Dust thou art, and unto dust shalt thou return.
2001/3

自己表現ではなく 表現そのものと向き合うこと
発する言葉の向こうに人がいるのではなく
常に 既に 言葉の中に
誰かたちが存在していると知ること
頭ではなく 心で
ドーヴァーソールみたいな骨が欲しい
アオサギみたいなくちばしが欲しい
アンタよりましな誰かも
海の夢
海が見る夢 ユメミタイ
生まれる夢に
倦まれ埋もれ
キリがない
ワケわからない ムリもない
まだ終わらない
もう時間ない
生真面目さの重心を失くして
からからと惑う凧になる
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わかるけど
キスもいいけど
嘘だけど
すぐ消えるけど
また大火傷
嘘じゃない
思い出じゃない 夢じゃない
誰も知らない
無いわけじゃない
一にして
とわに常なる
今 ここで
安らいであれ
輝いてあれ
今だけをただ一つの堅固な現実と見なす瞳の前では、
彼女は半分透明な姿で、
微苦笑を残して壁をすり抜けて見せるだろう。
大気が緩み
にわかに 花ひらく
道々に昨日を恥じる
言葉は語り 或いは語らない
沈黙は語り 或いは語らない
人の耳は聞き 或いは聞かない
頭は考え 或いは考えない
心は信じ 或いは信じない
隔てられ
呑まれ 笑われ 見捨てられ
声を奪われ
名も忘れられ
ゆたんぽ
たんぽぽ
汽車ぽっぽ
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弱味を知られたくないのが心の弱さ