e-医療ジャーナリスト オギノテツヤ様NO20

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平成13年9月1日

こんにちは 次第に涼しい季節になりました。

さて 引き続き「弛めきる」簡単リハビリをご紹介し ます。

これは「フェルデンクライス」の訓練法の一部 です。 スポーツメンタルトレーニングを受ける時に習い覚 えたものです。

フェルデンクライスはサッカーをしているときに膝に 大けがをして医師から「生涯車椅子」と 宣告されま した。自分で治そうと決意して独自の体操を考えて やがて歩けるようになりました。その過程でのノウハ ウを体操法にしました。特 に「片麻痺改善」だけの ものというより身体全体 のバランスを正しくするもの と考えて下さい。
ですから一人で出来ますが、誰かと一緒にするとそ の人も元気になると思いますよ。

これはある意味で脊柱周りを弛める体操ともいえます。 手足は脳の末端である脊柱を通して動きの命令を受 けるわけですからこの部分が緊張していてはいくらリ ハビリをしても効果が高まりません。

彼はこれを自分で考案して実践したわけです。

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<足腰ねじり>

1.まず仰向けに寝ます。

2.両膝を立てます。

3.右足を左足の上に組むようにします。

4.右足の重みを自然に感じながらゆっくりと右に倒して いきます。この時息を吐きながらすると重みを感じる微 妙さが分かります。5回ほどします。

5.今度は反対の左側です。 自分の歪みが感じられるようになることが大切です。 自然に多くする側が分かるはずです。堅くなってい る部分を感じられた証拠です。

<両手合わせ>

1.まず仰向けに寝ます。

2.体の上で両手のひらを合わせます。出来るだけ肘は 伸ばしましょう。麻痺側は健側で補助します。

3.その手を合わせた形を崩さずに左右に交互に倒しま す。

4.右手のひらで左手のひらを押すようにして倒します。 地べたまで倒す必要はありません。倒すときにやはり息 をゆっくり吐きながらすることです。力が入りすぎるのが 防げます。左右5回ずつくらいが目安です。

麻痺の影響でどちらか(どちらも?)倒しにくいはずです。 それを感じることが大切です。左右対称を目指しましょう。 麻痺側に力が入らない場合は「そのつもり」でして下さい。

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「自分を感じる」ことは不思議にゆるみにつながるようです。 ゆるんでくると更に自分の歪みを感じることが出来るように なります。片麻痺の場合は必ずからだが歪んでいます。 そして健側ばかり使うためにその傾向はドンドン強くなって しまいます。

「歪みを感じられること」で姿勢にも普段の動作にも次第に 自分で気をつけるようになります。自分の身体を見つめ直 してみましょう。

「弛めきる」方法はまだ他にもあるかも知れません。ご存知 の方はお知らせ下さい。

(注)
以前確かこのコーナーで背骨に沿ってのオイルマッサージ をご紹介したことがあると記憶していますが、それも併用 されると一段と脳から手足への神経伝達が向上すると思 います。

では頑張って下さい。


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