オリエンテーリング用地図 のための国際仕様 国際オリエンテーリング連盟2000 Radiokatu 20, FI-00093 SLU, Finland - http://www.orienteering.org 地図委員会 地図委員会: Bjorn Persson (chairman), Andreas Dresen, Soren Nielsen, Christopher Shaw, Laszlo Zentai ISOM2000 プロジェクトチームと関連団体: Jorma Ake, Pat Dunlavey, Lennart Karlsson, Flemming Norgaard, Hans Steinegger, Knut-Olav Sunde, Alex Tarr, Havard Tveite. 編集者: Laszlo Zentai 翻訳: 島崎和彦(水篶刈)、訳文アドバイス:阿部(ルーパー) DTP : 植原雅勝(水篶刈) 水篶刈内部資料(isom2000.pdf 翻訳) ISOM2000J (敬称略) オリエンテーリング用地図 のための国際仕様 1 INTRODUCTION /はじめに オリエンテーリングは、国際的なスポーツであるが、公平な競技とさらなる普及のために、オリエ ンテーリング用の地図(以下O −マップ)の作図法の統一化が求められる。 ISOM (International Specification for Orienteering Maps )のねらいは、世界各地の様々な種類のテ レインや、多くの競技方法に対応できるような地図の仕様を提供することにある。この仕様は国際 オリエンテーリング連盟(IOF :International Orienteering Federation )の競技規則とあわせて読ま れるべきである。IOF 公認競技大会において、この基準の一部を不適用とする場合は、IOF 地図委 員会(IOF MC :IOF Map Committee )の許可を必要とする。それ以外の競技大会の場合、各国の 連盟、委員会等によってされなければならない。加えて、フットオリエンテーリングの地図仕様に 基づく他の種類のオリエンテーリングのために、補則仕様が設定されている。 2 GENERAL REQUIREMENTS /原則 2.1 Orienteering and the map /オリエンテーリングと地図 1オリエンテーリングは、地図とコンパスだけを頼りに、できる限り早くコントロールで示された コースを走りきる競技である。競技中のすべての競技者の条件は公平でなければならず、できる限 り正確な地図が用意され、すぐれた公平なコースが設定されるべきである。 競技者にとって、正確で明瞭な地図は、ルートチョイスのための信頼できる案内役であり、自分の 技術と体力にあわせて選んだルートに従ってナビゲートする手助けとなる。しかし、地図が正確で なかったり、古すぎたり、読みにくかったりして現地のイメージと合わない場合、ルートチョイス は、意味をなさなくなる。 崖、水系、密集したやぶといった、どんな通行障害の情報も欠かすことはできない。小径や切り開 きは、通行やナビゲートの手掛かりとなる。障害や通行可能度の細かな分類は、競技者が正しい判 断をするのを助ける。地図読みによるナビゲーションが、オリエンテーリングのすべてである。し たがって、正確な地図は、効果的なルートチョイスのために必要なものとなる。理想的にはどの競 技者も、地図の不正確さのために利益を得たり、不利益をこうむることがあってはならない。 コースプランナーのねらいは、ナビゲーション技術が、成績を決定する要素となることにある。こ れは地図が十分に正確で、完全で、信頼できて、そのうえ競技中に読みやすい場合に限り、達成さ れる。よい地図があれば、コースプランナーは、エリート向けでも初心者向けでも、正しく設定さ れた公平なコースを設定することができる。 コントロール位置の選択はコースの最も重要な要素である。場所の選択、目印の設置、それらの位 置の確認、そして競技のためのコントロールの設置、全ては地図を頼りに行われる。地図は、完全 で、正確で、そしてテレインの詳細なイメージを与えるものでければならない。国際大会のために は、競技の最終結果に影響を及ぼす可能性のある全ての部分が更新されなければならない。もしそ の部分が最新のものでない場合、修正されなければならない。 作図者は、地図に表記される特徴物と、その表記方法を知らなければならない。作図者が競技を続 けることは、地図の正確さや、細部の表記、視認性といった、O −マップに必要なことを理解する うえで必要である。 2.2 Content /内容 O −マップは、詳細な地形図である。地図は、走行中の競技者にとって明瞭な現地の特徴を含まな ければならない。地図には、地図読みあるいはルートチョイスに影響を及ぼす、すべての特徴が示 されていなければならない:地形、岩の特徴物、地表の様子、植物による通行可能度(フットオリ エンテーリングでは走行可能度として知られている)、主要な土地利用、水系、民家、小道や道 路、その他線状特徴物、そしてナビゲーションの観点から有用な特徴物。 地形は、O −マップの最も重要な要素である。地形の3 次元イメージ(形と高低差)を表現するため に、等高線は正確に使用され、過度に強調してはならない。 特徴物の視認性や、森の見通し具合、および走行可能度は、調査によって地図に反映される。 土地利用や植生の境界は地図を読む者にとって、有用なチェックポイントになる。地図でこれらが 示されることは重要である。 オリエンティアの速度とルートチョイスは、多くの要素に影響される。道や小道、湿地、水系、岩 および植物の通過可能度、地表面の特徴、および開けた土地といった情報は、地図に示されなけれ ばならない。地図読みのために必要なので、明瞭な植生界も地図上で示されなければならない。 地図には現地で明瞭で、地図読みに必要な特徴物が描かれている。調査時に地図の明瞭性、視認性 を調整する際、注意が必要である。例えば、取捨選択の基準を決める際、野外で地図を読み取るた めに設定された最小値を守るといったことである。 地図は磁北線を備えてなければならず、競技者が北に地図を向けやすいように、地名およびその他 の文字を含んだ方がよい。文字は西から東に書かれる。地図内の文字は重要な特徴にかからないよ うに配置され、書体は単純なものを用いる。 地図の縁は、磁北線と平行にする。矢じりは磁北を示すために使用してもよい。 2.3 Accuracy /精度 競技者が地図中のいかなる不正確さも意識せずにすむことが地図精度の原則となる。地図精度は、 測量(位置、高さおよび形)の正確さ、および作図の正確さの双方に依存する。O −マップ上の位置は コンパスと歩測によって得られた位置と一致していなければならない。コンパスと歩測を使用する 競技者に、地図と現地の違いを意識させないために、特徴物は十分な精度で表記されなければなら ない。通常、隣接した特徴物の間隔の誤差が5%未満というのが、正確さの条件となるだろう。 絶対的な高さの精度はO −マップにとってそれほど重要ではないが、隣接した特徴物間の相対的な 高低差をできるだけ正確に示すことは重要である。 時には誇張されるものの、正確で、詳細な地形の描写が、地図読みのための必須条件なので、形状 の正確な表現はオリエンティアにとって非常に重要である。しかしながら、細部の描写によって、 全体的な形状をわかりにくくしてはならない。完成した地図の精度に大きな影響を与えるので、地 図に関る人間には正確な作図が要求される。 O −マップが、GPS といった、別のシステムのデータと共に使用される場合、絶対的な精度が重要 となる。そのような場合、地図をナビゲーションシステムのデータとして取り込むことも出来るだ ろう。 2.4 Generalization and legibility /統一化と明瞭性 よいオリエンテーリングテレインには多くの様々な特徴物がある。競技中のランナーにとって重要 な特徴物はO −マップ上で取り上げられていなければならない。そのためには、地図を明瞭で、解 釈しやすいものにし、作図法の統一化が行われていなければならない。作図法の統一化には、特徴 物の取捨選択の基準の統一化と、表記法の統一化という2 つの面がある。 取捨選択の統一化とは、地図上でどの程度の細かい地形や特徴物を示すべきかについての基準の設 定である。この判断基準において、ランナーから見た特徴物の重要性と、地図の視認性への影響と いう2 つの重要な判断材料がある。これらの2 つの判断材料は相反する場合がある。しかし、地図 上に細かい地形や特徴物が多いために、地図が読みにくくなってはならない。したがって、調査段 階で、細かい特徴物の取捨選択基準の最小サイズの統一が必要となる。これらの最小サイズは問題 となる特徴物の量によって、一枚一枚違うかもしれない。しかしながら、地図上での一貫性はO − マップの最も重要な特質のうちの1 つである。 表記法の共通化は、地図の視認性に大きく影響する。視認性を高めるために、単純化、置換および 誇張がおこなわれる。 野外で判読できる記号の大きさや線の太さ、間隔が、視認性の基準となる。記号は、他の記号との 間隔以外の要素をすべて考慮して作成されている。 地図記号の最小寸法は、記号の特質(形や様式、色)や、隣接する記号の位置によって決められ る。実際よりも大きく地図で示される特徴物が近接する場合、正確な位置関係の調整が重要にな る。 3 MAP SPECIFICATION FOR FOOT- ORIENTEERING / フットオリエンテーリングのための地図仕様 3.1 Scale /縮尺 3O −マップの縮尺は1/15000 である。1/7500 の縮尺で フィールドワークすることができない地形、 そして1/15000 の縮尺で読みにくい地形は、国際的なフットオリエンテーリングにふさわしくな い。 1/10000 の地図を、リレーとショートディスタンス競技のために作成してもよい。また、1/10000 の地図は、細い線や小さな記号が読みにくい高齢層(45 歳以上)、もしくは、複雑な地図を読む能 力が十分に発達していない若年層(16 歳未満)に対しても推奨される。 1/10000 の地図は、1/15000 よりも1.5 倍の線、ラインスクリーン、記号で描かれるべきである。 ドットスクリーンは、その視認性の高さのために、1/15000 と同じものが推奨される。 教育の場面で、 1/2500 から1/5000 、1/10000 へと段階的に使っていく場合がある。1/2500 のような 大縮尺の地図では、遊具のような細部の追加があるだろう。これらの地図のための線の寸法も、 1.5 倍程度に拡大すべきである。 他の縮尺の地図が、他のオリエンテーリングの競技形式のために使われることもある。 実用上、地図は必要以上に大きくないほうがよい。A3 より大きい地図は避けるべきである。 3.2 Contour interval /等高線間隔 O −マップのための等高線間隔は、5m である。平らな地形では 2.5m 間隔の等高線を使用してもよ い。同じ地図上で異なる間隔を使うことは許されない。 3.3 Dimensions of map symbols /地図記号の寸法4 地図記号は、ここで示された仕様の大きさから逸脱してはならない。しかし、印刷技術上の問題 で、最終的に地図記号の大きさの誤差が5%程度あることは仕方がない。 この本の中で示される記号の大きさは、1/15000 の地図で印刷した場合のものである。 すべての線の幅と記号の大きさは、指定された値を厳密に守らなければならない。特に最小値は尊 守しなければならない。これは印刷技術と読みやすさの両方の観点に基づくものである。 1/15000 の最小寸法 ・茶色または黒の場合、同色の2 本の細い線の間の隙間:0.15mm ・2 本の青線の間の最小の隙間:0.25mm ・最も短い点線:少なくとも2 ドット ・最も短い破線:少なくとも2 ダッシュ ・点線で囲まれた最も小さいエリア:5 ドットで1.5 mm (直径) ・色の最も小さいエリア 青、緑、灰、黄の塗りつぶし:0.5mm 黒のドットスクリーン:0.5mm 青、緑、黄のドットスクリーン:1.0mm 上の寸法より小さいすべての特徴物は、オリエンティアの必要に応じて誇張されるか、除外されな ければならない。特徴物が実際より大きくされるときには、相対的に正しい位置を維持するため に、近接した特徴物を再配置すべきである。 植生、開けた土地、湿地などは、ドットスクリーンまたはラインスクリーンで表される。以下の表 は、許されるスクリーンの組み合わせを示している。 SCREENS /スクリーン 許される組み合わせ 3.4 Enlargement of maps /地図の拡大 地図を1/10000 以上の縮尺へ拡大する場合、すべてのラインおよび記号は1.5 倍に拡大すべきであ る。ドットスクリーンは、可能なかぎり拡大してはならない。:例えば60 線/cm のスクリーン。 3.5 Printing /印刷 O −マップは上質で、なるべく耐水の(重さ80- 120g/m 2 の)紙に、印刷されなければならない。 IOF 公認競技では、特色印刷が推奨されている。もし色と線幅が特色印刷と同じ品質になるなら ば、他の印刷方法を使用してもよい。 正しい色の選択は、視認性に大きな影響を与える。 3.5.1 Spot colour printing /特色印刷 特色印刷は、いくつかの単色インクを使う。各々の特色インキは、望ましい色を出すために、指定 の割合で標準インキを混ぜることによって作成されたものである。O −マップのために指定された 色は、 ファントンカラーマッチング ( PMS )によって定められたものである。 地図には最大6 色使用される(重ね刷りを除く)。 以下の特色の推奨条件は標準的なものとなっている。 以下は、O −マップのために推奨された PMS 色に対応した CMYK の混合比の一覧表である: 印刷の順番によって、発色が決まる。特色印刷では、印刷 順序は以下の通りにするべきである。: 1.黄色 2.緑 3.灰色 4.茶色 5.青 6.黒 7.紫色 3.5.2 Four colour offset printing /4 色オフセット印刷 5多くのカラー印刷において、4 色印刷は従来使われている方法だが、精密な線を要求するため、地 図は4 色印刷にとって苦手とするものの一つである。 4 色印刷方式は、加色法の色の3 原色(シアンとマゼンタとイエロー)を使用する。理論的にはシ アンとマゼンタとイエローの 100%の混合が、黒い色を作り出す。しかし実際には暗い茶色にな る。それゆえに黒は通常は別々の色として印刷される。これらの4 色にちなんで、この方法はしば しば CMYK と呼ばれる。 4 色印刷はほとんど使われないものの、このプロセスを使うことの主要な利点は、追加費用なし に、カラー写真とフルカラー広告を入れることができることにある。 デジタル技術による4 色分解は、現在、4 色印印刷を用いた高品質なO −マップの作成を可能にして いる。これはO −マップの印刷方法として推奨はされないが、代替方法としては認められる。線の 品質と読みやすさと発色が、従来のスポットカラー印刷の地図と同じ程度であれば、4 色印刷も許 容される。 しかしながら地図製作者は、この技術の限界と潜在的なエラーを考慮しなければならない。 非常に細い線(等高線)の再現には、特別の注意を必要とする。 Colours /色 以下は、O −マップのために推奨されたPMS 色に対応した CMYK の混合比の一覧表である: Screens /スクリーン 色の混合は、一般的な印刷スクリーンと、FM スクリーンと呼ばれるランダムに配置されたドット で形成される特別な印刷スクリーンの、どちらを使ってもよい。FM スクリーンは、読みやすさを 向上し、等高線のような細い線を描くことができることから、推奨されている。 Screen frequency /スクリーン線数 伝統的なスクリーンには、少なくとも 60 線/cm (150 線/インチ)のスクリーン線数があるべきであ る。FM スクリーンの線数は、ランダムに変化する。 Angles /角度 伝統的な印刷スクリーンに起こるモアレ現象を避けるために、4 色O −マップではスクリーン角度 設定が行われる。FM スクリーンでは、ドットはランダムに配置される。したがって角度は無関係 でモアレ現象は出現しない。 発色は印刷の順序による。4 色O −マップのオフセット印刷において、印刷順は以下のように決め られる。: 1.イエロー 2.シアン 3.マゼンタ 4.ブラック Overprinting /オーバープリント 従来のスポットカラー印刷では、印刷インキは物理的に上に重ねて印刷される。4 色印刷において も、これを再現し、視認性と発色をできる限り近付けることは可能である。4 色オフセット印刷に おいてこの効果を成功させるために、重なり合った部分の下の色の情報を完全に消したり毛抜き合 わせにせずに、その部分を新しい色として作り出されなければならない。 4 色オフセット印刷でのオーバープリント効果は、以下の色が重なり合った部分で使われるべきで ある。: 100%紫 100%黒 100%茶 100%青 100%緑 解説:密集した植生と等高線が4 色印刷されている。右図がオーバープリント効果。 3.5.3 Alternative printing methods /代替の印刷方法 7カラーコピーやプリンター、その他デジタル印刷技術は、ハイレベルな競技のためのO −マップ作 成にはまだふさわしくない。この種の機材で一般的な特色印刷による地図の線質や読みやすさ、発 色を再現することは難しい。 コンピュータ技術の発展によって、大きな大会にふさわしい印刷技術が生まれる可能性は十分予想 されうる。 ほとんどのプリンタは、4 色印刷( CMYK )を使う。そのようなプリンタでは4 色オフセット印刷 に推奨されているものと同様の色指定が適当かもしれない。しかし発色は、プリンタごと、用紙ご とに異なるだろう。 オフセット印刷の質に近付けるため、色やハーフトーン、紙の質やその他の要素についてのさまざ まな調整が必要になるだろう。このような調整はすべての要素において行わなければならない。し たがって、本書では、代替の印刷方法としてプリンタを使用する場合の一般的な推奨値その他の指 定をすることは行わない。 4 EXPLANATION OF SYMBOLS (FOOT- O)/記号の解説(フット オリエンテーリング) 以下の項目で、地図記号の定義と記号の表記法が示される。地図記号は7 つのカテゴリーに分類さ れる: 地形 (茶色) 岩と石 (黒+灰色) 水系および湿地 (青) 植生 (緑+黄) 人工特徴物 (黒) 特殊記号 (黒+青) コース記号 (紫) 注:数値は、1/15000 の縮尺の地図でのmm を示している。 以下の図はすべて、 1/7500 の縮尺で示され ている。 2 線間の間隔 線の太さ 2 つの記号の中心から中心 までの間隔または線の長さ 直径 北に対する記号の向き 4.1 Land forms /地形 地形は、こぶ、凹地といった特殊記号を伴う、詳細な等高線によって表現される。また、岩や崖の 黒色の記号が地形表現を助ける。オリエンテーリングテレインの表現には普通、5m 間隔の等高線 が最も適している。 地図を複雑にし、高低差について間違った印象を与えるため、過度に補助曲線を使うのは好ましく ない。多くの補助曲線を必要とするような地形では、むしろ等高線間隔を狭くすることで、より地 図が読みやすくなる。 隣接する特徴物間の相対的な高低差は、地図上でできるだけ正確に表わされなければならない。 絶対的な高さの精度はそれほど求められてはいない。特徴の表現を改善するために、等高線の高さ をわずかに変えてもよい。この場合、変更は等高線間隔の25%を超過してはならず、隣接した特徴 物との関係に注意を払わなければならない。 101 Contour /等高線(主曲線) 同じ高度の地点を繋いだ線。等高線の標準の間隔は5m である。等高線の最 小カーブは半径0.25mm である。 色:茶 102 Index contour /計曲線 等高線は5 本目毎に、少し太い線で描かれる。これは高低差を素早く確認す ることと、全体の地形を把握することの手助けとなる。計曲線が細かい地 形に重なった場合、かわりに通常の等高線を使ってもかまわない。 色:茶 103 Form line /補助曲線 等高線と等高線の間で使用される曲線。より詳しく地形を表現するため に、等高線だけでは形状が表現できない場合にのみ使用される。また、補 助曲線は等高線の間で一本しか使ってはならない。 色:茶 104 Slope line /傾斜線 傾斜線は、等高線から陥没地や凹地の低い側に向かって引かれる。斜面の 方向を明確に示す必要がある場合にのみ使用される。 色:茶 105 Contour value /標高表示10 標高表示は高低差を大きく把握させるために使用してもよい。これは、他 の表記の邪魔にならない位置の計曲線に挿入される。数字は上部が等高線 の高い側にあるように配置すべきである。 色:茶 106 Earth bank /土崖 土崖はその周囲と明らかに区別がつく土地の面の急な変化で、例えば、小 石や砂の穴、道や鉄道の切り通し、堤防などを示す。タグは、傾斜面を表 わすべきであるが、2 つの崖がともに接近していれば、省略してもよい。通 行不能の崖は記号201 (通行不能の崖)を使用する。非常に高い土崖の場 合、線幅は0.25mm となる。 色:茶 107 Earth wall /土塁 明瞭な土塁。高さは1m 以上。 色:茶 108 Small earth wall /小さい土塁 小さい土塁、こわれた土塁は破線で表される。高さは0.5m 以上。 色:茶 109 Erosion gully /きれつ きれつ、または小さすぎて記号106 で表せない切り通しは単独の線で表わ される。線幅は溝の大きさを表わす。深さ1m 以上。線の端は尖らせる。 色:茶 110 Small erosion gully /溝 小さいきれつまたは溝。深さ0.5m 以上。 色:茶 111 Knoll /こぶ こぶは等高線で表わされる。等高線間に消えてしまう明瞭なこぶは、高さ が実際の等高線よりも25%低いだけならば、等高線で表してもよい。さら に小さいか、扁平なこぶは、補助曲線により表わされる。 色:茶 112 Small knoll /小さいこぶ 等高線では表せないほどの小さなこぶあるいは岩のこぶ(こぶの直径はお よそ0.5m 未満)。こぶの高さは地面からおよそ1m 以上。記号は等高線に触 れるべきでない。 色:茶 113 Elongated knoll /長いこぶ 等高線では表せないほどの小さな長いこぶ(長さ12m 未満、幅4m 未満)。 こぶの高さは地面からおよそ1m 以上。これより大きなこぶは等高線で表さ なければならない。記号が指定外の形式で描かれたり、2 つの記号が重 なったりしない方がよい。記号は等高線に触れるべきでない。 色:茶 114 Depression /くぼ地 くぼ地は、等高線あるいは補助曲線、および傾斜線で表わされる。等高線 間に消えてしまうくぼ地は、実際の等高線よりも25%浅いだけならば、等 高線で表してもよい。さらに小さいか、浅いくぼ地は補助曲線によって表 わされる。 色:茶 115 Small depression /小凹地 等高線によって表せない小さな浅い自然なくぼ地、および穴(直系2m 以 上)は、半円によって表わされる。周囲の地面からの深さはおよそ1m 以 上。記号は北向き、位置は重心。記号116 は人工の穴のために使用され る。 色:茶 116 Pit /穴 記号106 によって表せない、明瞭な縁のある(人工の)穴(直径2m 以 上)。周囲の地面からの深さはおよそ1m 以上。記号は北向き、位置は重 心。 色:茶 118 Special land form feature /特殊な地形上の記号 この記号は特別な小さな地形特徴物のために使用することができる。記号 の定義は地図凡例の中で示される。 色:茶 117 Broken ground /凹凸地 複雑すぎて、詳細に表わすことができない穴またはこぶのエリア。任意に 置かれたドットの密度は地表の様子に応じて変えてもよい。 色:茶 4.2 Rock and boulders /岩と石 岩石は地形の特殊カテゴリーである。岩の表記は、地図読みの手掛かり や、コントロール位置として使われると共に、危険や走行可能度に関する 情報を伝える。他の地形特徴物と識別するために岩石は黒で表記される。 崖のような岩の特徴物と、等高線などで示される地形や、段差との間にず れが生じないように気をつける必要がある。 201 Impassable cliff /通行不能の崖 通行不能の崖、採石場あるいは土崖(106 を参照)は0.35mm の線と、傾斜 面上部から基部へのタグで表わされる。岩崖が垂直なために、タグを表記 するスペースがない場合、タグが省略されてもよい。例えば、崖の間の狭 い通路(通路は少なくとも0.3mm の幅で描かれる)などである。タグは、 直下の細部を表現する記号上に伸ばしてもよい。崖の傾斜面がそのまま水 に入り、崖の下の水際を通行不能にしている場合、その部分の水の縁線は 省略されるか、タグが縁線を越えて延ばされるべきである。 色:黒 202 Rock pillars/cliffs :石柱/巨岩 石柱や、巨岩といった特殊な特徴物は、タグのない平面として表記され る。 色:黒 203 Passable rock face /通行可能な岩崖 小さな岩の垂直露出面(高さ1m 以上)はタグなしで表わしてよい。露出面 の方向が等高線からわかりにくいような場合、短いタグが露出面の方向に 引かれる。タグなしで示された通行可能な岩崖については、分かりやすい ようにラインの端を丸くしてもよい。 色:黒 204 Rocky pit /岩穴 ランナーにとって危険な、岩穴、鉱山の縦穴。記号は北向き、位置は重 心。 色:黒 205 Cave /横穴 横穴は、岩の穴と同じ記号によって表わされる。この場合、記号は傾斜面 に対して直角方向に向けられる。記号の重心は入り口を示す。 色:黒 206 Boulder /岩 小さな独立した岩(高さ1m 以上)。地図上に記載されたすべての岩は、現 地ですぐに確認出来なければならない。岩の大きさを区別するために、こ の記号を20%拡大してもよい(直径0.5mm )。 色:黒 207 Large boulder /大きな岩 特に大きい独立した岩。巨岩については、記号202 が使用される。 色:黒 208 Boulder field /岩石地 個々に記すことの出来ない多くの岩に覆われた地域は、ランダムな方向を 向いた、各辺の比が8 :6 :5 の三角形によって示される。少なくとも2 つの 三角形が使用されなければならない。地表の状態は三角形の密度によって 示される。岩石地における岩石のはっきりとした大きさの違いを表現する ために、三角形を20%拡大してもよい。 色:黒 209 Boulder cluster /岩石群 個々に記すことができないが、非常に緊密に集まった岩石の独立した小さ なまとまり。記号は北を向いた正三角形。岩石群の大きさの違いを表わす ために、この記号を25%拡大してもよい(直径1.0mm )。 色:黒 210 Stony ground /砂利石地 走行スピードに影響のある石、あるいは岩の多い土地は地図に示されなけ ればならない。任意に配置されるドットは、岩の量の密度で変えてもよ い。少なくとも3 ドットは使用すべきである。 色:黒 211 Open sandy ground /開けた砂地 植物がなく、柔らかい砂地か砂利に覆われ、スピードが落ちる地域。開け た砂地でも、走行が容易であれば、開けた土地(401 /402 )として表記さ れる。 色:黒12.5%(22 線/cm )、黄50 %(403 参照) 212 Bare rock /はだか岩(岩盤) 走行が可能で、地面または植物のない岩の地域は露出した岩として表記さ れる。草、苔あるいは他の低い植物で覆われている岩の地域は、開けた土 地(401 /402 )として示される。 色:黒30%(60 線/cm )、灰色 4.3 Water and marsh /水系 このグループは一般的な川や湖、および、湿地のような特殊な植生を含ん でいる。水系の区分は重要である。これによって、通行可能度や、地図読 みの手掛かり、コントロール位置となる特徴物が表わされる。水系のまわ りの黒線は、正常な天候の下で横断不能であることを示す。乾燥した地域 では、季節的水系しか存在しないかもしれない。 301 Lake /湖 湖、大きな池などはドットスクリーンで表現され、小さな池は塗りつぶし で表現される。黒の縁線は横断不能を示す。 色:青50%(60 線/cm )、黒 302 Pond /池 地図上で、湖や池が1mm 2 未満である場合、縁線が省略される。 色:青 303 Waterhole /小さな池 水たまりや、小さすぎて地図上では表わせない池。位置は記号の重心。 色:青 304 Uncrossable river /横断不能な川 横断不能な川や運河は、黒の縁線で描かれる。横断可能な浅瀬では、縁線 を省略する。 色:青50%(60 線/cm )、黒 305 Crossable watercourse /横断可能な水系 横断可能な水系、幅は2m 以上。幅5m 以上の水系は実際の縮尺で描かれる べきである。 色:青 306 Crossable small watercourse /横断可能な小さな水系 幅2m 未満の横断可能な水系(排水溝を含む)。湿地の中の溝は識別しやす くするため、横断可能な水系(305 )として描く方がよい。 色:青 307 Minor water channel /季節的水系 自然、もしくは人工的な季節的水系。 色:青 308 Narrow marsh /細長い湿地 狭すぎて、310 で表わすことができない湿地(幅0.5m 未満)。 色:青 309 Uncrossable marsh /横断不能な湿地 ランナーが横断不能か危険な湿地。黒線で囲まれる。 色:青、黒 310 Marsh /湿地 明瞭な縁のある横断可能な湿地。走行可能度や、オープンの表記と併用さ れる。403/404 と併用されるべき小さなエリアでは、視認性を良くするため 401/402 と併用することも可能である。 色:青 311 Indistinct marsh /不明瞭な湿地 不明瞭あるいは季節的な湿地、もしくは湿地から固まった土地へ徐々に移 行する地域(横断可能)。縁は一般に不明瞭で、周囲の植生と区別がつか ない。記号は走行可能度やオープンを表わすために植生記号と併用され る。 色:青 312 Well /井戸 明瞭な井戸および泉。 色:青 313 Spring /湧水点 明瞭な湧水点。記号は下流に向いて開いている。 色:青 314 Special water feature /特殊な水系特徴物 特殊な小さな水特徴。記号の定義は、地図凡例の中で示される。 色:青 4.4 Vegetation /植生13 走行可能度と視界に影響し、さらに、地図読みの手掛かりとなるため、植生の表記はオリエンティ アにとって重要である。 COLOUR /色 原則は以下のとおり: - 白 走行可能な森を表わす。 - 黄 いくつかのカテゴリーに分類され、開けた地域を表わす。 - 緑 いくつかのカテゴリーに分類され、森および下生えの密度を表わし、走行可能度と一致する。 RUNNABILITY./走行可能度 走行可能度は、森の植生(木/やぶの密度や、シダ類、イバラ、イラクサといった、下生えの程 度)に依存するが、湿地や石の多い土地などは別に表記されるため、考慮に入れない。 森の走行可能度は走行速度によって4 つのカテ ゴリーに分類される。一般的な開けた走行可能 な森での速度が、5 分/km の場合、比率は次のも のを適用する: 一般的な開けた 土地での速度 401 Open land /開けた土地 耕地、平原、牧草地、草地などで、木が無く、走行容易。もし黄色の領域 が目立つ場合、黄100 %の代わりにスクリーン(75%)を使用してもよ い。 色:黄 402 Open land with scattered trees /木が散在した開けた土地 散在した木のある牧草地。草や地衣類が生えているが走行容易である。地 図上で10mm 2 未満のエリアは開けた土地(401 )として表記される。個々の 木が加えられてもよい(418 、419 、420 )。もし黄色の領域が目立つ場 合、黄100 %の代わりにスクリーン(75%)を使用してもよい。 色:黄(20 線/cm) 403 Rough open land /開けた荒れ地 ヒース、荒れ地、植林地(高さ1m 未満)、その他下草、低木、背の高い草 などが生えた一般的な開けた土地。記号403 は走行可能度の低下を表示を するために記号407 および409 と併用してもよい。 色:黄50%(60 線/cm) 404 Rough open land with scattered trees /木が散在した開けた荒れ地 開けた荒れ地の中で木が散在する場合、白(または緑)の表記はトーンの 中に埋もれてしまうかもしれない。そのような地域は、規則的な大きな白 いドットが抜かれた黄色のスクリーンで表記することにしてもよい。地図 上で16mm 2 未満のエリアは荒れた開けた土地(403 )として示される。個々 の木が加えられてもよい(418 、419 、420 )。 色:黄70%(60 線/cm)、白48.5%(14.3 線/cm ) 405 Forest:easy running /森林:走行容易 テレインで一般的な見通しのよい走行容易な森。森のすべてが走行容易で 無い場合、地図上に白色は存在しない。 色:白 406 Forest:slow running /森林:走行可能 速度が60 〜80%に落ちる、木が密生した地域(視界が悪い)。 色:緑30%(60 線/cm ) 407 Undergrowth:slow running /下生え:走行可能 下生え(イバラ、ヒース、潅木および枝打ちされた枝)が密生している が、視界が良く、速度が60 〜80%に落ちる地域。この記号は406 または408 と併用してはならない。 色:緑14.3%(11.9 線/cm ) 408 Forest:difficult to run /森林:走行困難 木または茂み(視界が悪い)が密生した地域、速度が20 〜60%に減速す る。 色:緑60%(60 線/cm ) 409 Undergrowth:difficult to run /下生え:走行困難 下生え(イバラ、ヒース、潅木および枝打ちされた枝)が密生している が、視界が良く、速度が20 〜60%に落ちる地域。 色:緑28.6 %(23.8 線/cm ) 410 Vegetation:very difficult to run,impassable / 植物:走行非常に困難、通行不能 かろうじて通れる、密生植物(木または下生え)の領域。正常速度の0 〜 20%に減速する。 色:緑100 % 411 Forest runnable in one direction /一方向へ走行可能な森 一方向へのみ走行可能な地域。植生記号内に、走行容易な方向が白のスト ライプで示される。 色:緑、白 412 Orchard /果樹園 果樹園。ドットラインは植林の方向を示すために向いてもよい。黄に塗ら れた地域が目立つ場合、塗りつぶしの黄の代わりにスクリーン(75 %)を 使用してもよい。 色:黄および緑25%(12.5 線/cm ) 413 Vineyard /ブドウ畑 15緑の線は植林の方向に向けられてもよい。黄に塗られた領域が目立つ場 合、塗りつぶしの黄の代わりにスクリーン(75 %)を使用してもよい。 色:黄と緑 414 Distinct cultivation boundary /明確な耕地の境界 他の記号(柵、土塁、小径など)で表されなかった耕地の境界は、黒実線 で表わされる。異なった種類の耕地間の恒常的な境界も、この記号で示さ れる。 色:黒 415 Cultivated land /耕地 1作物の成育のため、季節的に立入禁止となる耕地は黒ドットで示してもよ い。 色:黄100%、黒5%(12.5 線/cm ) 416 Distinct vegetation boundary /明瞭な植生界 明瞭な森の縁や、森内の明瞭な植生の境界。 色:黒 417 Indistinct vegetation boundary /不明瞭な植生界 緑、黄色あるいは白のエリア間の不明瞭な境界は線なしで示される。その エリアの境界は、色かドットスクリーンの変化によってのみ示される。 418 、419 、420 Special vegetation features /特別な植生特徴物 特別小さい植生特徴物に記号418 、419 、420 を使用してよい。記号の定義 は地図凡例中に示される。 色:緑 4.5 Man- made features /人工特徴物 道路網はランナーにとって重要な情報源であり、道路区分は地図上で識別 が容易でなければらなない。なかでも競技者にとって特に重要なことは、 小さな小道の分類である。道幅だけでなく、ランナーから見た明瞭さに よって基準が決められる。他の人工特徴物も、地図読みの手掛かりと、コ ントロール位置として重要である。 501 Motorway /自動車専用道路 2 つの車道を備えた道。幅は実際の縮尺で描かれるが、最小値より狭くして はならない。柵や壁が高速道路沿いにあり、別個に表記できない場合、縁 線は記号519 、521 、522 あるいは524 で置き換えてよい。黒線間は茶 (50%)で塗りつぶされる。建設中の道は破線で示される。 色:黒および茶50%(60 線/cm ) 502 Major road /主要道路 5m より広い道。幅は実際の縮尺で描かれるが、最小値より狭くしてはなら ない。柵や壁が高速道路沿いにあり、別個に表記できない場合、縁線は記 号519 、521 、522 あるいは524 で置き換えてよい。黒線間は茶(50%)で 塗りつぶされる。建設中の道は破線で示される。 色:黒および茶50%(60 線/cm ) 503 Minor road /舗装道路 道幅3- 5m 。黒線間の場所は茶(50%)で塗りつぶす。建設中の道は破線で 示される。 色:黒および茶50%(60 線/cm ) 504 Road /未舗装道路 手入れの行き届いた未舗装道路。幅は3m 未満。 色:黒 505 Vehicle track /道 車が徐行で通れる、わだちまたは未舗装道路。幅は3m 未満。 色:黒 506 Footpath /小道 明瞭な小道または古いわだち。 色:黒 507 Small path /小径 競技速度を落とさずに辿ることの出来る、小径または切り開き。 色:黒 508 Less distinct small path /不明瞭な小径 不明瞭な小径または切り開き。 色:黒 509 Narrow ride /切り開き 明瞭な切り開き、幅0.5m 未満。ここでの切り開きは、小道を伴わない森の 線状の切れ目をさす。普通、土地所有者境界などで見られる。切り開きに 沿って小道があれば、記号507 あるいは508 が記号509 の代わりに使用され る。 色:黒 510 Visible path junction /明瞭な道の分岐 道や小径の分岐が明瞭な場合、道の破線を繋いで分岐を示す。 色:黒 511 Indistinct junction /不明瞭な道の分岐 道や小径の分岐が不明瞭な場合、道の破線を繋がず、離して分岐を示す。 色:黒 512 Footbridge /小さな橋 道と繋がっていない小さな橋。 色:黒 513 Crossing point with bridge /橋のある渡河地点 道や小径が、橋によって川や溝を渡っている場合。 色:黒 514 Crossing point without bridge /橋のない渡河地点 道や小径が、橋無しで川や溝を横切っている場合。 色:黒 1504 Railway /鉄道 鉄道やその他の線路(市街電車、トロッコなど)。 色:黒7 516 Power line /送電線 送電線、ケーブル線、スキーリフト。横棒は鉄塔の正確な位置を示す。 色:黒 517 Major power line /高圧線 高圧線は2 本線で描かれる。線の間隔は送電線の範囲を示す。 色:黒 518 Tunnel /トンネル 競技者が使用してもよい、道や鉄道などの下の道。 通じる道のないトンネルもこの記号を使用する。 色:黒 519 Stone wall /石塁、壁 石塁または石壁。 色:黒 520 Ruined stone wall /不明瞭な石塁 こわれた石塁、不明瞭な石塁は、破線で表わされる。 色:黒 521 High stone wall /高い石塁 高さ1.5m 以上の石塁または石壁、普通に乗り越えることはできない。 色:黒 522 Fence /柵 高さ1.5m 未満の、木または針金の柵 色:黒 523 Ruined fence /柵跡 柵跡は、破線で表わされる。 色:黒 524 High fence /高い柵 高さ1.5m 以上の木または針金の柵、普通に乗り越えることはできない。 色:黒 525 Crossing point /横断カ所 高い柵や壁の横断カ所は示されなければならない。この記号は、石塁 (519 )、柵(522 )、パイプライン(534 )などをくぐり抜けるか踏み段 で乗り越えることができる場所に対して用いられる。 色:黒 526 Building /建物 建物は可能な限り、実際の縮尺で表記される。 色:黒 527 Settlement /住宅地 家や庭などのある地域。住宅地の中にある道路や建造物やその他の重要な 特徴物は表記されるべきである。もし全ての建造物を表記することができ ない場合、代わりの記号(黒のラインスクリーン)を使用してもよい。 色:緑50 %(60 線/cm )と黄100 %、または代替えの黒32.5 %(27 線/cm ) 528 Permanently out of bounds /常時立ち入り禁止 競技者が永久に立入禁止の場所。スクリーンは通常の地図表記の上にかけ られる。もしも道や川などの自然の境界が無い場合は、境界線が描かれて もよい。(709 参照) 色:黒または紫33.3 %(13.3 線/cm ) 529 Paved area /舗装された土地 駐車場や他の目的のために使用される舗装された領域。 色:黒と茶50 %(60 線/cm ) 530 Ruin /廃虚 廃虚は平面上の大きさで表わされるが、最小の大きさは図の右にあるとお り。小さい廃虚は実線で描いてもよい。 色:黒 531 Firing range /射撃場 射撃場は注意が必要なため、特別の記号で示される。関連する建物は個々 に記される。 色:黒 533 Crossable pipeline /横断可能なパイプライン 乗り越えるかくぐることのできる地面以上のパイプライン(ガス、水、油 など)。 色:黒 534 Uncrossable pipeline /横断不能なパイプライン 横断することができないパイプライン。 色:黒 535 High tower /高い塔 周囲の森よりも高い、塔か大きな鉄塔。位置は記号の重心。 色:黒 536 Small tower /小さい塔 射撃台か、または小さい塔。位置は記号の重心。 色:黒 532 Grave /墓 独立した石の墓もしくは神社。記号は北向き、位置は重心。墓地は墓記号 を配置した領域で表わされる。 色:黒 537 Cairn /記念碑 墓碑、記念碑あるい境界石(国によっては三角点)高さ0.5m 以上。 色:黒 538 Fodder rack /給餌台 独立しているか、木の上に据えられた給餌台。位置は記号の重心。立入禁 止の耕作地の中にあるといった理由により省略されてもよい。 色:黒 539 、540 Special man- made features /特殊な人工特徴物 特殊な人工物はこれらの記号で示される。記号の定義は地図凡例中で示さ れる。 色:黒 4.6 Technical symbols /特殊記号 特殊記号は、O −マップだけでなく、すべての種類の地形図の基礎となるも のである。 601 Magnetic north line /磁北線 磁北線は磁北を指す地図上の線である。推奨される地図上の磁北線の間隔 は、1:15,000 の縮尺で500m に当たる、33.33mm である。他の縮尺の地図上 の磁北線の間隔は、きりのいい数字(例えば、50m 、100m 、250m 、 500m )で、地図上で20 〜40mm の間になる値が使われる。巨石、こぶ、岩 崖、水系の分岐、小径の終わりといった、小さな特徴にかかる場合、磁北 線を切ってもよい。水系がほとんどないような地域では、青線を使用して もよい。 色:黒(青) 602 Registration marks /トンボ 少なくとも3 つのトンボが、非対象的な位置で、地図の枠内に置かれる必要 がある。その上で、色合わせが可能となる。 色:印刷される全ての色 603 Spot height /標高点 標高点、高低差を大きく把握するために使われる。高さは四捨五入した メートルで示される。数字は北向き。水位はドットなしで示す。 色:黒 4.7 Overprinting symbols /コース記号 注:数値は、 1/15000 の縮尺の地 図でのmm を示して いる。 このセクションで は、図も1/15000 で 描かれている。 少なくともエリートクラスはコース図印刷をするべきである。 他のクラスについては、手書きでもよい。 コース記号のサイズは、縮尺1/15000 の地図の場合で示している。 1/10000 の地図のための記号のサイズは、1/15000 のものと同じ方がよい。 しかし、複数の年令の大会で1/10000 と1/15000 の両方の地図を使う場合、 1/10000 の地図の記号のサイズが、1/15000 の1.5 倍であってもよい。 701 Start /スタート スタート位置または(スタートでない場合の)地図置き場は、頂点が1 番 目のコントロールの方向を向いた、正三角形で表わされる。三角形の中心 は、スタート地点の正確な位置を示す。 色:紫 702 Control point /コントロール位置 コントロール位置は円で表わされる。円の中心は特徴物の正確な位置を示 す。重要な特徴を隠さないために、円の一部が欠けていてもよい。 色:紫 703 Control number /コントロール番号 コントロールの番号はコントロール位置の円の近くの、重要な特徴を覆い 隠さない場所に位置する。番号は北向き。 色:紫 704 Line /線 コントロールは正しく訪れる順番で、スタート、コントロール位置、ゴー ルはお互いに直線で結ばれる。重要な特徴を覆い隠さないために、線の一 部分が省略されてもよい。 色:紫 705 Marked route /誘導区間 誘導区間はは破線で示される。 色:紫 706 Finish /ゴール ゴールは二重の同心円で示される。 色:紫 707 Uncrossable boundary /横断禁止線 横切る事が許されていない境界線。 色:紫 708 Crossing point /横断カ所 壁や柵を通り抜けたり、道路や鉄道を横切ったり、トンネルや立入禁止地 域を通り抜けたりするための横断カ所は、2 本の外向きの曲線で地図上に 描かれる。 色:紫 709 Out- of- bounds area /立入禁止区域 立入禁止区域は、垂直の縦縞で表される。(記号528 参照) 道や川などの自然の境界がない場合には、以下の様に境界線が示される: - 実線 現地に連続して(ストリーマー等で)目印がつけられていて、境界 が示されている場合。 - 破線 現地に断続的に目印がつけられていて、境界が示されている場合。 - 縁線なし 現地に境界線を示す目印がつけられていない場合。 色:紫 710 Dangerous area /危険区域 競技者に危険が及ぶ区域は、クロスハッチで示される。 色:紫 711 Forbidden route /通行禁止ルート 通行禁止されているルートはバツ印で表わされる。 色:紫 712 First aid post /救護所 救護所の位置。 色:紫 713 Refreshment point /給水地点 コントロール位置以外の、給水地点の位置。 色:紫22 翻訳:島崎和彦(水篶刈) DTP :植原雅勝(水篶刈) 2000.11.13 島崎和彦(水篶刈):shima@orienteering.com 訳、用語についての問題点、その他アドバイス等は、 以下のアドレスまでご連絡下さい。 ※Ski- O 、マウンテンバイク- O 、トレイル- O 、パーク- O につきましては現在翻訳中です。