第1章  ひさしぶりの寝坊

     ?「ねえ・・・起きなさいよ」
    浩介「う・・ううん・・・」
     ?「学校遅刻しちゃうよ」
    浩介「・・・・・・」
     ?「はあ・・・仕方ない・・・」
     ?「すぅ〜・・・起きろーーーーーー!!!!!」
        部屋中に大音響が響いたと同時に
       「ドサッ・・・・」
    浩介「いって〜・・・なんて声出すんだよっ!
       ってあれ?なんでお前がここにいるんだ?」
     ?「そんなこと後でいいから!
       ほらっ早く着替えて出ないと遅刻しちゃうよ」
    浩介「えっ?今何時だ?」
     ?「7時30分だよ」
    浩介「げっ!!
        すぐ着替えて行くから外で待ってろ!!」
     ?「は〜い」
        ドタドタドタドタ・・・・・
    浩介「悪い、待たせたな。それじゃ行くか!」
     ?「走らないと間に合わないと思うけど・・・」
    浩介「確かにそうだな・・・仕方ない・・・走るぞ!」
        そう言って二人は走りはじめた
        俺は田中浩介
        どこにでもいるような普通の大学生だ
        大学は家から遠いためにアパートを借りて一人暮しをしている
        親は放任主義なのでここ最近全く会った覚えがない・・・
        まあ会いに行かない俺も悪いのだが・・・
        まあともかく完全に一人で暮らしている
        そして今俺と一緒に走っているのは山波柚枝
        住んでる家が隣でいわゆる幼なじみってやつかな
        それがなんとも腐れ縁でなんと幼稚園から大学までずっと同じなのだ・・・
        まあ別に嫌なわけではないのだけど
        どこに言っても一緒にいるので周りには勘違いされている
        まあ実際身の回りの世話はほとんどこいつがやってくれてるんだけど・・・
        そして今は夏休みなんだけど今日は特別講習があるので
        大学に行かなくてはならないんだけど・・・
        どうやら寝坊してしまったらしく走るはめになっている・・・ 
        そしてそれを起こしてくれたのだが・・・
    浩介「もうちょっとまともな起こし方はできなかったのか?」
    柚枝「何言ってるよ、私が何やっても起きないから仕方なく大声出したんじゃない」
    浩介「そうなのか・・・」
        そんなに深い眠りについていたのか・・・       
         しかしなんでこんな時間まで目が覚めなかったんだろう・・・
        すごく不思議だ・・・
        朝は強い方なのに・・・
        昨日夜まで何かしてたっけ?
        ってあれ?昨日自分が何したのか覚えてない・・・
        お酒でも飲んだのかな・・・
        でもそれならそれでお酒飲んだことは覚えてるはずなんだけど・・・
    柚枝「ほら〜はやくしなさいよ!」
    浩介「はいよ」
        駅までほぼ全速で走っていった
    浩介「はあはあ・・・なんとか間に合ったな・・・」
    柚枝「そうだね・・・
        しかし浩介があんな時間まで寝てるなんて珍しいね
        しかもどんなことしても起きなかったし・・・」 
    浩介「自分でも不思議だよ・・・
        それに昨日自分は何してたのか覚えてないし・・・
        まあとにかく起こしてもらって助かったよ」
    柚枝「お礼はいつものクレープにいいよ」
    浩介「はいはい・・・」
    浩介「ところでお前どうやって家に入ったんだ?」
    柚枝「はあ?あんた私に合鍵渡したの忘れたの?」
    浩介「あれ?俺そんなことしたっけ?」
    柚枝「あんたね〜!まあいいけどね・・・
        ともかく私はあんたから貰った家の合鍵で入ったんだよ
        いつまでたっても出てこないからさ」
    浩介「そっか・・・」
        合鍵なんて渡したっけな〜?
        まあ柚枝が渡したって言うんだから渡したんだろうけど・・・
        う〜ん物忘れが激しくなったのかな?
        これからは気をつけよう・・・
    柚枝「ほら、着いたわよ!」
    浩介「うん?ああ・・・」
        ふう・・・さて今日も一日がんばるか!
             

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