ここでは四恩社の出版物について、やや主観的に紹介・宣伝しています。


明治浄土宗史の研究                A5判・524頁・上製箱入  12000
     野田秀雄著      ISBN4-921095-18-3
 萩報恩寺に住した無関の献身的な努力により、浄土宗史上初めて関東十八檀林以外での伝法を実施せしめた経緯について考察した、著者渾身の書き下ろし論考「山口講学場小史」を中心に、「縄手事件に関する若干の考察」「華頂宮博経親王小伝」「藤之寺攷」「記念伝道実施方法の成立とその展開」「明照大師嘉号請願考」等の既発表論考を一書にまとめたもの。『報恩寺小清規』他を参考史料として付した。300部限定出版。(03.7)


一枚起請文あらかると                  四六判・172頁・並製   1900
      野田秀雄編著   ISBN4-921095-16-7
 「・・・ただ往生極楽のためには南無阿弥陀仏と申して、うたがいなく往生するぞとおもいとりて、申す外には別の仔細候わず・・・」。数少ない法然の直筆とされ、古来より名文として多くの人々を魅了し続けてきた『一枚起請文』。一休宗純・千利休から、西田天香・高村光太郎・柳宗悦・倉田百三・藤吉慈海、更に現代の梅原猛・町田宗鳳まで、古今の著名人たちが『一枚起請文』を讃えた文章を収録した他、擬古文・アイヌ語訳・英訳・独訳など可能な限りの資料を収集した。
(00.10)


児童芸術研究所のあしあと−創設から15年間の記録−  A5判・222頁・並製   5500
      高橋司編      ISBN-921095-17-5
 戦前から戦後にかけての暗い世相の中、我が国の児童文化史上に燦然と輝く足跡を残した同研究所の、昭和17年の設立から昭和32年まで15年間の貴重な記録集。久留島武彦を顧問に仰ぎ、高橋良和を中心にしたエネルギッシュな活動の様子が、まさに行間から溢れんばかりに詰め込まれている。当時のプログラムや新聞記事などの貴重な資料の他、不朽の名作と言われている人形劇『仲よし』の原本なども収録された。(01.4)


パネルシアター百科−マジカル8(エイト)うた&おはなし−  A4判・110頁・並製   2000
      高橋司編著    ISBN4-921095-15-9
 佛教大学の教壇に立つ傍ら、パネルシアターの保育化・日常化を願って各地で公演・講義を続ける著者が、“作りやすさ”と“育ちへの願い”を主眼に纏めた作品集。新しいアイデアを駆使したもの・メルヘンムードたっぷりのもの・温かくほのぼのとした感じのもの・・・など、長年にわたり児童文化活動・幼児教育に情熱を注いできた著者の最新刊。(99.8)
            主な内容

         パネルシアター・チェック・・・・・製作に入る前に・製作の際のチェック
                            ・演じる際のチェック
         作品@「どのこのおかお」・・・・・うた・楽譜・遊び方・下絵
         作品A「あかいものなあに」・・・・・うた・楽譜・遊び方・下絵
         作品B「まちがいあそび」・・・・・楽譜・遊び方・下絵
         作品C「てをたたこ」・・・・・うた・楽譜・遊び方・下絵
         作品D「にゅうどうぐも」・・・・・遊び方・下絵(古宇田亮順・脚色、松田治仁・絵)
         作品E「メロンのふね」・・・・・遊び方・下絵<ブラックライト作品>
         作品F「秋の子」・・・・・うた・楽譜・遊び方・下絵<総合パネル作品>
         作品G「はっぱっぱ」・・・・・うた・楽譜・遊び方・下絵(三島麻記子・構成)



いのちの看取り−仏教的ターミナル・ケアへの展望−  四六判・286頁・上製      3107
      佛教大学「仏教とターミナル・ケアに関する研究会」編   ISBN4-921095-10-8
 人の終末期に臨んで仏教は何ができるのかということについて、医学・看護学・哲学・仏教学の専門家たちが討論した記録。仏教福祉、仏教看護などに携わる人々にとって、今や必読の書になっている。(93.3)
            主な内容

         仏教と死・・・・・水谷幸正
         ターミナル・ケアをめぐる諸問題−医療を中心にして−
            柴田高志・小西輝夫・鍋島直樹・渡辺千壽子・藤堂俊英・田宮仁
         日本的ターミナル・ケアのあり方を求めて−仏教を中心にして−
            長谷川匡俊・中村仁一・吉元信行・神居文彰・藤腹明子・藤本浄彦
         ターミナル・ケアと宗教の役割・・・・・雲井昭善



“東西の死生観”をめぐって−トーク&ディスカション−  A5判・250頁・並製    2719
      佛教大学総合研究所編   ISBN4-921095-09-4
 現代世界の諸問題に対応すべく、新たな「死と生の倫理」を討論形式で追究した白熱の記録。・・・「死と生」は個人の死という実存の問題として、また社会的にはターミナル・ケアの問題として考えられなければならないが、同時に世界の諸宗教の古代から現代にいたるまでの教義と信仰のなかにも探られねばならない・・・梶山雄一。(95.3)
            主な内容

         東西哲学思想にみられる死生観・・・・・石井誠士・田中典彦
         仏教・哲学的問題のなかの生死観・・・・・田原圭介・田山令史
         生と死生観・・・・・藤本浄彦・永井隆正・樋口謹一



“死生観”の種々相−トーク&ディスカション−      A5判・276頁・並製      2913
      佛教大学総合研究所編   ISBN4-921095-08-6
 前著の続編として、霊肉分離信仰や精神医学からみた死、文明論的考察における死生観、文学的考察における死生観などについて、それぞれの専門学者たちが集まって繰り返した対話と討議の記録。(96.2)
            主な内容
         チベット人の“死”についての考え方・・・・・小野田俊蔵
         霊肉分離信仰の展開・・・・・笹田教彰
         宇宙の意思からみた環境・教育・未来・・・・・岸根卓郎
         ルネサンスにおける“死と時間”・・・・・阿部史郎
         詩人の“死”に対する態度・・・・・小西輝夫
         生涯教育における“生”の統合・・・・・谷川守正
         デス・エデュケーション・・・・・田宮仁



仏教の倫理と経済                四六判・286頁・上製箱入     3690
      寶角正三郎著    ISBN4-921095-07-8
 長年大企業(ダイセル化学工業)の重役を勤め上げ、退職後に奮起修了した佛教大学専攻科(仏教学専攻)において、見事学長賞に輝いた論文に加筆・補訂を加えた渾身の論文。梶山雄一氏が絶賛され、序文を寄せている。著者の急逝により、思いがけず遺稿集となった。(94.8)
            主な内容

         宗教の意義、宗教と哲学・科学との関係、宗教と倫理との関係、
         仏典の成立過程とその意味、原始経典の思想と倫理、
         大乗経典の思想と倫理、大乗仏教の倫理思想の根源、仏教の倫理と経済
         遺稿に寄せて
             水谷幸正・田山令史・本庄良文・三木良明・横山正夫・久崎修也・上山安敏



法然の原風景−その歴史と思想を考える−         A5判・211頁・上製      3390
      藤本浄彦編    ISBN4-921095-11-6
 法然像を正しく明確にしたい・・・との意図で、史学・宗教学・浄土宗学・真宗学の第一線で活躍する研究者が、法然思想の歴史的意義や先見性・普遍性を論じ合ったフォーラムの模様を再編集したもの。(93.2)
            主な内容

         専修念仏の歴史的意義・思想家としての法然
             平雅行・林淳・伊藤唯真
         法然教義の継承と展開・法然と親鸞の教学について
             浅井成海・幡谷明・高橋弘次
         現代世界における法然の意義・世界宗教の中の法然
             モーリス・オーガスティン、ヤン・ヴァン・ブラフト、藤本浄彦



法然浄土教の現在−教義と教化の接点を求めて−   A5判・251頁・上製箱入   3690
        藤本浄彦著    ISBN4-921095-12-4
 浄土宗寺院住職として檀信徒教化に励みつつ、宗門大学で浄土教義の研究に打ち込む著者が宗門の現状を凝視し、実践体験をもとに“教え”と“教えること”の接点を探った好著。ターミナル・ケアや臓器移植など最先端の問題にも言及し、浄土宗侶の行方を方向付けんとした提言の書。(92.1)
            主な内容

         法然上人の思想的理解・『選択本願念仏集』の哲学的理解・
         浄土宗学の特質・宗学の性格と課題・法然浄土教の今日的意義
         ・念仏の利益と別時念仏・法然浄土教と「いのち」の問題・
         臓器移植と生命観について思うこと・追善回向について・極楽と現代
         ・現代と念仏について・教化者像・宗教的存在としての「単独者」



法然浄土教のダイナミックス−教義と教化の視点− A5判・228頁・上製箱入  3301
        藤本浄彦著    ISBN4-921095-13-2
 我々は、如何にすれば法然上人の真の後裔になり得るのか? 各地の講習会などでテキストとして使用され、好評を博した前著に引き続き、教義と教化の日常に鋭く迫る。(95.4)
            主な内容

         “いのち”の教説・浄土宗祖法然上人の霊的遺産・
         浄土を説く経典について・日常、臨終、往生浄土・
         苦悩からの救い・宗義と教化の接点・法然仏教と現代の教化・
         「往生」の思想の展開相・宗教的生命・浄土−「往生」−について
         ・浄土宗総合研究所「脳死・臓器移植報告」を読む・
         仏教を基礎とするターミナルケアの課題・
         ホスピス、臨終関懐、安寧照顧、ビハーラ



法然浄土教の普遍−教義と教化の循環−     A5判・257頁・上製箱入     3700
        藤本浄彦著    ISBN4-921095-14-0
 前著ニ書に続く著者渾身の三部作完結編。教義と教化の“波打ち際”に形成される様々な問題を、多角的に論じ尽くした全教化者必読の書。・・・“波打ち際”は、常に動いており、一時として停滞してはいない。それゆえにまず、その現実が広く深い意味と意義とを持つことを忘れるべきではない。・・・「はじめに」より。(97.4)
            主な内容

         法然浄土教における善導教学の受容と展開・本師源空明仏教・
         浄土宗の近代化運動と伝統教学・私たちの“今”を問う・
         法然の宗教経験の普遍性・法然浄土教における“悪人正機”の思想
         ・生と死について・法然浄土教とターミナルケア・今なぜ法然上人か?
         ・法然上人の着眼点は何か?・何を“求め、拠り所とし、行う”のか?・
         選択本願念仏の普遍・法然東漸の波打ち際



現代浄土教の可能性−浄土教シンポジウム−     A5判・201頁・並製     1800
      浄土教研究会編    ISBN4-921095-05-1
 浄土教諸派に所属する研究者が宗派横断的に研鑚を続けている、「浄土教研究会」が母体となって開かれたシンポジウムの記録。梅原猛氏の基調講演、吉澤健吉氏の問題提起を受けて、浄土宗・浄土真宗本願寺派・真宗大谷派・浄土宗西山派の研究者がそれぞれ発言、「浄土教は現代に何をなしうるか?」を討議した。(98.3)
            主な内容

         基調講演・・・・・梅原猛
             現代とはどのような時代なのか・浄土教の危機・浄土教と土着宗教
         問題提起・・・・・吉澤健吉
             世襲、檀家制度の功罪・現代教化の諸問題・教学と信者、門徒との関係
         意見発表・・・・・浅井成海・安冨信哉・梶村昇・中西随功・稲吉満了
         ディスカッション



どう生きるか                       A5判・256頁・並製     1748
      北野泰成著    ISBN4-921095-06-X
 大本山永平寺不老閣侍局長である著者が、自坊で続けているテレフォン法話を纏めたもの。長年にわたる教育者としての体験を基に、人間生活の基本的あり方を平明な言葉で説いている。ごく身近な実例を題材にした見開き2頁ずつの短い法話のなかには、聞く人・読む人をほのぼのとした感動へ誘う珠玉の響きがある。

       ---品切・重版未定---


慟哭の明治仏教 第一巻 『幕末編』      四六判・246頁・上製     1700
      寺内大吉著    ISBN4-921095-01-9
慟哭の明治仏教 第二巻 『明治編(上)   四六判・300頁・上製     1900
       寺内大吉著    ISBN4-921095-02-7
慟哭の明治仏教 第三巻 『明治編(下)   四六判・358頁・上製     2100
       寺内大吉著    ISBN4-921095-03-5
慟哭の明治仏教 全3巻セット      四六判・総904頁・上製箱入     5700
      寺内大吉著    ISBN4-921095-04-3
 日本という国が大変革を遂げつつあった幕末から明治にかけ、混沌とした社会の中で西本願寺を中心とした仏教教団は、いかに時代と切り結んだのか・・・。日本近代化への原像である“明治”という時代の生成過程を、仏教教団の動きを通して活写・検証した長編歴史小説。直木賞作家が久々に世に問う、渾身の意欲作。(99.1)
            主な内容

         幕末の“安政の大獄”から明治末年の“大逆事件”まで、時代とともに生きた
         祐泉という名の西本願寺教団所属の架空の僧侶が、歴史上の様々な事件に
         遭遇・見聞するなかで、仏法とは何か、王法とは何かを問い続けていく。
         京都・長州・紀州を主舞台とし、幕末の戦乱の表と裏を描いた第一巻『幕末編』、
         越前と三河で起こった護法一揆の顛末を迫力に充ちた筆致で語り尽くす第二巻
         『明治編(上)』、和歌山の新宮と田辺が主舞台となって社会主義者たちの動向
         を検証した第三巻『明治編(下)』・・・。深く、重いテーマにも関わらず、著者なら
         ではの臨場感に溢れた軽快なテンポで物語が進行する。
          第一巻の主な登場人物・・・・・利井明朗・松井寧(中務)・北畠道龍(南英)・
             摂信本寂・石丸良厳(八郎)・大洲鉄然・高杉晋作・五代友厚・山田顕義・
             沢宣嘉(春川)・陸奥宗光・三浦休太郎・アーネストサトウ・トーマスグラバー
          第二巻の主な登場人物・・・・・利井明朗・北畠道龍(南英)・石丸良厳(八郎)・
             柵専乗・摂信本寂・島地黙雷・石川台嶺(了円)・星川法沢(勇精)・
             金森顕順・福田行誡・大内青巒・岩倉具視・板垣退助・西郷隆盛
          第三巻の主な登場人物・・・・・利井明朗・北畠道龍(南英)・石丸良厳(八郎)・
             島地黙雷・大内青巒・毛利紫庵(清雅)・高木顕明・峯尾節堂・本多日生・
             田中智学・内村鑑三・幸徳秋水・徳富蘆花・森鴎外・管野すが(幽月)・
             大石誠之助・岩倉具視・井上馨


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