教室に入ると、まだ半分ぐらいの人しかいなかった
            私が入ってくると、驚く人や誰のこの子?って顔で見る人がいた
            私にとってはどちらも悲しいことではなく嬉しいことでだった
            自分がこの学校にいる実感・・・
            本当に嬉しかった
図書委員の子「あれ?もしかして美坂さん?」
            声をかけられて振り向くとあの女の子だった
図書委員の子「わーやっぱり!また学校に来れるようになったんだ!」
       栞「うん、もう完全に直ったから・・・
         これからは毎日来ますよ」
図書委員の子「そうなんだ!もうこの学年も終わりに近いけど
         改めてよろしくね!」
       栞「はい、よろしくお願いします」
            そんな会話をした 
            すべてが新鮮なこと
            普通のことがずっとできなかった
            それが今実現できている
            今度は一時ではなくずっと・・・
            こんなに嬉しいことはない
            でも一番は・・・・

       栞「ここのアイスクリーム全部ください」
            食堂のおばさんはすごくおどろいていた
            本当に全部買うのかい?と聞かれて、私ははいと答えた
            おばさんは困った顔をしていたが、私が本気なことを分かったらしく
            少しあきれたような様子でお腹こわすんじゃないよと言ってくれた
            大丈夫ですと言ってアイスを受け取り、中庭に向かった
            もうすぐ会える
            そのとき私は・・・

      祐一「何やってんだ?こんなところで」
            一人でベンチに座っていたらあの人が声をかけてくれた
       栞「来たら、ダメなんですか?」
      祐一「それは・・・ちゃんと、家で寝てないと・・・
         治るものも、治らないだろう」
       栞「大丈夫です。今日から学業再開ですから」
      祐一「そうか・・・」
            会ってすぐに涙が出るかと思ってたがあの人がこんなことを言った
      祐一「けど今日からじゃ、下級生もう1回は確定だな」
       栞「そんなこと言う人、嫌いですよ」
            こんなときでも冗談を言うのをやめない
            この人らしかった
       栞「今日は、たくさん買ってきたんです」
            そう言ってさっき買ったたくさんのアイスを見せると
      祐一「おれはもう、今日の昼は食べたぞ」
       栞「ダメです。ムリしてでも食べてください」
            そう言い差し出した
            私も結構いじわるかもしれない
       栞「やっぱり、寒いときよりあたたかいときのほうがおいしいですからね」
      祐一「当たり前だ」
            コツンとやられて初めて目があった
            その瞬間今にも涙が出そうになった
       栞「起こらないから、奇跡っていうんです」
      祐一「そうだったな」
       栞「嘘つきですよね。私・・・」
      祐一「ああ」
       栞「でも・・・」
            とっくに限界を超えているのに我慢している涙も頂点に
            達しようとしていた
       栞「こんなときは泣いていいんですよね・・・?」
      祐一「泣いてくれないとおれが困る」
       栞「どうして」
      祐一「男が先に泣くわけにはいかないだろう」
       栞「あは・・・そうです、ね・・・」
            言うと同時にアイスの袋を落とし
            胸に飛びこんだ
      祐一「栞・・・」
        栞「う、ぐ・・・祐一・・・さん・・・ゆういちさん・・・ゆういちさん・・・」
            ずっと我慢していた涙がどっとこぼれ落ちていった
            1週間立ったあの日の別れのときも
            二度と目覚めることがないと思っていたのに目覚めてあの日も
            決して泣かなかったのはこの日のためかもしれなかった
       栞「私・・・本当は、死にたくなかったです・・・
         お別れなんて・・・ひとりぼっちなんていやです・・・
         いやです・・・」
            本当のことを初めて言えた
            泣きじゃくりながら抱きしめられ、二度とないと思っていた
            この人のぬくもりの中、私は幸せのまっただ中であった・・・

                                            

 

あとがき

簡単な小説で申し訳ないです
最後の方なんてほとんど意味がない感じになってしまって・・・
他に終わる方法が私に考えつかったので・・・(汗)
AIRのときにも言いましたが
あくまで私の勝手な考えの元でかいてるので
これを読んで栞に対する評価をおとしたりしないでくださいね
途中で観点を香里にしたのですが
これがよかったのか未だに私にはわかりません
このほうが自然に思えたのでこうしてみたのですけど・・・
まあともかくなんとかまとめることができたので満足です