽しむことができるテーブルで、 予約を取るのは非常に難しいと言われています。料金を尋ねたところ、$150とのことでした。 チップや税金を加えると$200近い金額になります。迷ったあげく、 取り敢えず空き状況だけ確認してもらうことにしました。
調べてもらうと、「シェフテーブルは既に予約が入っていますが、通常のテーブルであれば空いています。」 とのことでした。ちょっと、ホッとしながら通常のテーブルに予約を入れました。これで、 予約が完了しました。 予約表を貰うときにキャストさんが、「お越しになるときには、ジャケットの着用をお願いします。」 とレストランのドレスコードの説明をしてくれました。
予約を入れたのは、Disney WONDERから下船した日の夜でした。服装は、しっぽがチャイナ・ドレス、 てちがグレーのジャケットにミッキーの隠し絵が織り込まれたネクタイで臨みました。 扉を開けると、予約を受け付けてくれたキャストさんが入り口のカウンターにいました。 名前を告げると、「はい、覚えております。」と落ち着いた口調と笑顔で応えてくれました。
奥のテーブルに通された後、私達のテーブルを担当するビクトリアさんがメニューを渡してくれました。 ここの女性のキャストさんはみんなビクトリア、男性のキャストさんはアルバートと呼ばれるようです。
レストランのロゴが入ったメニューを裏返してみると、
三つ折になったメニューの裏には私達の名前が書かれているではありませんか!
予約を入れると、メニューにゲストの名前を入れて待っていてくれるんです。
なんか、自分達だけのメニューみたいで、ちょっとリッチな気分です。
三つ折になった内側はゴブラン織り風の台紙で、
その日のメニューが付いていました。
そのメニューを見ながら、ビクトリアさんが各料理の説明をしてくれました。 私達が日本人であることが判っているためか、 私達のテーブルを担当したビクトリアさんは日本語の話せる方でした。 口調は日本語でも英語でも落ち着いてゆっくりかつ、はっきりしたしたものでした。 このレストランのビクトリアさんとアルバートさん全てが、そういった口調の教育を受けているようです。 この日は、私達の少し後にも日本人のカップルが少し離れたテーブルに座りました。 そのためか、メニューの中にも"HAMACHI(ハマチ)"を使った料理が入っていました。もしかすると、 予約の状況を見ながらシェフがメニューを考えているのかもしれません。
私達がテーブルについた時、テーブルには左の写真のような店名のロゴが入ったお皿が置かれていました。 しかし、ゲストが席に着くとこのお皿は下げられました。 ゲストを席に迎えるために専用のお皿があるようです。
メニューの中から私達はそれぞれ下の写真のような料理をオーダーしました。 料理によってお皿が違ったりして、見た目も味もExcellentでした。
| Techi's Order | Shippo's Order |
|---|---|
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Appetizer |
Appetizer |
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Early Girl Heirloom Tomato and Warm Blue de Gex with Misson Figs, Aged Balsamic |
Poached Maine Lobster with Mango and Summer GreensChampagne-Passion Fruit Vinaigrette |
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Braised Oxtail with Wild Mushrooms, Crespelle and Truffle Essence |
Hamachi with Gingered Prune Plums, Soy Beans and Tamarind Sauce |
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Vension Consomme with English Peas |
Carrot-Ginger Cream |
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Royal Stilton and Saint Nectaire with Burgundy Poached Pear |
Royal Stilton and Saint Nectaire with Burgundy Poached Pear |
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Veal Tenderloin and Petite Colorado Lamb Chop with Crispy Sweetbreads over |
Missouri Quail with a Summer Squash Ragout and Grilled Foie Gras |
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Hawaiian Kona Chocolate Souffle |
Hawaiian Kona Chocolate Souffle |
そして、最後に食後のコーヒーが出てきたのですが、それは大きなサイフォンでした。 アルコールランプに火が付けられてお湯が沸くと共に上に上がって、コーヒーができるのを見ながら、 デザートのスフレを食べました。コーヒーができるのも料理の一部という感じで、 視覚的にも楽しむことができました。
会計が終ると、ビクトリアさんが一輪のバラとチョコレートをプレゼントしてくれました。 一輪といってもまっすぐで、長さが60cm位もある立派なバラが"VA(Victoria & Arbert's)" のエンブレムが付いた特製ケースに入っています。チョコレートもトリュフが2つ、 Victoria & Albart'sのロゴ入りの小箱に入っています。料理の味も盛り付けも大満足の上、 バラやチョコレートのお土産まで貰って大満足でした。料理の味や雰囲気から考えると、 料金も決して高くないと感じました。
ディナーの所要時間は、2時間程度に設定されているようです。 また、ファースト・シーティングとセカンド・シーティングでは使用する部屋が異なり、 時間に追われることなく食事を楽しむことができるように配慮されていました。
余談ですが、私達と同じファースト・シーティングに、男性はタキシード、 女性はイブニングドレスというフォーマルの装いの初老のカップルがいらっしゃいました。 私達よりも少し前にレストランを出た彼らは、Grand Floridian Resort & Spaの吹き抜けのアトリウムの2階廊下でThe Grand Floridian Society Orchestraの生演奏をバックに、 ダンスを踊りはじめました。周りにいた通り掛かりの人達もその優雅なダンスに足を止めていました。 そして曲が終ると拍手をする通り掛かりのギャラリーや楽団員に軽く会釈をし、 男性がエスコートするように腕を組んでゆっくりと立ち去りました。 そのしぐさがなんとも優雅でかっこよく、そして自然に見える光景でした。
DCLなどのように、ジャケットやワンピースなどを持ってWDWへ行くチャンスがある方は、 Victoria & Albart'sでのちょっと贅沢なディナーを試してみてはいかがでしょうか。