
ここではDGPS魚探の選択から購入、取付に至るまでの道のりについて触れたいと
思います。値段にしても下手するとボートとほぼ同額なる買い物ですから、参考に
なれば幸いです。
・購入編
・納品編
・取付編
![]()
ミニボート釣りを始めるにあたり、魚探も必要と当初、HODEX520Fを購入しました。
これはフローターバージョンでカモフラージュタイプのものでした。
購入したのは1999年12月。まさに1年ほど前でした。
![]() |
初代魚探となったHONDEX520F カモフラージュがかっこいい。 |
もともとフローターでのバスフィッシングもやってましたのでフローター取付Kitがつい
ているということが魅力でした。そしてなにより価格が安いというのも大きな魅力であ
りました。
ここ1年、この魚探を使用しておりましたが、画面の大きさや解像度には不満が
でてきておりました。 いまいち見ずらいと。
また、カラー魚探の画面を見たときから、鮮明な画像に引かれておりました。
それでも不満を感じながらでも使いつづけていたわけですが、全く使えないわけでも
ないので、買いかえるまでの決意はもてませんでした。
今回買い換えの直接的なきっかけになったのは、NonoさんのPFに乗船させていた
だいたときでした。
NonoさんのPFに積んであるFURUNOのDGPS魚探の画面をみせていただき、その
鮮明な画像にショックを受けました。
とくに底に張りついているらしい反応がうっすらと青い点になって見えてることに驚き
ました。
この時点でカラー魚探の購入を決意しました。それは初めて平塚フィッシュリーナへ
行った2000年10月末のことでした。
さらにその後、アマダイ狙いに玉砕が続き、海図やら海底地形図の購入を目論み、
自分なりのポイントマップを作成しようと思ったときに、頼りにしておりましたハンディー
GPSの誤差も気になり始めました。
山立てすれば良いじゃないかと言われそうですが、まだまだ経験の浅い私にはそれ
も難しい。もっと経験積めば良いではないか更に突っ込ませそうですが、まだまだ
時間が掛かりそう。そんな経験のなさを科学が埋めてくれるのではないかと期待
したのです。
そうなるとGPS魚探にしてしまえばとさらに欲が出てきたのでした。
![]() |
ハンディーGPS GPSの誤差は随分減ったといわれますが、こちらの最小単位は100m。つまり100m単位での誤差が残るような気がしていまいち信用できないのです。
|
GPSカラー魚探を購入しようと思ったときに、各メーカのカタログを集めてみました。
定価ながら価格も載っておりますの比較をしてみると、定価ベースではさほど
変わりはありません。実売価格で小売店によって値引きやサービスの差がある
くらいでした。
ここでGPSとDGPSでの値段の比較をしてみますとDGPSのほうが約10万ほど
高い。当初は2000年5月よりGPSの精度があがったこともあり、GPSだけで十分
と思っておりました。
しかし、ピンポイントでポイントにはいれたいたようなDGPSの威力を、雑誌見たり
話として聞いたりしている間に、DGPSへ惹かれてきました。
将来的にどうせDGPSが欲しくなるに違いない、さらにしばらくは魚探はこれ以外
購入しないぞ・・・と自分に言い聞かせ、今回は思いきってDGPSカラー魚探にす
ることにしました。
候補としては、HONDEX6721DGPS、FURUNOGP-1850DFでした。この時点では
葵SONIXは候補に入っておりませんでした。
雑誌の広告などを見ていると、極端に安売りされている印象があったため、安物
買いの銭失いになるような気がしたのです。(葵SONIXさん、すいません・・・)
そのため、実物を実際に見て比較をしようと販売店をいくつか回ってみたのですが
希望の機種を両方合わせて見ることは出来ませんでした。
FURUNOの魚探が廻った範囲では取り扱っていなかったのです。(どこにいったら
よかったのやら・・・)
これではなにかあったときに大変だと、FURUNOも候補から外さざる得なくなりました。
では残った、HONDEXに決定かとも思ったのですが、コジママリン部チーフマネージャ
小林さんからの情報では
「HONDEXのメインの問屋はリョービだった。在庫をもって対応していたが、リョービが
釣具から撤退したため、在庫を抱えた問屋がほとんどないこと。そのためしならくは
メーカーに直接注文になるので、納期は1ヶ月近く待ってもらうことになること。さらに、
近々バージョンアップされるだろう」とのことでした。(あくまでの聞いた話ですので
真偽については一切責任持てません、購入については自己判断でお願いします)
この時、コジママリン部で葵SONIX SVC-701も隣に並んでいました。
安売りの印象があったのですが、実売価格で比較してみるとHONDEXとほとんど
変わらない。
このときの条件は(コジママリン部 雑誌広告より抜粋)
| SONIX SVC-701 ・実売価格 238,000円 ・付属品 地図ROM1枚分 振動子 DGPSアンテナ ・おまけとして 地図ROMさらに1枚(1万円相当) 水温センサー(8,000円) ロータリー架台(3,500円) |
HONDEX 6721GDPS
|
実売価格はほとんど変わらない。違いはおまけがつくかどうかの差でした。
さらに、後発として葵SONIXでは小売店等でユーザの声を拾うおうとして、ちょくちょく
コジママリンへも顔を出しているとのことでした。
また葵SONIXが売りにしている直射日光に強い液晶画面はかなり効果的らしく、
他社魚探も次のバージョンアップ時に同等の液晶に変えてくるのではないかとの
情報もいただきました。
ただ、不安材料としてはまだ発売開始から1年足らずのため、耐久性についての
検証がまだ足りないのでは・・・といったところでした。コジママリン部さんでは発売開始
から販売取り扱いをしているが、これまで大きな故障で持ち込まれるといったことは
なかったのとことでした。
もし、なにかあった時にはコジママリン部さんに持ち込むことで対応していただけるとの
ことでした。
この時点でかなり葵SONIXにも惹かれてきておりました。
かなりSONIX SVC-701に興味を持つようになりました。
それで価格と納期についてコジママリン部さんとの交渉となりました。
コジママリン部さんでは上記の値段で広告を出しておりましたが、まもなく価格を
218,000円に変更しようとしていること、またおまけはそのまま継続してつける
ことを提案していただきました。
さらに、納期についても無理をお願いして中1日での納品をお願いしましたところ、
その場で在庫確認をしていただき、発想を指示。希望どおりの中1日での納品
となりました。
また、振動子の取付けいついても相談にのっていただき、エレキ取付用Kitで対応
できることを教えていただきました。
ここで、注文をするに当たって次の注意が必要でした。
HONDEX520のように在庫があることはまずありえない。
振動子のタイプ、内蔵する地図の種類など、注文時に決定する必要があり、
半オーダーメイドみたいなものだからです。
そのため、通常は注文から納期まで中3日くらい見て欲しいとのことでした。
無理をお願いして納期を中1日にしていただいたのは、注文した日が木曜日。
土日であれば、車で引き取りにいけ、さらに土曜であればその日に取付、
日曜日にテストに行ける。そんなわがままな理由があったのです。
土曜日引取りに行くと小ぶりなダンボール2つに入っておりました。
これを引き取りに行くまでに渋滞で3時間。疲れました。
帰りは首都高の高速もなく、1時間で持って帰りました。
SONIX SVC-701のスペックは
・5.8型液晶(直射日光でも割と良く見えます)表示密度320×240ドット
有効表示範囲 110×85mm
・カラー8階調 10色表示
・厚さ90mm、重量1.2Kgと小型軽量
・消費電力11wと他社製品の約半分
・防滴性を高めるため、キーボードはシリコンラバー、裏面コネクター部はゴムキャップ付
・地図拡大率 2000分の1〜200万分の1
・地図は2種類内蔵可
・画面での背景色として「白」も選択可
・振動子は200Hz(200m)、120Hz(300m)、50Hz(500m)より選択
・航跡記録ポイント数 8000ポイント
・目的地記録数 4000ポイント(文字入力の場合は1800ポイント)
・ルート表示 200ポイント
いざ取付。
今回のコンセプトは、魚探だけでワンパッケージ。つまり、他の方のボートに
乗せてもらったときにも魚探だけ持ちこめるようにしたい。というもの。
理由は上記のこともありますが、自分のボートのシッティングバーに依存しない
設置がしたかったのです。シッティングバーも便利なんですが、準備に時間が
掛かることもあり、近い将来、シッティングバーを取り外しての簡単艤装に戻した
いと思っていたからです。
梱包されてましたのは
・本体
・振動子(接続コード付)
・取付用金枠(締付用ノブ付)
・DGPSアンテナ(取付部付)
・DGPS接続コード(防水テープ付)
・取説
・操作早見表(防水パッチされたA4用紙1枚)←これが使えます!
取付にあたり、DGPSアンテナから直結のコードが出ており、6穴の接続子がついており
ました。しかし、魚探本体のDGPS接続コネクターは8穴。どうやっても合いません。
良く見てみると、DGPSアンテナが入っていたダンボールの中に隠れるように接続コードが
ありました。
取付時にはこのコードが入っていることに気つかなかったため、営業時間が終了した
コジママリン部へ電話してました。
私「アンテナの接続端子がどうあがいても接続できないんですけど・・・」
コジママリン部「え!前、新しいタイプのアンテナを出すとは聞いてたけど、それじゃー単純にメーカの
ミスだよね、明日テストするっていってたよね、でもメーカももうしまってるから・・・」
私「いや、明日は魚探だけのテストにするから良いですよ。来週、この件で対応決まったら
連絡ください」
といったやり取りをしました。
その直後、ダンボールの中の緩衝材をほじくり出してみると、接続用コードが出てきたのでした。
慌てて、コジママリン部さんへ連絡を入れたところ、
コジママリン部「コードが入ってた!?そう、よかったね。ちょっと待ってね。『もしもし、
コード見つかったそうです。どうもすいませんでした』」
私「??」
コジママリン部「ちょうど今ね、直接葵SONIXの社長の携帯に連絡して対応方法考えて
もらおうと思ってたんですよ。いや、見つかって良かった。明日のテスト
がんばってね!」
ほんとにお騒がせしてすいませんでした。
また、このように気持ちの良い対応をしてくださった、コジママリン部 小林さんありがとう
ございました。
![]() |
初代取付完了 とりあえず、専用バッテリーとワンパッケージとしました。 |
![]() |
DGPSアンテナは魚探本体の防水カバーの上に取付ける。 これが非常にバランスが悪く、2回の釣航で改良を決意。 |
![]() |
専用バッテリーケース バッテリーは自動車用シールドバッテリー。ケースは洗車用バケツ。ともにホームセンターで購入。 |
![]() |
船内に置いたところ。 インフレータブルの船内は狭いため置き場に一苦労。 座席の前に置いたが、座った時には右後方になるため、はっきり言って見ずらい。 |
2回の釣航でこの取付ではバランスが悪いことが発覚(想像は出来たが・・・)
そのため、一部改良を試みる。
あくまでもワンパッケージというコンセプトを守りながら2代目取付バージョンへ。
![]() |
2代目取付完了 DGPSアンテナをバッテリーケースの蓋に直接取付ける。 |
2代目取付はバランスも良く、取付状態は満足。
しかし、インフレータブル船内は非常に狭く、置き場所に苦労する始末。
初代取付バージョンと同様なんとか座席の前に置くが、場所的に非常に見ずらい。
そのため、今のままでは充分に活かされていないため3代目取付へと変更を行う。
見易くするためには、やはりシッティングバーを利用するしかない、ということで
シッティングバーバージョンへと変更することにしました。
![]() |
3代目取付バージョン シッティングバーバージョン。 |
![]() |
ここだとどうしても波かぶりが心配。そこで、蓋を閉じてみました。 これで防水性は大丈夫!? |
![]() |
魚探を取り外した状態のバッテリーケース |
![]() |
バッテリーケース上部の様子 DGPSアンテナの横の配線穴からどうしても波をかぶったときに進水してしまう。ここも今後工夫が必要。当初はシリコンで塞ぐことを考えたが、まだ取付形態が確定していなかったので塞いでいません。 |
まだ、3代目取付バージョンで釣航してませんのでなんとも言えませんが、
基本的にはこの形態と、2代目取付バージョンの2本立てで行けるよう、ロータリー架台を
もう一つ購入しようと思います。
取付の時はコジママリン部さんに大変ご迷惑をお掛けしましたが、その後、「BOAT倶楽部」
1月号付録のマリンカタログにSONIX SVC-703というものがでておりました。でも
製品の写真ははっきりとSVC-701と書いてあるでありませんか。おかしい??もしかしたら
新製品がでてるのか?? と思いながらSONIXのホームページを見てもそのような製品は
でておりません。
そこで、SONIXのホームページの問い合わせ先へ大変失礼な内容なMailだったと思いますが
問い合わせを行いました。
素早い対応で回答がありました。その中には「SVC-703は来春発売予定の新製品である。
SVC-701との違いはROM内容の改良とリモコンをつける」いったものでした。
なお、SVC-701もROMの書き換えを行うことでリモコンはありませんがSVC-703と同等に
なるそうです。
ちなみにBOAT倶楽部」付録の記事は、発売時期は春からという記載が抜けていたとの
ことでした。
残業残業で疲れている最中でしたので大変失礼な内容のMailだったにもかかわらず、
丁寧な対応をしていただきまして、SONIXさんありがとうございます。
いまさらながらSONIXを選んで良かったと思います。
まだ使いこんでいませんので、DGPS魚探そのものの性能等をお伝えすることができません。
そのうち、使えこなせるようになったら・・・
あらためてレポートしたいと思います。